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    Rahen_0323

    DONE視界不良カキツバタその6です!大分駆け抜けてしまいましたが一旦完結でございます!
    捏造妄想自己解釈過多。特定のキャラに若干厳しいシーン有り。シリーズ的なものなので「閉じた世界」の1〜5を先に読むことをオススメします。
    まだ色々と書きたいシーンがあるのでそのうち番外編という名の補完話を書くと思われます。ですが一旦完結です。お付き合い頂きありがとうございました!また別のお話でお会いしましょう!
    閉じた世界 6ゼイユとハッサク先生と一緒に病室で落ち着かずに待っていると、やがてノックの音が響いた。
    「失礼する」
    「おーす」
    「ツバっさん!」
    「カキツバタ。案外早かったわね」
    「お疲れ様ですよ。シャガさん、カキツバタくん」
    やって来たのは、思った通りあの不器用な祖父と孫だった。僕は直ぐ様椅子から立ち上がってツバっさんの補助に向かう。躊躇いなく乗り換えられたお祖父さんはちょっとショックを受けていた。あ、なんかごめんなさい。
    とはいえシャガさんは少し空気が緩んでいて、ツバっさんも気まずそうだけど若干顔色が良くなっていて。

    仲直り、出来たのかな?

    そうホッと息を吐いた。
    「おや、他の患者達は」
    「皆さん『そこまで症状が重いワケでもないから』と、それぞれ出掛けました。中には今日退院予定だった方も居たようで」
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    Rahen_0323

    MAIKING記憶喪失になるカキツバタの話その2です。と言っても今回もほぼ導入。長編書きの本領を発揮しつつある。
    捏造妄想自己解釈過多。未来if要素もあります。なんでも許せる方向け。一話目である「残花を手に」から読むことをオススメします。
    cpのつもりは一切ありません。クソデカ感情です。この流れだと今後更にどんどんデカくなりそうだな……
    残花を手に 2パラドックスポケモンの調査。それは半分成功で、半分失敗に終わった。
    事前に確認されていた全種類の捕獲が完了して、また新たに湧かない、見つからないとも言い切れないが原因究明は進むだろうと先生達は言っていて。
    しかし、テラリウムドームどころかエリアゼロでさえ一切観測されていなかった謎のポケモンにより、カキツバタが倒れてしまったのだ。
    俺を庇った所為で、と罪悪感に支配される暇無く、俺は学園直属の研究員達に聞き取りの協力を頼まれて、答えられることは全て答えた。

    「テラパゴスのような謎のポケモン?」
    「姿も大きさもよく見えなかった?しかしあの時は吹雪いていなかったよ?」
    「強い光か……調べたところ、そのタイミングだけカキツバタくんのスマホの動画も監視カメラの映像も不具合が起きていたようだが」
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    Rahen_0323

    MAIKING記憶喪失になるカキツバタ、を書こうとした導入です。導入なのに長くなってしまった。早く記憶失ってくれ。
    捏造妄想自己解釈過多、未来if要素も含まれます。なんでも許せる方向け。
    ポケモンのゲットとかそういうのが伴ってもポケモンの調査はポケモンの為でもあるから、頼んでくる相手とか状況にもよるかもしれないけどこの子達は大概普通に引き受けそうだなあ、と思った(本文の補足)。
    残花を手にあの酷く眩しくも黒い日々が過ぎ去って、ブルーベリー学園の皆が進級・卒業してから暫く。
    休学していたのもあり単位がギリギリだったもののなんとか二年生になった俺、ブルベリーグ暫定二位のスグリと、なんだかんだグダグダ言いながら漸く三年生へ昇った現チャンピオン、カキツバタは、二人テラリウムドームのポーラエリアに来ていた。
    「はーっ、ダリィよおーかったりぃよおー」
    「文句言うなリーグ部長。仕事サボってたツケが回っただけだべ」
    腹立たしくも少し誇らしいことに、この男は俺に負けてから多少は爪を研ぐことを思い出せたようで。前チャンピオンである交換留学生、ハルトが去った後正式にチャンピオンに戻り、皆の進言もあってブルベリーグに復帰出来た俺を実力で叩きのめした。現在戦績は三対七くらいの割合でカキツバタが勝っていて、俺はランク二位に甘んじる他無くなった。
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