TK
塩結 おむすび
DONEbntn事.務の🌸とsnz hrcyのお.話丸ごと愛してる女に不自由してるなんて思ったことはねえ。
でも本当に好いた女にはなかなか相手にされねえ、世の中そんなもんだ。
もうそろそろ夜が明けそうな空を見てスマホを取り出すと5時前だった。
いい加減溜まってる書類なんとかしろよ、と九井に言われ取り掛かったのが2時。
案外集中してやれば終わるもんだ、と思いながら椅子から立ち上がり大きく伸び上がった。
腰と肩からバキバキと音がする。
マッサージ行きてえな…と頭の片隅で考えながらジャケットを持ち事務所を出ようとすると、別の部屋で事務作業をしているあいつを見つけた。
「おい、まだやってんのか」
声をかけると驚いたのか勢いよく頭を上げた。
「あ、三途さん…もう少しで終わります。帰られるんですか?お疲れ様でした」
5844でも本当に好いた女にはなかなか相手にされねえ、世の中そんなもんだ。
もうそろそろ夜が明けそうな空を見てスマホを取り出すと5時前だった。
いい加減溜まってる書類なんとかしろよ、と九井に言われ取り掛かったのが2時。
案外集中してやれば終わるもんだ、と思いながら椅子から立ち上がり大きく伸び上がった。
腰と肩からバキバキと音がする。
マッサージ行きてえな…と頭の片隅で考えながらジャケットを持ち事務所を出ようとすると、別の部屋で事務作業をしているあいつを見つけた。
「おい、まだやってんのか」
声をかけると驚いたのか勢いよく頭を上げた。
「あ、三途さん…もう少しで終わります。帰られるんですか?お疲れ様でした」
塩結 おむすび
DONE出.産シ.リーズのbntnマ.イ.キーの前.後のお.話で.す。全.体公.開で.すのでリ.ストに入っ.てな.い方で.もお読.み頂.けま.す。
佐野万次郎の幸せ「首領、終わりました」
部下の声にはっとして顔を上げる。
目の前には先程まで生きていたであろう人間が横たわっていた。
「片付けろ」
そう言い残して迎えの車に乗り込んだ。
梵天は大きくなった。
大きくなるにつれ自分の体に変化があることにはもうずっと前から気付いてた。
まともな食事も受け付けない、ぐっすり眠ったのはいつだったか…
三途に眠剤をもっらたけどろくに効かないから1シート全部飲んでキレられたのを思い出した。
あのまま眠れていたら死ねただろか…
そういえば下半身も反応しなくなった。
この若さでEDってやつか?笑えるな…まあそういう欲求もとうの昔に消え失せたのだが。
自分の目的はあくまでもみんなを、東卍のみんなを守ることだ。
4855部下の声にはっとして顔を上げる。
目の前には先程まで生きていたであろう人間が横たわっていた。
「片付けろ」
そう言い残して迎えの車に乗り込んだ。
梵天は大きくなった。
大きくなるにつれ自分の体に変化があることにはもうずっと前から気付いてた。
まともな食事も受け付けない、ぐっすり眠ったのはいつだったか…
三途に眠剤をもっらたけどろくに効かないから1シート全部飲んでキレられたのを思い出した。
あのまま眠れていたら死ねただろか…
そういえば下半身も反応しなくなった。
この若さでEDってやつか?笑えるな…まあそういう欲求もとうの昔に消え失せたのだが。
自分の目的はあくまでもみんなを、東卍のみんなを守ることだ。
waha
DONEbj/弟かと思ったらそうじゃなかったよくできましたシール 小学六年生の時にシール集めがクラスで流行った。例に漏れず私もハマって、ラメが入った手触りのザラザラしたものやぷくぷくと柔らかいもの、タイルみたいに硬いもの等色んな種類を持っていた。昼休みには友達と手持ちのシールを広げて見せあったり、交換したりして楽しんだ。
集めたシールの使い道はそれだけではなくて、近所に住んでいた2コ下の男の子が何か“いいこと”をするたびに「よく出来ました」と言ってシールをあげた。男の子、圭介は私によく懐いてくれていて、一人っ子だった私も本当の弟のように可愛がっていた。
「おーい■■ー」
「あっ圭介! 今帰り?」
「おー」
中学生になった私たちの関係は、あの頃と何も変わらない。同じ学校に上がった圭介は、学校でも通学路でも私を見掛けるたびに声をかけてくれた。
3747集めたシールの使い道はそれだけではなくて、近所に住んでいた2コ下の男の子が何か“いいこと”をするたびに「よく出来ました」と言ってシールをあげた。男の子、圭介は私によく懐いてくれていて、一人っ子だった私も本当の弟のように可愛がっていた。
「おーい■■ー」
「あっ圭介! 今帰り?」
「おー」
中学生になった私たちの関係は、あの頃と何も変わらない。同じ学校に上がった圭介は、学校でも通学路でも私を見掛けるたびに声をかけてくれた。
waha
DONEsnz/ナンパされるハンカチ「これ、落としましたよ」
突然肩を叩かれて、振り向くと綺麗な青年が微笑んでいた。派手なピンク色の髪をポニーテールにして、不思議な魅力を孕んだ瞳は嫉妬しちゃうくらいバサバサなまつ毛に縁取られている。
目を細めた彼が此方に差し出す薄いピンクのハンカチは、私好みではあったけれど、しかし私の物ではなかった。
「いえ、私のじゃありません」
「でも、貴女にとっても似合うと思います」
そう言って困惑する私の手にハンカチを握らせて、青年はくるりと背を向けて行ってしまった。
きっと一般的には彼の不審さを恐怖するべき出来事であるが、その美しい容姿のせいか、美しい容姿のお陰か、あまり怖いとは思わなかった。手の中にあるハンカチを見て、ただ、困ったなぁと。そう思いながら家路に着いた。
1664突然肩を叩かれて、振り向くと綺麗な青年が微笑んでいた。派手なピンク色の髪をポニーテールにして、不思議な魅力を孕んだ瞳は嫉妬しちゃうくらいバサバサなまつ毛に縁取られている。
目を細めた彼が此方に差し出す薄いピンクのハンカチは、私好みではあったけれど、しかし私の物ではなかった。
「いえ、私のじゃありません」
「でも、貴女にとっても似合うと思います」
そう言って困惑する私の手にハンカチを握らせて、青年はくるりと背を向けて行ってしまった。
きっと一般的には彼の不審さを恐怖するべき出来事であるが、その美しい容姿のせいか、美しい容姿のお陰か、あまり怖いとは思わなかった。手の中にあるハンカチを見て、ただ、困ったなぁと。そう思いながら家路に着いた。
waha
DONErind(bntn)/セフレに優しい知らないうちは構ってあげる 美容院帰りの私は世界で一番可愛いと思う。弾む足取りにつられ、緩くウェーブの掛かった毛先が跳ねる。真っ直ぐ帰宅だなんて勿体無いから、スタバの温かい紅茶を私にトッピングして適当にウィンドウショッピング。欲しい物も特別無いけれど、可愛いを振り撒いて歩くのが目的だからそれで良い。
コスメコーナーを目指して駅ビルに向かうと、ガラスで隔離された喫煙所にピンクパープルを見つけた。
「竜胆!」
口から飛び出た名前には、声量を絞ってはいたが分かりやすく温度があったと思う。我ながら少しだけ恥ずかしい。
喫煙所に近付き中を覗くと、やっぱりそれは想像通りの人物だった。煙草を咥えながら、つまらなそうにスマホをスワイプしている。ガラスをコンコンとノックすると、彼はすぐに顔を上げてこちらを見た。ほんの少し驚いた表情が可愛い。にっこり笑顔をつくってみせると、彼はピンクパープルの毛先を掬って口をパクパクさせる。ゆっくりと、竜胆の唇が四文字を紡ぐ。
1918コスメコーナーを目指して駅ビルに向かうと、ガラスで隔離された喫煙所にピンクパープルを見つけた。
「竜胆!」
口から飛び出た名前には、声量を絞ってはいたが分かりやすく温度があったと思う。我ながら少しだけ恥ずかしい。
喫煙所に近付き中を覗くと、やっぱりそれは想像通りの人物だった。煙草を咥えながら、つまらなそうにスマホをスワイプしている。ガラスをコンコンとノックすると、彼はすぐに顔を上げてこちらを見た。ほんの少し驚いた表情が可愛い。にっこり笑顔をつくってみせると、彼はピンクパープルの毛先を掬って口をパクパクさせる。ゆっくりと、竜胆の唇が四文字を紡ぐ。
waha
DONEran(18)/⚠︎未成年の飲酒描写未成年飲酒「もう、飲み過ぎだよ」
呂律の怪しい口調で「全然だわ」と答えた少年をエレベーターに押し込んで、入口で選んだ一番安い部屋を目指す。
ヘラヘラと笑いながら大きな体で私に凭れ掛かる少年は、まるでモデルみたいなスタイルで、顔の造形も完璧だった。長い三つ編みが私の首元をくすぐる。お酒と強い香水の匂い。彼は未成年だった。
エレベーターを降りて、安っぽい絨毯が敷かれた廊下を歩く。足取りの覚束ない少年に肩を貸せば容赦無く体重を預けてくるから潰されそうになった。少年の身体を引きずって、漸く探していたルームナンバーのプレートを見つける。
値段相応の、ちょっとレイアウトのダサい部屋。中央に大きなベッドがひとつあり、取り敢えずそこに少年を座らせた。
2766呂律の怪しい口調で「全然だわ」と答えた少年をエレベーターに押し込んで、入口で選んだ一番安い部屋を目指す。
ヘラヘラと笑いながら大きな体で私に凭れ掛かる少年は、まるでモデルみたいなスタイルで、顔の造形も完璧だった。長い三つ編みが私の首元をくすぐる。お酒と強い香水の匂い。彼は未成年だった。
エレベーターを降りて、安っぽい絨毯が敷かれた廊下を歩く。足取りの覚束ない少年に肩を貸せば容赦無く体重を預けてくるから潰されそうになった。少年の身体を引きずって、漸く探していたルームナンバーのプレートを見つける。
値段相応の、ちょっとレイアウトのダサい部屋。中央に大きなベッドがひとつあり、取り敢えずそこに少年を座らせた。
waha
DONEmty/放課後に図書室でおしゃべりするあなたはどんな名前をつけるの「これ貸してくーださい」
「あ、三ツ谷くん」
隣のクラスの三ツ谷君は、よく図書室にやって来る。それは大体放課後で、いつも洋服とか装飾の本、色の辞典なんかを一冊だけ貸し出しカウンターに持って来るのだ。
「はい。再来週までね」
「ありがと。今日は部活が休みなんだよ」
「そうなんだ。手芸部だよね? 器用で良いなぁ」
「■■は不器用なのか?」
三ツ谷くんはそう返しながら近くにある椅子を引きずってきて、私たちはカウンターを挟んで向かい合うかたちになった。図書室を出ていく様子がないから、話し相手になってくれるのかな? と少し期待して会話を続ける。
「んー器用では無いかなぁ。家庭科の裁縫でも、微妙な物ばっかり出来るんだよね」
1381「あ、三ツ谷くん」
隣のクラスの三ツ谷君は、よく図書室にやって来る。それは大体放課後で、いつも洋服とか装飾の本、色の辞典なんかを一冊だけ貸し出しカウンターに持って来るのだ。
「はい。再来週までね」
「ありがと。今日は部活が休みなんだよ」
「そうなんだ。手芸部だよね? 器用で良いなぁ」
「■■は不器用なのか?」
三ツ谷くんはそう返しながら近くにある椅子を引きずってきて、私たちはカウンターを挟んで向かい合うかたちになった。図書室を出ていく様子がないから、話し相手になってくれるのかな? と少し期待して会話を続ける。
「んー器用では無いかなぁ。家庭科の裁縫でも、微妙な物ばっかり出来るんだよね」
waha
DONEmty/たかしお兄ちゃんとわたしもう、忘れさせて「ほら、これ噛まないで飲み込んでみ?」
口元に運ばれたご飯を大きな口で迎え入れ、言われた通り噛まずに飲み込む。ごっくん。すると、喉をイガイガと痛めていた魚の骨は無くなって、差し出された麦茶で喉を潤し一安心。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫!」
ごめんな、ちゃんと骨も取っておけば良かったな、と眉を下げたたかしお兄ちゃんにブンブンと頭を振る。
「たかしお兄ちゃんのご飯、美味しいよ。いつもありがとう!」
ルナちゃんのお兄ちゃんであるたかしお兄ちゃんは、いつだってとっても優しい。お父さんとお母さんが忙しくて、ひとりで家に居ることが多い私を夕飯に誘ってくれる。たかしお兄ちゃんの作るご飯はどれも美味しくて、温かくて、何よりみんなで食べるのがとっても楽しい。
3105口元に運ばれたご飯を大きな口で迎え入れ、言われた通り噛まずに飲み込む。ごっくん。すると、喉をイガイガと痛めていた魚の骨は無くなって、差し出された麦茶で喉を潤し一安心。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫!」
ごめんな、ちゃんと骨も取っておけば良かったな、と眉を下げたたかしお兄ちゃんにブンブンと頭を振る。
「たかしお兄ちゃんのご飯、美味しいよ。いつもありがとう!」
ルナちゃんのお兄ちゃんであるたかしお兄ちゃんは、いつだってとっても優しい。お父さんとお母さんが忙しくて、ひとりで家に居ることが多い私を夕飯に誘ってくれる。たかしお兄ちゃんの作るご飯はどれも美味しくて、温かくて、何よりみんなで食べるのがとっても楽しい。
ROMUKUSUROMUKUSU
MAIKING気別は、ここでおしまい。TKお誕生日おめでとうございます。
まだ弾を用意していますから、そのうち上げるつもり。
その2
https://poipiku.com/3258321/5854229.html
記別 その3 …。
冷静な判断を欠いていた。
いわゆる忍術、奇術の撹乱。
大袈裟である。
そして、めちゃくちゃ笑われた。
なんてことない。浴衣といっしょに、備付のパンツを、渡されていただけ。
今はやりの岩盤浴などを楽しむ、たくさん汗を出すお客のために用意しているのだ。
……知りませんでした。
さっぱりと、穏やかな笑顔でロビーに現れる。
結局二名は欠席の旨、折り返し。
寮の近くまで送っていくよ、という言葉。
僕は、近場のATMで財布の補充をするから、と遠慮した。
本当は機材車(ぼくのボロ車)の車検やメンテ用に積み立てたお金。
年が明けるまで絶対に触らないと決めていたのだけど。
「ひとまずスッキリしたなあ!」
貼り替えた、背中の湿布の匂いが微かに漂う、車内の助手席。
1157冷静な判断を欠いていた。
いわゆる忍術、奇術の撹乱。
大袈裟である。
そして、めちゃくちゃ笑われた。
なんてことない。浴衣といっしょに、備付のパンツを、渡されていただけ。
今はやりの岩盤浴などを楽しむ、たくさん汗を出すお客のために用意しているのだ。
……知りませんでした。
さっぱりと、穏やかな笑顔でロビーに現れる。
結局二名は欠席の旨、折り返し。
寮の近くまで送っていくよ、という言葉。
僕は、近場のATMで財布の補充をするから、と遠慮した。
本当は機材車(ぼくのボロ車)の車検やメンテ用に積み立てたお金。
年が明けるまで絶対に触らないと決めていたのだけど。
「ひとまずスッキリしたなあ!」
貼り替えた、背中の湿布の匂いが微かに漂う、車内の助手席。