純文学
藍(lhk_wyb)
DONE曦澄、真ん中バースデーおめでとう💙💜【現代AU】
・純文学作家 曦臣
・サラリーマン 江澄
※ナチュラルに同棲している二人
※曦澄がそれぞれモブと会話してます。
coeur rouge「先輩が学生の頃って、どんなことが流行ってましたか?」
仕事中の雑談で、江澄と同じチームの女性の後輩が江澄に話題を振ったのがきっかけだった。
ここで出ている流行りというのは、一般的な流行ではなく『いわゆる恋人同士になったらみんなやっていたこと』だ。
「俺はそういうのに疎かったから同年代の奴らがどんなことをしていたかはよくわからん。そういうお前の頃は何が流行っていたんだ?」
江澄は面倒になって、話を振ってきた後輩に話を戻した。
「私の頃ですか?そうですね、真ん中バースデーが少し流行ってましたね。」
初めて聞く単語に、江澄はその単語を鸚鵡返しした。
「真ん中バースデー?」
江澄の思いの外素っ頓狂な返事に、気をよくした後輩は真ん中バースデーの説明をしてくれた。
4058仕事中の雑談で、江澄と同じチームの女性の後輩が江澄に話題を振ったのがきっかけだった。
ここで出ている流行りというのは、一般的な流行ではなく『いわゆる恋人同士になったらみんなやっていたこと』だ。
「俺はそういうのに疎かったから同年代の奴らがどんなことをしていたかはよくわからん。そういうお前の頃は何が流行っていたんだ?」
江澄は面倒になって、話を振ってきた後輩に話を戻した。
「私の頃ですか?そうですね、真ん中バースデーが少し流行ってましたね。」
初めて聞く単語に、江澄はその単語を鸚鵡返しした。
「真ん中バースデー?」
江澄の思いの外素っ頓狂な返事に、気をよくした後輩は真ん中バースデーの説明をしてくれた。
enokoro_TRPG
MEMO真鶴冬樹の書きかけ文体はリズム重視で柔らかめ、ポエムとか私小説から始まってミステリもたまに挑戦してる。純文学も恋愛も同じくらいわかんない。
本を読まなすぎる。兄に近付きたくてミステリを読む。
窓から見える空は白い。遠くのほうで木が揺れる。チョークが黒板を滑り、教科書を捲る音が連鎖する。私は待つ。時計の針が一歩ずつ進み、また戻ってきて、私を解放するのを待っている。教師の言葉は聞こえない。どこかから響く足音も耳に入らない。私はただひたすら待つ。そしてとうとう時間が止まった。しんと静まり返る教室にファンファーレが鳴り、世界がもう一度動き出す。私は静かに鞄を手に取った。あの場所まで歩く。早く早くと急かされてもつれそうになる足が、羽に変われば良いと思う。扉を開くと君がいる。君はずっとここにいる。一人で本を読んでいる。
ここからどうしよ
はらへったな
誰かになんかもらうか
(てか、日常を文字に起こすってこんなんであってんのかな……)
321ここからどうしよ
はらへったな
誰かになんかもらうか
(てか、日常を文字に起こすってこんなんであってんのかな……)
be_cocoon
DOODLE創作キャラの不純文学パロです。パロできてるか怪しい 大学へ向かっていると、二人に増えた園崎樹と鉢合わせた。朝起きたらこの状態だったのだという。さすがに揃って大学へ行くと周りが混乱するだろうと思い、私はジャンケンで負けた方と講義へ出席する。
肉体が二つあるというのは便利だ。樹はそれを駆使し、一方が課題をやっている間はもう片方が漫画を読むなど、器用に立ち回るようになった。記憶は別々だが性格や感性は全く同じようで、私が単行本を貸すと必ず同じところで笑っていた。私はアホ毛の向きで二人の樹を判別し、名前と苗字で呼び分ける。そのうちに私は園崎の方と恋愛関係になり、園崎樹との恋人と腐れ縁の幼馴染みという両方の関係を手に入れる。
園崎樹との関係を永らく決めかねていた私はこの状態に満足していたが、都合の良い展開はそう長くは続かなかった。季節が一周した頃、園崎と樹の住むアパートが全焼し、部屋からは死体が発見されたのだ。アホ毛は燃えて見分けが付かなかったが、見つかった死体は一つだけだった。それだけを希望に、私は行方不明になったもう一体を探す。
594肉体が二つあるというのは便利だ。樹はそれを駆使し、一方が課題をやっている間はもう片方が漫画を読むなど、器用に立ち回るようになった。記憶は別々だが性格や感性は全く同じようで、私が単行本を貸すと必ず同じところで笑っていた。私はアホ毛の向きで二人の樹を判別し、名前と苗字で呼び分ける。そのうちに私は園崎の方と恋愛関係になり、園崎樹との恋人と腐れ縁の幼馴染みという両方の関係を手に入れる。
園崎樹との関係を永らく決めかねていた私はこの状態に満足していたが、都合の良い展開はそう長くは続かなかった。季節が一周した頃、園崎と樹の住むアパートが全焼し、部屋からは死体が発見されたのだ。アホ毛は燃えて見分けが付かなかったが、見つかった死体は一つだけだった。それだけを希望に、私は行方不明になったもう一体を探す。