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🥗/swr
DONE※性的な要素を連想させる描写(ごく軽度)『揺らぎ』
ダークソウル3 ロザレオ
普段通りに捧げ物しに行ったレオナールに普段と違うことが起きる話(2024/04/08)
※2024/04/14 後半を加筆修正
揺らぎ 寝台の前にある篝火が小さくはぜる。それは篝火を寄る辺とする不死が、その火を頼りに渡り歩いてきた印だ。
ゆらめいた火から現れた足が、すとんと床につく。篝火から現れたのは、「薬指」の二つ名を持つ不死――レオナールだった。
ここへは幾度やって来ただろうか。その回数など最早覚えてはいなかったが、やることは一つである。彼は「指」としての務めを果たしに、ロザリアの元へと訪れたのだった。
生まれ変わりの母、ロザリア。深みの聖堂の、通路らしい通路のない奥まった一室に彼女はいる。
レオナールは寝台近くへと歩み寄った。ロザリアは相変わらずで、現れたレオナールに対しても反応はしなかった。何も言わず、寝台の上で虚ろに座り込んでいる。だがそれが彼女というものなので、レオナールは特に気にすることはなかった。
7625ゆらめいた火から現れた足が、すとんと床につく。篝火から現れたのは、「薬指」の二つ名を持つ不死――レオナールだった。
ここへは幾度やって来ただろうか。その回数など最早覚えてはいなかったが、やることは一つである。彼は「指」としての務めを果たしに、ロザリアの元へと訪れたのだった。
生まれ変わりの母、ロザリア。深みの聖堂の、通路らしい通路のない奥まった一室に彼女はいる。
レオナールは寝台近くへと歩み寄った。ロザリアは相変わらずで、現れたレオナールに対しても反応はしなかった。何も言わず、寝台の上で虚ろに座り込んでいる。だがそれが彼女というものなので、レオナールは特に気にすることはなかった。
SKR
DOODLEラーヒュン ワンライ 「くしゃみ」 2024.04.08. なりゆきで同じ職場なので、三人はわりと頻繁に昼食を共にしていた。ここも、よく来る大衆食堂だ。
ポップの口が、ふえ、と緩んだ次の瞬間。
「……っぶしゅんっ!」
向かいの席に座るヒュンケルとラーハルトは、瞬時に上体を大きく横に傾けて飛んでくる唾を避けた。さすがの敏捷性だ。
「くしゃみは手で押さえろ」
というヒュンケルの顰蹙はもっともだけれど。
「ごめんごめん。今のは間に合わなかったんだ」
ポップは、てへへと後頭部を掻いた。幸い、卓上の料理はすでに腹に収めていたので被害を受けなかったのだが。
「とめろ。くしゃみくらい」
ラーハルトは不快を隠さずに苦言を呈してきた。
「ムリだろ、生理現象なんだしよ」
ポップの反論を聞いて、戦士二人はしばし黙り込んだ。
1324ポップの口が、ふえ、と緩んだ次の瞬間。
「……っぶしゅんっ!」
向かいの席に座るヒュンケルとラーハルトは、瞬時に上体を大きく横に傾けて飛んでくる唾を避けた。さすがの敏捷性だ。
「くしゃみは手で押さえろ」
というヒュンケルの顰蹙はもっともだけれど。
「ごめんごめん。今のは間に合わなかったんだ」
ポップは、てへへと後頭部を掻いた。幸い、卓上の料理はすでに腹に収めていたので被害を受けなかったのだが。
「とめろ。くしゃみくらい」
ラーハルトは不快を隠さずに苦言を呈してきた。
「ムリだろ、生理現象なんだしよ」
ポップの反論を聞いて、戦士二人はしばし黙り込んだ。
はすみ
MEMO🌸24/04/08今後のイラストについてです。
▼更新24/04/08
【パスワード】
「未公開の林檎3」奥付に描いた『()内の記号を抜いた数字のみ』『蝶の標本の額縁の数』『下にある箱に入ったかぼちゃの数』『リンゴレンジャーの数』並べて半角で記入して下さい。パスワード・ヒント・本文の掲載はご遠慮下さい。 810
46pyou
PROGRESS20240405.06.07.08.10.14.16続ヒバツナ原稿進捗
17日にあと5.5ページ本文終わらす…18日は表紙描いて入稿したい……
表紙の案まだないんだけど……ヒン…… 7