Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    駄菓子

    now_or_lever

    MEMOこどもの日なので駄菓子屋のsskとps坊ちゃん粗筋。薄らとこじポセです 2022.8.4しれっと加筆修正
    普段は勉強の為にお堅い本ばっかり読んでるps。周囲で流行ってる児童書が実は気になっていて、夜ベッドに入ってからこっそり読んでたんだけど、一番気に入ったのがミステリアスな好々爺が経営してる駄菓子屋の児童書なの。

    こどもの日だから当日は好きなところに連れて行ってあげると以前から言われていたものの、水族館か海以外に思いつかなくてちょっと困りながら気分転換にいつもと違う道を歩いてたら今まで視界に入らなかったタイプの通りがあって。吸い寄せられるように歩いてたら、本とそっくりのお店を見つけて気になって覗いたら、これまた本の好々爺とそっくりなおじいちゃんがいたのね。

    普段行かないタイプの店だからどう振る舞えば良いのかわからずキョロキョロしてたら、sskはpsの身なりを見てすぐこういう店に来る階層の子じゃないのを見抜いて、二度と来ない子かも知れないのをわかった上で優しく接してくれるの。それこそ近所の子どもと同じように。psは普通の子どもと同じように接されるのが初めてで嫌な気はしなくて、凄くどきどきして、sskの名前とか聞くのをまるっと忘れて、夢見心地でふわふわして帰宅してお兄様に「何か良いことがあったのか?」と聞かれるくらい。
    1723

    rengeongenge5

    DOODLEネップリで描いたジェイフロ絵は、こんなこと考えながら描きましたよ~。という話です。
    漫画にする気力もなく、最近周りに素敵な文字書きさんが多くいらっしゃって、感化されたのもあり、6億万年ぶりぐらいに字を書きました。
    つたない文章なので、駄菓子のおまけくらいの気持ちでお読みください。
    Good morning, sweetheart.

    海水とカーテンを通して入ってくる、朝日。腕の中の、温かな重み。それらを感じながら少しずつ、意識を浮上させる。
     薄らと瞼を上げれば、見慣れたターコイズブルーが目に映る。僕の、大好きな色。目覚めたばかりの単純な事しか考えられない脳みそで、そんなことを思いながら、そっと、その柔らかなターコイズブルーに指を通す。
     しばらくその感触を楽しんでいたが、一度顔を洗うため静かに身を起こす。 正直なところ、もう少しだけあの心地良い白い砂浜の様なベッドの中で片割れの事を感じていたかった。
     そもそも、今はホリデー中なのだから急いで起きる必要もなかった。だが、それでも名残惜しさを抱えてこの身を起こしたのは、昨日の出来事があったから。
     片割れから唐突に、残りわずかのホリデーを楽しもうとデートに誘われ、朝から日が暮れるまで町中を巡り歩いてあちこち散策した。それだけでは飽き足らず、夜は片割れの海を探検しにシーツの上で一晩中、踊り明かした―。
     そんな素敵な一日を過ごしたのだ。
     だからきっと、目を覚ました片割れから、おこしてー、あさごはんつくって 1069