【彰冬】半途而废（1）

他们来到美国才刚刚一个星期，东云彰人觉得好像已经过了半年。

刚下飞机的时候他对自己的英语水平一点信心都没有，没想到一个星期练习下来，也能独立完成一些日常的交流了。

——这还要多亏了冬弥的哥哥，让他们能够自由进出音乐学院。彰人觉得自己这一星期之内学到的东西比过去一年都要多。

“大家！我又找到一个日本来的留学生！”杏更是如鱼得水，短短几日已经比本校学生都要熟悉校园构造。

被杏拉着过来的学生背着小提琴包，看起来刚刚下课。

“初次见面，大家叫我齐藤就好。”齐藤有些局促地笑了笑，“很抱歉我不能和大家多待一会，下午要参加学校交响乐团的排练。”

“交响乐团？听起来好厉害啊！”心羽眼睛一亮，杏也被她的反应带动，激动地问：

いつか終わる仲良しごっこ｢まさかお忙しい仙舟の将軍様が星穹列車でただのんびりお喋りに花を咲かせているとは思いもしなかったなぁ。目の前にはボトルにグラスにアイスペール、おまけにこんな可愛い子を侍らせているものだから、この一角だけキャバクラか何かに見えてしまったよ！｣

｢本当にそう見えたのなら他の客の席へ勝手に入り込むようなマナー違反は慎むべきだったと思うのだが…カンパニーの社員教育がそういった当たり前の常識も教えないものだとは恐れ入った｣

ははは、という白々しい笑い声×2が星穹列車のパーティ車両に響く。
パーティ車両にいくつか並ぶラウンドソファの内の一つに座る、仙舟同盟の【帝弓七天将】が一人と、スターピースカンパニーの高級幹部【十の石心】が一人。