[狛日] The Fool - 8 (ABO Paro)狛枝凪斗再次從惡夢中驚醒，冷汗沾濕了他的睡衣及被褥，他坐在床上，感到心臟如急鼓般跳動，耳鼓內迴響著跟心跳頻率一樣的耳鳴，口腔乾澀得吞嚥時喉嚨會如被細針刺過般疼痛，埋在後頸深處的腺體更猶如被燃燒般，燙得他想硬生生挖出來。狛枝拿起床頭櫃上一枝香水，對著自己的臉噴了好幾下後閉上雙眼，吸著雨後青草的氣味刻意放緩呼吸，藉此舒緩發情期的不適。

待發情期的症狀減輕，狛枝的睡意早已消失得無影無蹤，他拎起電話瞄了眼時間，螢光幕顯示4: 47，知道就算再繼續躺在床上也無法入睡，反而會令自己更累。狛枝輕輕嘆了口氣，決定起身洗澡，藉此沖走所有不適及疲累。

狛枝梳洗完畢後不經意抬眼，跟鏡中那個雙眼無神、黑眼圈深得彷彿無法消失、雙頰凹陷，臉色蒼白的男人對視數秒，他隨即忍不住別過眼，不願再看那可悲的男人。吃了抑止劑後，狛枝再次拿起香水噴在自己身上及衣服。

『時の流れに 生まれたものなら　一人残らず 幸せになれるはず』アレクシス・ネスside
「…、」
「？羊、何聞いているんですか？」
いつもよりも暗い顔で、うつむきながら曲を聞いていた羊に対して何となくかけた一言だった。
「ん？あぁ、COSMOSっていう合唱曲」
「COSMOS…宇宙ですか？」
「あぁ、うん。そういう意味にはなるよな」
「それでもなぜ急に合唱曲を？」
僕の一言にすっと顔を下げる羊。何か、悪いことを言ってしまっただろうか。
でも、なぜ急に？
「何となく、聞きたくなってな」
「いい曲なんですか？」
「そういうんやなくて…、聞けばわかるわ」
そう言った羊は、スマートフォンの音声が出る部分を僕の方に向けてきた。
『時の流れに 生まれたものなら　一人残らず 幸せになれるはず』
「これ…、」