【零凛|R】Eros-视线“说起来，哥哥更喜欢哪个方面呢？”

“诶？”

朔间零放下手里的报纸，自己的恋人兼弟弟正趴在他的胸前，一脸认真地看着他。对方的问题没头没尾，让人不知道如何回答。朔间凛月看着零迷茫的表情，一边开口解释一边依次竖起食指和中指在他眼前晃了晃。

“‘支配’和‘施虐’，更喜欢哪一边？”

“嗯……嗯——？！”
“等……怎么突然问起这个？”

虽说已经开始慢慢习惯于做爱时的sm关系，突然被问到这个还是有点措手不及。朔间零的脸瞬间红了起来，支支吾吾地答不上来，反倒是自己的sub一脸悠然淡定。

“也没有突然……就是想问了而已……”
“所以答案呢？”

朔间家的眼睛好像总是带着一种莫名的引力，让人一旦对上就挪不开目光——就算是对同为“朔间”的兄弟也是一样。朔间凛月自己也许并不知道，他的眼睛对恋人来说有多大的威力，就好像此时此刻那双红色的眼睛只是这样专注地看着他，轻易就击垮了朔间零的防线。

身の上台本

はじめましての方ははじめまして。フレンドの皆様、いつもお世話になってます。

ご紹介にあずかりました、ジョーナ・ドレッドノートです。名前を呼ばれるのがこそばゆいので、よければヒカチャンと呼んでください。

それでは「語り」に参りましょう。ヒカチャンは現在、冒険者、そして英雄として気ままに世界を駆け回り、毎日を幸せに暮らしています。

そんなヒカチャンが冒険者になるまでと、その後を少しお話させていただければと思います。

彼の生まれは緑豊かなクルザス東部低地。プレイヤーは立ち寄れませんが、わかりやすく言うとFL砕氷戦のフィールドの近くです。

小作農の夫婦のもとに生まれ、裕福ではありませんが、とても幸せに育ちました。

出奔魔術師閑話　とあるロマンス作家の激震　小説。それは誰もが手軽に自らの妄想を紡ぐ最適かつ最高の手段である……。
　セレスト・コルケット、デビュー作　「鮮烈なる緋狼」後書きより。
　
　
　ロマンス小説。それは世の女性の間を席巻している小説のジャンルである。
　製紙技術と印刷技術の向上により、市井に本が出回るようになったのは私イヴェット・コルボーンが世に生まれるほんの少し前の話だ。父も母も生粋の読書好きで幼い頃には既に身近に本がある生活を送っていた私が本の虫になるのは当たり前の事だったと思う。
　そんな私の一番好きな小説がロマンス小説だ。
　冒険活劇を加えたもの、ドロドロした不倫に身分差の恋物語。どれもこれも夢一杯な世界が広がっていて読むだけでドキドキワクワクする。