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    43

    ytd524

    DONE五伏版ワンドロワンライ 第43回「純愛」

    ※現在軸(28×15)
    ※付き合ってない二人
    ※伏視点
    「ねぇ、恵って僕のこと好きなの?」
    「は?」

     それは何の前触れもない、突然の問いかけであった。いつものようにつけてもらっていた稽古の合間、派手に転ばされた俺が立ち上がるまでの隙間時間にかけられる助言の数々がひと段落し、さぁ稽古の再開だと意気込んだタイミング。なんともないようにかけられたその一言に、俺の喉からは無意識に非常に低い疑問の声が吐き出された。

    「いやだから、恵って僕のこと好きなの?」
    「二回言わないでも聞こえてますよ。聞こえた上で『は?』って返してんですけど」
    「いやいや。質問してるのこっちだし」
    「質問の意図も何も分かりません」

     構えた体勢のまま脱力してしまいそうになり、慌てて上体をまっすぐに起こす。そうしてその場に立ったまま前を見据えると、しゃがんだままの五条先生を自然と見下ろす立ち位置へと変わった。
     あまりにも突然であった。それが何を意味するのかも、何を思っての問いかけなのかも分からない。ただ、無表情を装った顔を通り越した首後ろ、そこにつぅと汗が一筋垂れていくのを感じた。疲労からではない心臓の鼓動が、耳のすぐ近くで鳴り響く。
     ひた隠しにしてきた感情であった。 3746

    moonlight_32111

    DONE※捧げ物※ 罰ゲーム景品 注意アリ  *承承(43)
    他ジャンル作品
    捧げもの。ベッター再録
    ※特殊につき注意※


    ※概要設定※
    6543は兄弟。
    数字は羽の数と比例します。
    兄弟全て同じ名前のため、羽の枚数で互いを呼びあっています。
    詳しい設定はもうちょっとしたら、
    6太郎さんメインで書きたいと思っているので
    後ほど気が向いたらあげます╰(*´︶`*)╯




    睡眠
    「・・・おい」
    4太郎の後ろから抱きつく。
    「・・なんだ。」
    3太郎の方をだるそうに振り向く。
    「・・眠い」
    「・・・寝ればいいだろう・・?」
    4太郎の背中に顔をグリグリと押し付ける。
    「羽根。羽根出せ。」
    「・・・・俺はお前の枕でもないし、布団でもないんだが。」
    呆れた顔をして3太郎を見つめるが、拗ねた顔をしていた。
    「4の羽じゃないとよく寝れねぇんだよ。」
    「・・・・アイツらもいるだろう。」
    むすっとした顔で、再度4太郎の背中に顔をグリグリと押し付ける。
    「・・・セクハラしてくるから嫌だ。」
    「・・・まぁ、俺も嫌だがな。」
    「羽根出せよ。」
    3太郎の顔をグリグリおしつける攻撃。
    ずっとぐりぐりされて、甘えられているので結局は添い寝して上げる
    ことにしました。
    「・・・・仕方ねぇな。」
    渋々という雰囲気を出 1173