鶯丸
晴(嘉晴)
DOODLE大包平さんが修行に出たときに鶯丸さんを近侍にしてたので、突発的思いついたネタ的なものを書き始めては放置して、そして思いだしたから切りの良いところまで書いたやつです。ナレーションは女審神者視点、恋愛要素は一応ない(が受け取り方は自由)。校正は適当です。 1029あかさん
CAN’T MAKE鶯丸が死にかけた時の話。死なない。カプ話では無いです🤔【注】オリジナル設定や別個体とか色々出てくるんで注意してください。
お茶一つ。(大)「重傷ー!!」
本丸に帰還した第一部隊、その隊長の声で皆が一斉に出陣ゲートへ向かった。中傷者も多いらしく、あちこちで担架や肩を貸すようにと走り回っていた。
「お、大包平様こちらへ!!」
平野が俺を見つけると当時に大声で呼んだ。駆けつけるとそこには酷い傷を受けた鶯丸の姿があった。
「すぐ手入れ部屋へ運ぶ!」
無気力な身体を抱え上げ、手入れ部屋へ急いだ。
鶯丸が手入れを終えてから数日が経った。手入れ後の鶯丸の身体は特別な異常が見られる訳もなく、呪いやその類のものが取り憑いていることも無かった。
ただ、目を覚まさなかった。いくら呼ぼうと、揺らそうとピクリともしない。息もあり、今も尚脈打つ心臓もあるが、そこには死の香りがあった。今は薬研や政府の助けとあり、栄養が途絶えないよう処置をされているが気が気ではない。
2038本丸に帰還した第一部隊、その隊長の声で皆が一斉に出陣ゲートへ向かった。中傷者も多いらしく、あちこちで担架や肩を貸すようにと走り回っていた。
「お、大包平様こちらへ!!」
平野が俺を見つけると当時に大声で呼んだ。駆けつけるとそこには酷い傷を受けた鶯丸の姿があった。
「すぐ手入れ部屋へ運ぶ!」
無気力な身体を抱え上げ、手入れ部屋へ急いだ。
鶯丸が手入れを終えてから数日が経った。手入れ後の鶯丸の身体は特別な異常が見られる訳もなく、呪いやその類のものが取り憑いていることも無かった。
ただ、目を覚まさなかった。いくら呼ぼうと、揺らそうとピクリともしない。息もあり、今も尚脈打つ心臓もあるが、そこには死の香りがあった。今は薬研や政府の助けとあり、栄養が途絶えないよう処置をされているが気が気ではない。
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PROGRESS本日のモチベ上げペン入れ 鶯丸に対しては大包平の方が割と厳しめで(身内意識ゆえ)、鶴丸の方が甘そう(というか他人事なので好きにさせてる)(本人に特にその意識はない)という個人的イメージHoopono41030595
TRAININGおおうぐ書きました。J隊パロです。潜水艦艦長の大包平2佐と副長(副艦長)鶯丸2佐です。
いちゃいちゃはしませんでしたけど、深いところでつながる二人です。
【おおうぐ】深海の音【J隊パロ】狭く薄暗い室内。複数の人間がいるとは思えないほどの、静かな空間に時折小さく電子音が響く。
「前方11時の方角、確認中……」
静かで穏やかな声に、数名の人間がそちらに意識を集中させた。
深い海の底である。鶯丸は潜水艦のソーナールームでヘッドフォンから聞こえるわずかな音に集中していた。遠くから聞こえる海鳴りのような音にわずかに雑音が混じり、眼前のモニターに波形の乱れが生じる。
(これは……クジラかな……)
少しだけ緊張の糸をほどいたところに、キィっという耳障りな金属音が聞こえた。
「やはりここにいたのか鶯丸。お前の持ち場はここじゃないだろう」
扉があくと同時に、これまた穏やかな声が聞こえ、鶯丸はヘッドフォンをゆっくりと頭からはずした。
1512「前方11時の方角、確認中……」
静かで穏やかな声に、数名の人間がそちらに意識を集中させた。
深い海の底である。鶯丸は潜水艦のソーナールームでヘッドフォンから聞こえるわずかな音に集中していた。遠くから聞こえる海鳴りのような音にわずかに雑音が混じり、眼前のモニターに波形の乱れが生じる。
(これは……クジラかな……)
少しだけ緊張の糸をほどいたところに、キィっという耳障りな金属音が聞こえた。
「やはりここにいたのか鶯丸。お前の持ち場はここじゃないだろう」
扉があくと同時に、これまた穏やかな声が聞こえ、鶯丸はヘッドフォンをゆっくりと頭からはずした。