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    104

    猫の助

    INFO此方の作品と、ヘンリックと言う男、プロローグ アリアンナ(タイトルを少女から女性そして…に変更)
    を加筆し1冊に纏めて今回の夏コミC104で新刊発行します。
    ◯アリアンナとアデーラの例のイベントがどうして起こったか?アデーラが潔癖&血の聖女でもちょっとな…と自分なりに考えて見てサラッと書きました。
    テンション上げるために、ガラスの仮面読んでた影響かちょっとノリがそれっぽく見えたらすみません(汗)此方も色々考えて最後の締め部分をぼかしてます。此方のポイピクにはサンプルとして残します。
    妄執たる血の聖女あの日、狩人様から安全なオドン教会へ行くように言われ1日が経った。

    着いた時には人が数人居た事に驚いたが
    希望も有った。

    ここは本当に安全なのだ。
    少なくとも今は。

    ならば血の聖女として皆様に施しと希望を与えなければ行けない。
    幼い頃血の聖女として選ばれたアデーラは
    特殊な血の実験と聖女としての振る舞いを叩き込まれた。
    血の医療の権力が強いこの街では
    血の聖女の振る舞いは街の人間に取って高貴で崇高に映らなければいけない。

    血の聖女に選ばれた事に誇りを持て。
    血に汚されるな。
    おのが痛みや感情等余計なものはもつな。

    ただ街の人間の希望たれ。
    血の医療協会の為に。
    人並みに初恋も有ったが知られてはいけなかった。
    他の聖女候補が恋に落ち人並みの幸せを得ようとしたが、血の秘密を…協会の禁忌が洩れる事を恐れた者達が二人を殺した。
    1125

    猫の助

    INFO冬コミ103で出したブラッドボーンの小説のショートストーリー。小さい女の子のプロローグです。

    ※※夏コミ C104(初日)に受かりましたので、
    ◯プロローグ アリアンナを、少女から女性そして…に変更
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女
    上記の3点を加筆し1冊の本に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4で新刊として出します。

    上記の理由によりポイピクでこの作品の更新はストップ致しますが、プロローグ アリアンナだけはこの話単品のみでも読んで頂けますが、ヘンリックという男、妄執たる血の聖女は単品では読みきれませんのでご注意下さい。
    サンプルとしてお読み頂けましたらして幸いです。
    小さい女の子プロローグ アリアンナ



    パチ…パチパチッ…

    暖炉の薪が音をたてている。

    ずっと雪に覆われたお城
    綺麗だけどよく消えちゃうお姉さん達
    おじいちゃまのお顔をした鳥の様な人達
    何時も床磨きをしているお掃除のおじいちゃん達
    変な兜を被ったお兄ちゃん達


    物心が付いた時から周りに居る皆は優しかった。
    (お外に居る大きいお腹の虫は苦手だけど)


    暖かいお部屋
    ふかふかのベット
    優しいお母さま
    ちょっと怖いお父さま

    だけど幸せだった。

    お父さまは怒るとちょっぴり怖いけれど、大きな手で頭を撫でてくれるのが大好きだった。
    お母さまは好き嫌いをするとお父さまより怖いときが有ったけど、寝る前に抱っこをして色々なお話をしてくれるとふわふわ温かくて気持ちよくて…幸せだった。
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    srzw_kanna

    MENU7/22-23開催予定のWebオンリーにて出す予定の新刊冒頭部分です。
    高専三年、何もかも嫌になった夏油が「もう嫌だ!!!現実逃避したい!!!猫ちゃんになりたい!!!」と思ったら、ご都合呪霊の力で本当に猫ちゃんになってしまう話です。
    全編夏油目線の悟硝本。8割シリアス、2割ほのぼの、悟→(←)硝1割位。ハピエンです。
    🛁さんに委託。文庫で104P、900円+税です。
    【新刊サンプル】猫になりたい一、天内理子と夏油傑

    「ハナちゃん、今日もふわふわだね! かわいい〜♡」
     耳馴染みがある、けれど長らく正面からは聞いていない声に気付いて、傑はそっと踵を返した。一瞬だけ、廊下の窓越しに硝子と視線が合ったが、少し呆れたように目を逸らされた。気付かれる前にと、足早にその場を立ち去る。悪夢のような夏からおよそ一年が経った。元・星漿体の少女に合わせる顔は、未だ見つけられていない。
     遠目に伺った理子の顔には、大きな銃創が残っている。大分薄くなってきたとはいえ、こめかみから唇の脇にまで走るそれはとても痛々しい。傷痕は天内理子が怪物の魔の手を逃れた証であり、間一髪で五条悟が介入した成果であり、夏油傑が己の責務を果たせなかった悪果である。
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