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    💦

    shinokoko

    PROGRESSかの有名な元フリーホラーゲーム ibパロ二初の続き です
    かけたところから追加しております!
    想定より時間かかって終わってないです💦 すみません

     ⚠️注意⚠️
     “個性”無し世界(キャラの独自設定あり)
     年齢操作あり
     諸事情により、後々作中に既存キャラの名前(勝手に命名)が出てきます
     パロに合わせるための原作ゲームの内容・キャラ設定改変

     諸々、なんでも許せる方向けです!
    Aの肖像 新たに合流した少年、アキラはなんとも不思議な雰囲気を持っていた。短く刈られた白い髪や十歳と言う年齢にしては上背もあり体格も良い。スポーツを嗜んでいるか外を元気に走り回るヤンチャのようにも見える。しかし血のように深い赤色の瞳はキラキラと輝いているようにも、老成しているようにも見える。しかし全体的には子どもらしく、会話も行動も思いつくままなところがあった。
    「与一の薔薇は、赤いんだな」
     与一に懐いたようで、手を繋いで歩きながらアキラが言った。
    「そうだね。アキラくんの薔薇は……」
    「黄色!」
     少しだけ嬉しそうに語尾が上がるのが自慢げで可愛らしい。
    「駆藤のは青い薔薇なんだな」
     前を歩く駆藤の手元を見ながらアキラが言った。
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    n_05060812

    DONE初悠アキです!久しぶりのちゃんとした文章なので変なとこあったらすみません😭

    ほんとにお気持ち程度ですがバレンタイン要素も入ってます💦この2人がイチャイチャする話をホワイトデーにまた書き直そうかと思ってます!良かったら!
    ほんともうお姉ちゃんてば! 「𝐂𝐋𝐎𝐒𝐄」の看板をかけ、冷たい風がびゅーびゅーとふきぬける外から扉をくぐり抜けると、ビデオ屋の暖かい空気がアキラの身体をつつんでくれる。だがそれに反して本人のため息は止まらぬ一方だった。寡黙な美人が物憂げそうにため息をつくその姿に、心が揺らぐものも少なからずいるのではないかと妹ながらにリンはそう思う。

     はじめに言っておくがお姉ちゃんはこう見えて生物学上、紛うことなき女の子だ。こう見えてというのも別に女の子らしくないという訳では断じてないのだが。
     あれは、2人で真相を突き止め、先生の汚名を晴らすためこの道を進むと決めたあの日。私が必死に止めた苦労も虚しく、お姉ちゃんは綺麗に伸ばしていた髪の毛をそこら辺にいる男の子と同じ様にばっさりと切ってしまった。それにお姉ちゃんは元々スラッとした長い足に、無駄な脂肪も一切ない細身な身体をしており、髪を切ってからというものお姉ちゃんのことを兄と間違える者も少なくはなかった。
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