LOM
Dochi_Kochi28
MAIKINGティアストーンの後。聖剣LOM、主瑠璃。
眠れぬ夜にごそごそ、トン、トン、トン。
あぁ、また、だ。階段を上る音。
「すまない。また、起こしたか。」
申し訳なさそうに、見慣れた緑の髪から夜空みたいに綺麗な青い瞳が見つめてくる。
「大丈夫だよ。また、眠れないんだろ?」
毛布を持った彼は、小さく頷いて、ベッドの近くの床に体を横たえて、丸くなる。
煌めきの都市が戻ってからも、しばしば彼は自分の家に来てくれる。「風の曜日」は特にそうだ。
夜遅くまで家のことを手伝ってくれて、それから眠るのだけど、眠れない時はこうやって、自分のベッドの近くまで来て、眠るのだ。そうすると、朝まで眠れるらしい。
「なんで、俺、こんなに弱くなったのかな。」
一人で眠れない騎士なんて、情けないだろ。
目を伏せてつぶやく彼の姿は、以前なら自分の姫にも見せなかっただろうに。
352あぁ、また、だ。階段を上る音。
「すまない。また、起こしたか。」
申し訳なさそうに、見慣れた緑の髪から夜空みたいに綺麗な青い瞳が見つめてくる。
「大丈夫だよ。また、眠れないんだろ?」
毛布を持った彼は、小さく頷いて、ベッドの近くの床に体を横たえて、丸くなる。
煌めきの都市が戻ってからも、しばしば彼は自分の家に来てくれる。「風の曜日」は特にそうだ。
夜遅くまで家のことを手伝ってくれて、それから眠るのだけど、眠れない時はこうやって、自分のベッドの近くまで来て、眠るのだ。そうすると、朝まで眠れるらしい。
「なんで、俺、こんなに弱くなったのかな。」
一人で眠れない騎士なんて、情けないだろ。
目を伏せてつぶやく彼の姿は、以前なら自分の姫にも見せなかっただろうに。
Molly_BEARS22
DOODLE聖剣LoMメイメイポリフェノ〜〜ル!!
子供の頃の思い出補正あってかメイメイが一番お気に入りかも(LoMは曲者揃いでどのキャラも魅力的)フルーツ占い頼ってました 2
🐟️( ’-’ 🌭)
DOODLE今月のガチャ格差です。ずっと聖剣伝説3好きでいるのにアンジェラもホークアイも来ない。
>リアクション
ドラゴン3匹いる!LOM有識者だ!!!
水属性いなかったけどシエラ姉さんのお陰で第3回討議大会もTOP10に入ることができました。
聖剣3好きな私の元にLOMのキャラが集まってきて、LOM好きな夫の元に聖剣3のキャラが行く…
さぅ。
DONELOM23周年おめでとうございます🌱今更な掲載ですが #つくいに会報誌 への寄稿作。なんともとの。さん(@monoya_dm)のイラスト付き✨️
ミニロップさんのノリで書いたらつくいにさんの小説テンプレに全然満たないと後から知ってアッ詰んだ😇となり…でも悪足掻きでもとのさんにイラストをお願いしたら快諾くださって超素敵な1ページになりました! 本当にありがとうございました💕
Dochi_Kochi28
MAIKING聖剣伝説LOM瑠璃の話。
宝石泥棒編終了後、マイホームでお泊まりする話。
あたたかい家煌めきの都市が復活しても、真珠姫が何かにつけてここに来たがるものだから、すっかり近道を覚えてしまった。
「おにいさまの家、あったかい。」
暖炉のある部屋で、うたた寝しながら口にした真珠姫の言葉が、自然と思い出される。
「この家、あたたかいな。」
ぼんやりと、ベッド替わりの長椅子に横たわり、天井やら梁やらを見つめてみる。
煌めきの都市の部屋の居心地は決して悪くないけれど、この家は確かに居心地が良くて、あたたかい。
そういえば、この家で休んだのは、核が傷ついた時が初めてだったか。
あのときは何もかも必死で、真珠姫のことだけで一杯だった。
「自分の家、ってそんなものだよ。瑠璃も、少しずつ作って行けば良いんじゃないかな。」
546「おにいさまの家、あったかい。」
暖炉のある部屋で、うたた寝しながら口にした真珠姫の言葉が、自然と思い出される。
「この家、あたたかいな。」
ぼんやりと、ベッド替わりの長椅子に横たわり、天井やら梁やらを見つめてみる。
煌めきの都市の部屋の居心地は決して悪くないけれど、この家は確かに居心地が良くて、あたたかい。
そういえば、この家で休んだのは、核が傷ついた時が初めてだったか。
あのときは何もかも必死で、真珠姫のことだけで一杯だった。
「自分の家、ってそんなものだよ。瑠璃も、少しずつ作って行けば良いんじゃないかな。」
Dochi_Kochi28
DONE聖剣伝説LOM エンディングの後の創作ストーリー男主人公×瑠璃。(主瑠璃)
男主人公を待ち続ける瑠璃くんとひょっこり戻れた男主人公の話。
主人公の名前はシャル。
砂塵と守り人(全年齢版)雲一つない星空が青く広がっている。
星座ってやつはよくわからないから、これから勉強しようか、とか思いながら、自分の胸の輝きと同じものを見つめている。
手を伸ばして、あいつのいるところにまで届けばいいのに。
「るり?」
草人が顔を覗き込んでくる。砂漠だというのに、なぜかこのオアシスにはやたら「いる」。
目を向けると、何かきらきら光るものをしきりに指さしている。
「るり、よんでる。」
呼んでる、って何なんだ。体を起こし、指さす方向をみてみると、懐かしい声が聞こえて、あぜんとした。
「瑠璃、なのか?」
「・・・その声、シャルか!?」
星座ってやつはよくわからないから、これから勉強しようか、とか思いながら、自分の胸の輝きと同じものを見つめている。
手を伸ばして、あいつのいるところにまで届けばいいのに。
「るり?」
草人が顔を覗き込んでくる。砂漠だというのに、なぜかこのオアシスにはやたら「いる」。
目を向けると、何かきらきら光るものをしきりに指さしている。
「るり、よんでる。」
呼んでる、って何なんだ。体を起こし、指さす方向をみてみると、懐かしい声が聞こえて、あぜんとした。
「瑠璃、なのか?」
「・・・その声、シャルか!?」
これは、それからずっと後の話。
「あれ?この砂漠にこんな建物あったっけ?」
4016「あれ?この砂漠にこんな建物あったっけ?」
Dochi_Kochi28
DOODLEキスの日 聖剣LOM瑠璃×女主人公
ショートショート
キスの意味「そういえば、騎士ってお姫様の手の甲にチュッてやるんですよね。」
「そうだねぇ。」
「「いいよね~~~~」」
はにゃーん。
「おい。顔貸せ。」
ちょいちょい。
言われるがままに瑠璃に寄る女主人公。
「ほぇ??」
ちゅっ。
ただし、手の甲ではなく、唇にである。
「・・・あんたとなら、こっちがいい・・・。」
お互いに顔真っ赤になる女主人公と瑠璃君でした。
181「そうだねぇ。」
「「いいよね~~~~」」
はにゃーん。
「おい。顔貸せ。」
ちょいちょい。
言われるがままに瑠璃に寄る女主人公。
「ほぇ??」
ちゅっ。
ただし、手の甲ではなく、唇にである。
「・・・あんたとなら、こっちがいい・・・。」
お互いに顔真っ赤になる女主人公と瑠璃君でした。
Dochi_Kochi28
DOODLE(想像含む)聖剣伝説LOM瑠璃の生まれた時の話(会話劇)
流砂の中で「俺が生まれた時、どうだったか、だって?」
「うん、瑠璃にーちゃんなら、覚えてるかな、と思って。」
「あんまりおもしろいものでもないぞ。 あ、そうだ。アイツと真珠には言うなよ。」
生まれた時…生まれた時…ぼんやりとした記憶を手繰り寄せて、言葉にすることは難しい。
気がつくと、砂だらけの場所にいた。
頭や顔に砂がかかる感触がして、目を開けた。
それから、自分に手と足があって、頭があることに気がついた。胸に宝石がくっついてることにも。
上を見上げたら、真っ暗だった場所が一カ所だけ明るかった。
気になって、体を起こして、歩いていた。そこまで何度も砂に足を取られて何度も転んでた。転んでいるうちに歩き方はなんとなくわかってきた。
1136「うん、瑠璃にーちゃんなら、覚えてるかな、と思って。」
「あんまりおもしろいものでもないぞ。 あ、そうだ。アイツと真珠には言うなよ。」
生まれた時…生まれた時…ぼんやりとした記憶を手繰り寄せて、言葉にすることは難しい。
気がつくと、砂だらけの場所にいた。
頭や顔に砂がかかる感触がして、目を開けた。
それから、自分に手と足があって、頭があることに気がついた。胸に宝石がくっついてることにも。
上を見上げたら、真っ暗だった場所が一カ所だけ明るかった。
気になって、体を起こして、歩いていた。そこまで何度も砂に足を取られて何度も転んでた。転んでいるうちに歩き方はなんとなくわかってきた。
Dochi_Kochi28
DONE聖剣伝説LOM 瑠璃×主人公(どっちでも)宝石泥棒編が終わった後の瑠璃君のお話。
★パールさんと真珠姫は意思疎通ができるようになり、真珠姫の時ちょこっとだけパールさんが顔出せるようになってるよっていう設定
お前だから、触れてほしい 煌めきの都市に珠魅がもどって、少し経った。そのくらいから、俺は核に奇妙な感覚を覚えるようになった。もちろん、宝石王を倒した後に俺の核の傷は治っていて、パールやルーベンスからも、大丈夫だ、と言われている。
あいつの顔を思い浮かべたときに、ぼんやりとだけど。
核に、触ってほしい。そう思うようになった。
珠魅にとって核は心臓同然だ。傷つけばその力が弱まることも、身をもって知っていた。でも、あいつは決して傷をつけることはないだろう。だから、あいつに触ってほしい。
「瑠璃君は、あの人のことを思うと、そうなるの?」
「・・・あぁ。真珠姫は平気か?」
「うん。さみしいけど、時々会いに来てくれるし、平気。」
「じゃぁ、俺だけか。なんなんだろうな。これ。病気にでもなったんだろうか?」
3120あいつの顔を思い浮かべたときに、ぼんやりとだけど。
核に、触ってほしい。そう思うようになった。
珠魅にとって核は心臓同然だ。傷つけばその力が弱まることも、身をもって知っていた。でも、あいつは決して傷をつけることはないだろう。だから、あいつに触ってほしい。
「瑠璃君は、あの人のことを思うと、そうなるの?」
「・・・あぁ。真珠姫は平気か?」
「うん。さみしいけど、時々会いに来てくれるし、平気。」
「じゃぁ、俺だけか。なんなんだろうな。これ。病気にでもなったんだろうか?」