白バイ
mame5hannommoto
DONETwitterに載せている白バイシリーズです。洋が女性と水族館に行く描写がありますが両者に恋愛感情はみじんもありません。
白バイ続き
昨夜のことを反芻しながら機嫌良く出勤したら、分隊長の木下に声をかけられ廊下の隅のほうに連れていかれた。分隊長は腕を組んで、なにやら思い悩んでいる。今日も忙しいから早くしてほしい。そう思いながら見ていると、ようやく口を開いた。
「水戸、おまえ付き合ってる人いないよな?」
その質問なら「まだいませんけど」としか答えようがない。付き合いたい人はいるが、それは聞かれていないから答える必要はない。
「これは隊長から副隊長、続いて中隊長から小隊長、そして分隊長であるオレに下りてきた提案なんだが」
隊長はもちろん第二交通機動隊のトップである。そんなところからの提案なんてほぼ命令に等しい。さきほどの質問からの流れを考えると、ろくなことではないだろうと察しが付く。
9324昨夜のことを反芻しながら機嫌良く出勤したら、分隊長の木下に声をかけられ廊下の隅のほうに連れていかれた。分隊長は腕を組んで、なにやら思い悩んでいる。今日も忙しいから早くしてほしい。そう思いながら見ていると、ようやく口を開いた。
「水戸、おまえ付き合ってる人いないよな?」
その質問なら「まだいませんけど」としか答えようがない。付き合いたい人はいるが、それは聞かれていないから答える必要はない。
「これは隊長から副隊長、続いて中隊長から小隊長、そして分隊長であるオレに下りてきた提案なんだが」
隊長はもちろん第二交通機動隊のトップである。そんなところからの提案なんてほぼ命令に等しい。さきほどの質問からの流れを考えると、ろくなことではないだろうと察しが付く。
すったまご
DOODLE【妄想フルスロットル】近衛ーズで白バイ隊員の格好をさせたらどうなるかな、って昨日ホンモンを見ながら思いついたネタ。
ナイトライダーズ(Knight Riders)という名前は某フォロ様命名。
【しょうがねーな、すったまの暴走に付き合ってやるよって言える方向け】 6
hydroxidestar
DONE再掲。※現パロぶぜまつ(白バイ隊員豊前くんと喫茶店マスター松井くんのお話)朝からいちゃいちゃラブラブしてます
いいふうふの日「よし、できた」
朝、八時。朝食の準備が整った。今朝のメニューは野菜ごろごろスープと厚切りトーストに目玉焼き。僕のおばあちゃんがよく作ってくれたメニューだったりする。おばあちゃんの味を忘れたくなくて、僕はたまにこうして作ることにしていた。
「あと、はちみつとバターを用意してと……」
食器を二人分用意していると、おはよう…と眠そうな声が聞こえてきた。僕はこの声の主が大好きだ。
「おはようございます、豊前さん。もう少し寝ててもよかったんですよ?」
「んん…まつのご飯食べたいから起きる……。あと、俺のことは豊前。さん、はいらない」
「は、はい…」
「敬語もなし……」
「善処します……」
後ろから抱き締められて、僕の体温は一気に上昇した。心臓もばくばくと早鐘を打っている。肩に豊前さんの息が当たっているのだ。僕の情緒がビッグバンしそうでこわい。
1847朝、八時。朝食の準備が整った。今朝のメニューは野菜ごろごろスープと厚切りトーストに目玉焼き。僕のおばあちゃんがよく作ってくれたメニューだったりする。おばあちゃんの味を忘れたくなくて、僕はたまにこうして作ることにしていた。
「あと、はちみつとバターを用意してと……」
食器を二人分用意していると、おはよう…と眠そうな声が聞こえてきた。僕はこの声の主が大好きだ。
「おはようございます、豊前さん。もう少し寝ててもよかったんですよ?」
「んん…まつのご飯食べたいから起きる……。あと、俺のことは豊前。さん、はいらない」
「は、はい…」
「敬語もなし……」
「善処します……」
後ろから抱き締められて、僕の体温は一気に上昇した。心臓もばくばくと早鐘を打っている。肩に豊前さんの息が当たっているのだ。僕の情緒がビッグバンしそうでこわい。
puniponi69
DOODLEしのみや殿のぽりすめん姿を描きたい欲が昂って殴り書きしました満足!機動隊とか白バイ隊員とかも素敵だけどベスト姿が見たかったのです…
雄っぱいとか手の丸(👌)とか白手袋とか、ちょっと「ここは欲しいよね!」とこだわったところを見て頂けて感無量ですありがとうございます…rt先での感想は吸わせて頂いてます…👀(不審者)
七海みなも
Reuse Halloween以前画像で上げた骨董屋さんのハロウィンSS🎃白バイ隊員の伊織と骨董屋二人のちょっとしたお話。
白バイ隊員の悪戯いつも通りの警邏。
いつも通りの休憩時間に、矢張りいつも通り相棒を放置して、俺は骨董屋へ向かった。
連続不審事故や餓鬼玉事件で世話になった骨董屋である。
何の因果か知らないが『はい、さようなら』と切れる縁ではなかったらしい。
否。
あの変わり者たちに進んで関わろうとしている自分も、多少いるのだが。
ただのオブジェと化している可哀想な軽自動車の隣に白バイを停め、見た目以上に重い引き戸を潜り店内へ踏み入る。
迎えてくれたのは白檀の香りと、普段は漂って来ない蓮華の匂い。
どうやら今日は『当たり』らしい。
広めなコンビニ程の店である、目的の場所は直ぐに現れた。
店の最奥。会計処の小机に向かって座る、二人の男性。
ジャージ姿の仏頂面と、蓮の浮く墨染めの着流しに身を包んだ麗人——店主のユウさんと従業員のアヤさんだ。
2054いつも通りの休憩時間に、矢張りいつも通り相棒を放置して、俺は骨董屋へ向かった。
連続不審事故や餓鬼玉事件で世話になった骨董屋である。
何の因果か知らないが『はい、さようなら』と切れる縁ではなかったらしい。
否。
あの変わり者たちに進んで関わろうとしている自分も、多少いるのだが。
ただのオブジェと化している可哀想な軽自動車の隣に白バイを停め、見た目以上に重い引き戸を潜り店内へ踏み入る。
迎えてくれたのは白檀の香りと、普段は漂って来ない蓮華の匂い。
どうやら今日は『当たり』らしい。
広めなコンビニ程の店である、目的の場所は直ぐに現れた。
店の最奥。会計処の小机に向かって座る、二人の男性。
ジャージ姿の仏頂面と、蓮の浮く墨染めの着流しに身を包んだ麗人——店主のユウさんと従業員のアヤさんだ。