12月
potatosakana
PAST【WEB公開】昨年12月のガタケで頒布した相相コピー本
『愛を知らなかった僕たちは。』
本日よりポイピクにて公開します
お手に取ってくださった皆さま、本当にありがとうございました!
ちょっと不完全燃焼な部分もありますが、そのまま再録しててご容赦ください 15
かおるこ
DONE「瑠璃と彗星1.5」12/1DRF 碧眼見留める優の君DR2024にて無配として予定をしていましたが、間に合わなかった為Web公開します🙇♀️
※独自設定ちょぎさに💙💌
※顔あり名前あり
※6月JBF既刊と12月DRF新刊の間の小話です 4
あぼしまこ
PAST【閲覧注意・新名くんに骨を入れる】撮影日…2018年12月
WDぬいぐるみの新名くんが手に入りましたので、骨を入れてみました。バランスが良く、かわいい顔をしております。美形です。
いままでの骨入れはあまり撮影していなかったので、細かく記録してみました。たしかトイスケルトンssです。
この子の良い所は、シャツの下が素肌な点です。琉夏も素肌だったらもっと遊べたなと思いました。 22
kame2kmt
PAST⚠️とても直接的なワードたち、肌色2023年の12月に初めて発行したDDさねぎゆの初🌃まんがの一部です。
昨日、ふと、「割とこのセリフ気に入ってるんだよなぁ」と思い出してふりかえり。
あなたは成人していますね?? 2
yukidoke88
PAST2024年12月15日に出したコピー本と本のオマケのポストカードです。🐯通販で『月が青いから』を購入してくださった方向けです。ご購入ありがとうございます!
PASS:『月が青いから』62ページ目最初のセリフ(ひらがな3文字) 11
s_toukouyou
DOODLE水銀黄金12月のテーマ「聖誕祭」
少年はいつも宙を見上げていた。なにをしているのかと問うと、星を見ていると答えた。
孤児院の朝は早い。育ち盛りの子供たちの朝食を用意するのだ。時間はいくらあっても足りない。食材の下処理を終えたところで、ふと思い至って屋上に向かう。
ドアを開けた途端、冷え切った風が肌を撫でる。遠くの空がほのかに明るく、頭上はまだ夜の色が濃く、星が煌めいている。時が切り替わる瞬間、夜と朝の狭間だ。
屋上に備え付けられたベンチには少年が一人座っている。なんなのかよく分からない金色のもふもふしたぬいぐるみを抱きかかえて、少年はずっと見上げていた。
「おまえ、今日も寝なかったのか」
少年はただ視線を動かした。自分に話しかけたのが誰なのか確認した後、また空を見上げる。夜空にも似た瞳に、いくつもの星が輝いた。
1392孤児院の朝は早い。育ち盛りの子供たちの朝食を用意するのだ。時間はいくらあっても足りない。食材の下処理を終えたところで、ふと思い至って屋上に向かう。
ドアを開けた途端、冷え切った風が肌を撫でる。遠くの空がほのかに明るく、頭上はまだ夜の色が濃く、星が煌めいている。時が切り替わる瞬間、夜と朝の狭間だ。
屋上に備え付けられたベンチには少年が一人座っている。なんなのかよく分からない金色のもふもふしたぬいぐるみを抱きかかえて、少年はずっと見上げていた。
「おまえ、今日も寝なかったのか」
少年はただ視線を動かした。自分に話しかけたのが誰なのか確認した後、また空を見上げる。夜空にも似た瞳に、いくつもの星が輝いた。
nabe
PROGRESS自分で描いた絵が漫画っぽくなるとすごい嬉しいテンション上がる表紙の加工ややりたいことがぼんやり決まって〆切がでました
なんとかなれ〜がんばえ〜絶対完成させたい…!!
12月の準備号をお持ちで、6月の新刊もお迎えしてくださる方には
先にシクレで通販するとか、イベントで取り置きとか考えてます。
改めて下描き本をお迎えしてくださったこと、ありがたすぎる…
ノベルティも考えてます〜
Kana0624H
DOODLE※映画のネタバレはありません2枚目は映画前に描いたよって魚拓です。
シーン解説
3年前、プラーミャと対峙した後の12月1日あたりに自身の死期を悟り兄に会いに来た景光。しかし高明は不在(間が悪かった)で、ちょうど捜査から帰ってきた敢助と県警入口で出会い会話をする。見ての通り、景光は一方的に敢助を知っているが、敢助は景光を知らないので「兄って誰だよ」と思っている。3年後に高明の弟だと察する。 2
laaaaaaa
PASTA little scene I drew around mid-December 2024.Tried to stay true to the original tone in the translation.
去年2024.12月中畫的小段子 盡量還原最初的語氣翻譯了 10
さつき13悪魔
PAST過去作のソロモン72柱 第四弾。このまま画像がデカすぎると投稿を何回もしないといけない事実に気づいた。何度もたくさん新着に出てきてすみませんの気持ちが溢れる悪魔であった。 (202412月〜12月23日) 7レトロ冷蔵庫のやさい室
DOODLE12月頃に投稿したハロウィン御一行の初期案的なイラストです 正式に採用されたのは🕊️さんくらい(少し流血+現実離れしている表現等があります)
【パスワードは「ok」です】 5
tochka
TRAININGJCケッソンジョセシが見たいという不純な動機で描き始めたパロです。頭を空っぽにしてお読みください。
溜まってきましたのでここをlog①としlog②へ続きます。
(2022年12月〜初出)
続きはlog② https://poipiku.com/349931/10051873.html 39
39jtn_t
PROGRESS極彩色 未通過・通過中×23年12月のコロナ後遺症真っ只中からじわじわ描いている息抜き漫画…! クリスマスネタの推しカプ(骸司)です
モノクロ絵はやはり描いてて楽しいし、私、絵が上手い…!?
たとえ季節外れになろうが絶対完成させるし推しカプ同人誌作る時に収録するぞ~!!! 4
小池🏀
DONE2025.4.5〜6 天上天下三井独尊11 の展示漫画です!※4/6 10:10一枚追加しました
描き下ろしと、12月以降の短い漫画をまとめてみました。片思いだったり同棲してたりばらばらですみません💦見てくださると嬉しいです🎶 10
fujimura_k
MOURNING現パロ月鯉 社会人月島×大学生鯉登真ん中Birthday切欠に書いたのがこの話だったな…と思い出したので期間限定再掲。
2021年12月初版2022年12月改定2版 お手に取って下さったみなさまありがとうございました。
Every day that lasts.#1.
「夏休みん間、月島んとこに居ってよか?」
言った瞬間、後悔した。
月島は、一三歳年上の恋人は、驚いた顔をして言葉に詰まった。初めて見る顔だ。驚きと、困惑が綯交ぜになったような。そんな表情は初めて見る。
あぁ、やっぱり。言わなければよかった。
恋人になれたからといって浮かれ過ぎた。そんな押し掛けるような事を言って、迷惑に思われたに違いない。嫌気がさしただろうか。
子供の相手をするのは面倒だ。恋人になどするべきじゃなかった。そう思われていたらどうしよう。思われていてもしようが無い。事実そうなのだから。
「…うちに、住む…ってことですか?」
不安と後悔で押し潰されそうになりかかったところで、漸く聞こえてきたのはそんな声だった。
14868「夏休みん間、月島んとこに居ってよか?」
言った瞬間、後悔した。
月島は、一三歳年上の恋人は、驚いた顔をして言葉に詰まった。初めて見る顔だ。驚きと、困惑が綯交ぜになったような。そんな表情は初めて見る。
あぁ、やっぱり。言わなければよかった。
恋人になれたからといって浮かれ過ぎた。そんな押し掛けるような事を言って、迷惑に思われたに違いない。嫌気がさしただろうか。
子供の相手をするのは面倒だ。恋人になどするべきじゃなかった。そう思われていたらどうしよう。思われていてもしようが無い。事実そうなのだから。
「…うちに、住む…ってことですか?」
不安と後悔で押し潰されそうになりかかったところで、漸く聞こえてきたのはそんな声だった。
fujimura_k
MOURNING2021年12月発行 月鯉・現パロ・R18 『金曜まで待って/待てない』限定公開社会人で同棲してる二人。出張で暫く家を空ける鯉を待てない堪え情の無い月の話。
当該作品の再販予定なし
金曜まで待って/待てない堪え情が無い。のではなくて、愛情が深い。のだと思って欲しい。
我儘かも知れないが。
「お帰りなさい。」
「った、だいま…?」
そろそろだろう、と、玄関で待ち構えていたら、ドアを開けた鯉登さんは予想より遥かに驚いた顔をして『ただいま』のその一言を詰まらせた。
「そんなに驚くことないでしょう?」
心底驚いた様子に苦笑してそう零すと、鯉登さんは靴を脱ぎながら「まだ帰ってないと思とった」と少しばかり拗ねたような言い方をした。どうせ照れ隠しだとは解っているが。
「今日、早かったのか?」
「えぇ。だから、偶には俺が晩飯くらい用意しようと思って。」
「まこち!?」
さっきから驚いてばかりの鯉登さんは眼をまん丸にして声を上げた。素直な反応は可愛らしいが、そんなに驚かれるほど俺は普段何もしていないという事かと苦笑いするしかない。
10336我儘かも知れないが。
「お帰りなさい。」
「った、だいま…?」
そろそろだろう、と、玄関で待ち構えていたら、ドアを開けた鯉登さんは予想より遥かに驚いた顔をして『ただいま』のその一言を詰まらせた。
「そんなに驚くことないでしょう?」
心底驚いた様子に苦笑してそう零すと、鯉登さんは靴を脱ぎながら「まだ帰ってないと思とった」と少しばかり拗ねたような言い方をした。どうせ照れ隠しだとは解っているが。
「今日、早かったのか?」
「えぇ。だから、偶には俺が晩飯くらい用意しようと思って。」
「まこち!?」
さっきから驚いてばかりの鯉登さんは眼をまん丸にして声を上げた。素直な反応は可愛らしいが、そんなに驚かれるほど俺は普段何もしていないという事かと苦笑いするしかない。
fujimura_k
PAST2023年12月発行『喫茶ツキシマ・総集編』(番外編部分)月鯉転生現パロ。喫茶店マスターの月島と作家の鯉登の物語。総集編より番外編部分のみ。
喫茶ツキシマ 総集編(番外編)例えば
こんな穏やかな日々が
この先ずっと
ずっと
続いていくなんて
そんな事があるのでしょうか。
それを
願っても、いいのでしょうか。
***
図らずも『公衆の面前で』という派手なプロポーズをして以来、鯉登さんは殆ど俺の家で過ごすようになった。
前々から昼間は大抵店で過ごしてくれていたし、週の半分近くはうちに泊っては居たのだけれど、其れが週四日になり、五日になり、気付けば毎日毎晩鯉登さんがうちに居るのが当たり前のようになっている。
資料を取りに行くと言ってマンションに戻ることはあっても、鯉登さんは大抵夜にはうちに帰って来て、当然のように俺の隣で眠るようになった。
ごく稀に、鯉登さんのマンションで過ごすこともあるが、そういう時は店を閉めた後に俺が鯉登さんのマンションを訪ねて、そのまま泊っていくのが決まりごとのようになってしまった。一度、店を閉めるのが遅くなった時には、俺が訪ねて来なくて不安になったらしい鯉登さんから『未だ店を開けているのか』と連絡が来た事もある。
19591こんな穏やかな日々が
この先ずっと
ずっと
続いていくなんて
そんな事があるのでしょうか。
それを
願っても、いいのでしょうか。
***
図らずも『公衆の面前で』という派手なプロポーズをして以来、鯉登さんは殆ど俺の家で過ごすようになった。
前々から昼間は大抵店で過ごしてくれていたし、週の半分近くはうちに泊っては居たのだけれど、其れが週四日になり、五日になり、気付けば毎日毎晩鯉登さんがうちに居るのが当たり前のようになっている。
資料を取りに行くと言ってマンションに戻ることはあっても、鯉登さんは大抵夜にはうちに帰って来て、当然のように俺の隣で眠るようになった。
ごく稀に、鯉登さんのマンションで過ごすこともあるが、そういう時は店を閉めた後に俺が鯉登さんのマンションを訪ねて、そのまま泊っていくのが決まりごとのようになってしまった。一度、店を閉めるのが遅くなった時には、俺が訪ねて来なくて不安になったらしい鯉登さんから『未だ店を開けているのか』と連絡が来た事もある。
fujimura_k
MOURNING2023年12月発行『喫茶ツキシマ・4』月鯉転生現パロ。喫茶店マスターの月島と作家の鯉登の物語4巻目。
兄が訪ねてくることになって鯉が落ち着かなくなったり、月が腹を括ったり、商店街の面々がそんな二人をやきもきしながら見守ったりしている4巻目です。24年8月5巻発行済み。
喫茶ツキシマ 4ただ
あなたと居たいのです
何も無い
平穏な日々を
変わらない
ありきたりな毎日を
穏やかに
望むのは
それだけ
ただ
それだけなのです
***
『一緒に、暮らしませんか』と、月島が漸くそう言ってくれたのは、私が『喫茶ツキシマ』の二階で過ごすのが殆ど当たり前のようになってからのことだった。
実際、ほぼ住んでいるようなモノだったから、そうした話をするのも今更なのだろうと思っていた。だから、此方から何を確かめることもせずにいたのだけれども、改めてそう言われてみると、妙に身構えてしまって『いいのか?』などと、随分と意地の悪い物言いをしてしまった。声にしたその言葉で、自分が月島からの言葉が無いことに拗ねていたのだとも気付かされたが、つまらない言い方をして月島を酷く恐縮させてしまったことは後で大いに反省した。
42361あなたと居たいのです
何も無い
平穏な日々を
変わらない
ありきたりな毎日を
穏やかに
望むのは
それだけ
ただ
それだけなのです
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『一緒に、暮らしませんか』と、月島が漸くそう言ってくれたのは、私が『喫茶ツキシマ』の二階で過ごすのが殆ど当たり前のようになってからのことだった。
実際、ほぼ住んでいるようなモノだったから、そうした話をするのも今更なのだろうと思っていた。だから、此方から何を確かめることもせずにいたのだけれども、改めてそう言われてみると、妙に身構えてしまって『いいのか?』などと、随分と意地の悪い物言いをしてしまった。声にしたその言葉で、自分が月島からの言葉が無いことに拗ねていたのだとも気付かされたが、つまらない言い方をして月島を酷く恐縮させてしまったことは後で大いに反省した。
fujimura_k
PAST2023年12月発行『喫茶ツキシマ・総集編』(文字数制限につき1~3部分まで)月鯉転生現パロ。記憶なしで転生し、喫茶店マスターの月島と記憶ありで転生し、作家の鯉登の物語。現在1~3+番外編を含む総集編と、続編の4、5発行済み。
喫茶ツキシマ 総集編(1~3)まだ
間に合うでしょうか
私は
また
生きていけるでしょうか
あなたと
共に
***
『佐渡へ、帰ろうと思うんだ。』
俺を呼び出した親父が最初に告げたのはその一言だった。
『いい加減歳だし、田舎の爺さんと婆さんの墓も親戚にまかせっぱなしだからな。そろそろ、ちゃんとしてやらなきゃと思ってな。』
続いた親父の言葉は尤もに思えた。そうなれば、長年、商店街の片隅で細々と営業を続けてきた喫茶店は畳むことになるだろう。それを寂しく思ったが、止めることはしなかった。そして俺は、その後その事を少しだけ後悔した。店を畳むと決めた両親が『常連さんに申し訳ないから、お前が店を継いでくれないか?』と言い出したからだ。今から十年程前の事だ。
83981間に合うでしょうか
私は
また
生きていけるでしょうか
あなたと
共に
***
『佐渡へ、帰ろうと思うんだ。』
俺を呼び出した親父が最初に告げたのはその一言だった。
『いい加減歳だし、田舎の爺さんと婆さんの墓も親戚にまかせっぱなしだからな。そろそろ、ちゃんとしてやらなきゃと思ってな。』
続いた親父の言葉は尤もに思えた。そうなれば、長年、商店街の片隅で細々と営業を続けてきた喫茶店は畳むことになるだろう。それを寂しく思ったが、止めることはしなかった。そして俺は、その後その事を少しだけ後悔した。店を畳むと決めた両親が『常連さんに申し訳ないから、お前が店を継いでくれないか?』と言い出したからだ。今から十年程前の事だ。
yak
PAST2024年鯉誕、ちいコイ2展示小ネタ。月鯉。現パロ社会人×大学生 同居中。暁闇=もの食う月鯉の二人。鯉登が22歳になる12月23日へ日付がかわるその時。
22回の贈り物 昔、誰かがこんなことを言ったのを聞いた。「ごめんなさい」は言えば言うほど価値が下がり、「ありがとう」は何度言っても価値が下がらないどころか、上がっていくのだと。今となってそれを思い出し、月島が思うのは、言葉としての「ごめんなさい」も「ありがとう」も、価値の変動などしないということだ。1回の「ごめんなさい」も100回の「ありがとう」も、口に出した人間の誠心がなければ何の意味もない。
それでは、誠心を込めた22回の「好き」には、果たしてどんな意味が生まれ得るだろうか?
今年の12月23日は月曜日だ。だから月島が鯉登の誕生日の過ごし方をどうするかの最初の一歩として、前日や前々日の土日に出かける方がいいか尋ねた時、鯉登は「祝ってくれるのならいつでも嬉しい」と隠し切れない喜びを滲ませて言った。それを聞いた瞬間月島は逆に、いつでもよくはない、と思った。
4170それでは、誠心を込めた22回の「好き」には、果たしてどんな意味が生まれ得るだろうか?
今年の12月23日は月曜日だ。だから月島が鯉登の誕生日の過ごし方をどうするかの最初の一歩として、前日や前々日の土日に出かける方がいいか尋ねた時、鯉登は「祝ってくれるのならいつでも嬉しい」と隠し切れない喜びを滲ませて言った。それを聞いた瞬間月島は逆に、いつでもよくはない、と思った。