【LC】银枪Chap 1

敌国的皇子来到了王城。
女王听闻此事时刚刚回到寝殿，侍女为她戴上璀璨而沉重的王冠。
“已经到了？”
女王换下刚才在马场弄脏的骑装，手指随意滑过侍女们呈上的一排礼服，选中了一件张扬的巴洛克长裙。
负责秉传的侍从垂着头。“是的。现在他就在大殿。”
女王莫名笑了一声，但那笑容一瞬便无迹可寻。她起身越步离开寝宫，手中握着一把银色的长枪，枪尖照在日光下，闪过一轮耀眼的寒光。
“走吧。去瞧瞧。”

鲁路修端坐在大殿正中，周围满是群臣的窃窃私语。
“这就是敌国那个刚成年的小皇子吗？听说倒是很有谋略的……可惜了。”
“……都到了这里了，还说什么可惜不可惜？女王的性格你是知道的……明天断头台要是有热闹看，一定记得叫我。”

正月小説1月4日、世間のサラリーマンやOLが正月休みを終え、仕事を始めた日に私はようやく仕事を終え正月休みを始めることができた。非常に残念なことにニューイヤーパーティーで薬物が使われることがあるようで、今年の年越しは盛り上がるパーティーに冷や水をかけているうちに終わってしまった。それから犯人の聴取やら報告書の作成やらで初日の出を庁舎の窓から眺め、いまだ初夢が見えるほどには睡眠がとれていない。それでもなんとか明日の午前休をもらい決して早いとは言えない時間に帰宅した。事件が起こったのは風呂に入る気力も食事をとる気力もないままにこれまた夢を見ることもなく熟睡した次の日の朝のことだった。

「う、うさ耳が生えてる…」

砂糖漬け心もよう「――時計が欲しいです」

　特に必要なかった朝食を食べるようになって、洗面所に自分の使わない日用品が増えてきて、家テリトリーに自分以外の人の気配が当たり前になったと気付いたのが最近のこと。持ち込まれたものは元より彼女の所持品ばかり。正式に一緒に暮らす約束を交わしたのが先日のことで（仕事柄なるべくになってしまうけど）、記念と言うには仰々しいが、一つの区切りとしてこの家に腰据える彼女へ何かを贈りたいと思ったのだ。
　何か欲しいものはあるかと尋ねてみれば、玲はすごく真面目な表情で、真面目なものを所望した。

「その腕時計、両親から祝いで貰ったお気に入りって言ってなかった」
　嫌な予感を抱えつつ白々しい疑問を投げかければ、玲はきょとりと目を瞬かせてから首を横に振る。