純喫茶
ふしんしゃ2
CAN’T MAKE大正風パロのネロシノ♀。純喫茶の主人(マスター)のネロ×元カフェーの女給シノ♀。
世界観が大正ベースのため、カフェーが現在の定義するカフェと全く意味が異なっております。最初の方は接待のためシノ♀のふるまいや口調がだいぶしおらしいですが、途中で通常運転に戻りますのでご了承ください。 8
hoshikuzu8499
INFO4月16日より「純喫茶AKAREN」Webアンソロジーを公開いたします。メインコンテンツは小説です。
少しずつ皆様からいただいた小説をUPして参ります💕
Webアンソロジーに小説載せてみたいな!という方はポイピク内「Webアンソロ投稿要項」をご覧くださいませ。皆様の愛の詰まった猗窩煉小説お待ち致しております✨
えんぞ
MEMO背の高い純喫茶のマスターはあの人です。マスターは語る ロイヤルブレンドを好む背の高いお客さんはそこそこの常連です。読書がお好きなので、空いていれば窓辺の席で過ごしていました。ある日、小柄な男性が降り出した雨に慌てて入店されて、窓辺のお客さんは本から顔を上げて目で追いました。珍しいことです。やや目つきの鋭い小柄なお客さんがカウンターに落ち着き、セイロンティーを少し変わった持ち方でお飲みになっていると、窓辺のお客さんが立ち上がり歩み寄りました。それが、ビルの隙間に埋もれそうな私の喫茶店での彼らの出会いです
彼らは待ち合わせや休憩に何度も来店し、会話を弾ませるわけではありませんが親密さを濃くしていきました。そう、熟成させた豆のように。
半年ほど経った頃でしょうか。エルヴィンさんは緊張した面持ちでリヴァイさんを待っています(失礼ながら会話の端々でお名前を知りました)。たまにジャケットのポケットから取り出した小さな箱を見つめていましたが、カランとドアベルが鳴ると慌てて隠します。
469彼らは待ち合わせや休憩に何度も来店し、会話を弾ませるわけではありませんが親密さを濃くしていきました。そう、熟成させた豆のように。
半年ほど経った頃でしょうか。エルヴィンさんは緊張した面持ちでリヴァイさんを待っています(失礼ながら会話の端々でお名前を知りました)。たまにジャケットのポケットから取り出した小さな箱を見つめていましたが、カランとドアベルが鳴ると慌てて隠します。