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    うすけ

    MEMOもういいタイトルなどしらん。好きと言ってないアスランの話を聞いたので明るくしたい16歳ネタ。16さい…かわいいよ…なにあれ…。個人的には言ってないほうが好みなのでそれでいい。が、恋人だっては言ってそう。は~~逃避行読みたいなー。ネタバレは見たけどあらすじだからなー。
    幕間付き合っている。と言えば三人娘は前のめりになって詳しい状況を聞き出そうとカガリに詰め寄った。好きとは言われていない。と言えば三人娘は『はじめてのおつかい』でも強制するようにカガリに言質をとれと嗾け放り出した。状況説明はここまでだ。

    「おまえ私が好きなのか?」

    純粋な疑問を向けるような顔をするカガリに、アスランは足元から崩れ落ちるかと思った。ここまで。ここまで通じていないものなのか。ショックを受けながらも反射的に答えていたのは自分を律する事ができなかったからだろう。やけに幼い返答が口から出た。言いながら抱きしめるより掴み取るようにカガリを引き寄せる。

    「ばか」
    「なっ」

    両頬を両手で掴んで口を口で塞ぐ。舌を食む。もう何言われようがされようが絶対手離すものか思い知れ。怒りと執着を存分に押し付ける。これだけやっても通じなかったら俺はどうしたらいいんだ。
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    うすけ

    MAIKING俺は…クルーゼがいるからSEEDがおもしれえんだっていうオタクだから…。見返したからか(ですてには総集編だけど)なんでだか放映当時なんとも思わなかったラウレイ家族を考えてしまうよ。だから『パパ』が引っ掛かったのかとか都合よく…現パロでジョン・コルトレーン聞いてるクルーゼはいるわ。あとはトヤメイふえねえかなの欲がある。そもそもあるのかそれは?わたしのなかにはあるんだよ。
    断片【ドッペルゲンガーはもう殺した】

    父親、母親、家族というもの。そんなものは最初から持たずに産まされたモノはきっと人間のどの区分にも属さない。それは絶望に似ていただろうか。しかし幼いクルーゼにとっては自己認識の始まりであり確立だった。そんなものは無くても生きていけると証明もした。ただ、まさか、ドッペルゲンガーに二人目がいることなどは予想もしなかった。一度は殺して終わらせた。――さて、二人目は。腕の中の赤子をどうするべきか。その時点で既にクルーゼに殺すという選択肢は無かった。殺してやった方がいいだろうか、という迷いはあっても殺意は無かった。滑稽な自分にこんなにも弱いもうひとりの自分。それが世界を肯定する要因のひとつになっていくとは思いもよらない。世界というのはなんて醜悪で面白い。クルーゼはいつも秤を用意して釣り合いを眺めている。そういう性分だ。だから自分の行く末すら眺めたかったのかもしれない。
    2018