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    Fringe_Weaver

    DONENTストーリー後、元の世界に戻る前のWoLヤシュ
    お互いに誰にも話さなかった心の内を知り、輪廻の中で本当に大切にしたいものを信じる話。

    注意点
    ・ヤ・シュトラがディシディア界に来たのは蒼天時期(エイシェント・テレポ)説が濃厚ですが紅蓮の話も普通に出てきます
    ・弊ヤシュはアラサー
    ・ゼノスがディシディア界に来たばかり
    ・14ヒカセンはひろし

    前半WoL、後半ヤ・シュトラ視点
    光明いつか忘れてしまっても
    それは確かにここに在った

























    「ま、今日はこんなもんだろ」


    最後のイミテーションに止めを刺したノクティスがやや気怠そうにそう呟いた。神竜を撃退した後も、我々は変わらずエネルギーを生み出す為にスピリタスの戦士、そして未だ残るイミテーションを相手に闘争を続けていた。以前とは異なり、我々が生み出したエネルギーは無駄になることなくこの地に注がれているらしい。そして2柱の神曰く、この繰り返す闘争の日々に終わりが訪れるその時には、各々の前にクリスタルが現れると告げられた。
    身体の疲労が大きくなってきた頃、ノクトの切り上げに私とセシルも同意し、マーテリアのもとに戻ることにした。拠点に到着すると、何やら既に帰っていた他の仲間たちが騒然としていた様子だった。それを見て穏やかでは無い状況を察したセシルが先に口を開いた。
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    MOURNING⭐︎誰がなんと言おうと 伊食満 ⭐︎

    ・留三郎の体調不良
    ・文ちゃんに弱音吐く留三郎
    ・元気で愛い用具委員会と保健委員会

    後味悪く感じるかもしれませんが、『二人だけが知っている』読んでもらえたらなんとなく謎が解決します!

    ⚠︎この前挙げた小説『二人だけが知っている』のボツシーンです。読んでた方が状況がわかるのと、微妙にネタバレです。読んでなくても分かるので、体不好き集まれ〜!!!!
    抱きしめて「食満先輩、無理をしてませんか」

     そんな中、中庭で用具の修補の仕事を行なっている留三郎を見かけて、母屋の廊下で思わず立ち止まっていた俺に声をかけたのは、鉢屋三郎だった。

    「わかるのか、鉢屋」
    「いやー、伊作先輩が帰ってきてないことを知った上で複合的に見ると、少しぎこちなく見える、程度としか。俺は変装するために人の動きとか癖だとかをよく見てるから気がつくだけで、他の五年は全く分かっていないでしょうよ」

     あの人、こんなに嘘つきだったんですね。と鉢屋は言って、俺と揃って留三郎に視線を向ける。

    「……ねぇ、気が付いていますか。潮江先輩」
    「何がだ」
    「いやねえ、食満先輩の話題を振ったら気がつくんじゃないかとそう思って話しかけたんですけど」
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