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    マイク

    ill_DOCyu

    DOODLE【ヒプアニの開闢門と旧知の妄想その2】
    開闢門が同期の寂雷に告白した過去があり、それが獄のせいで叶わなかった過去があるとしたら…!!

    大人になった寂雷が真正ヒプノシスマイクの性能について開闢門に助けを求めた時、交換条件として寂雷自身を求める展開もあったかも?!?!?

    ……という妄想です。

    前作と繋がってます。
    書きたいところだけ書き殴った。
    ⚠️全ては捏造です⚠️
    交換条件「いいだろう。ただし条件がある」
    「条件?」
    「まさか君はこの高度な技術をタダでもらい受けようなんて思ってはいないだろう?」
    「それに関しては先ほど謝礼の話を」
    「俺が欲しいのは、金で買えないもの──」
     開闢門が振り返る。大きく発光するモニターを背に、表情は見えない。
    「君自身だ」
    「どういう……意味かな」
    「そのままだよ。大学時代のあの日のことを忘れたとは言わせない」
     寂雷の脳にかつての記憶が蘇る。開闢門から告白されたあの日、確かに自分は首を縦には振らなかった。自分の隣にはいつも獄がいた。時を経て今も──。しかしそれとこれとは話が別だ。
    「だが私は……!」
    「生憎金は困ってないんだ。断るならそれもいいだろう。だがこの技術は、世界中探せどそう簡単には見つからない。君も本当は分かっているのだろう?」
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    8ji_20

    SPUR MERE4 クラレオ中編(?)小説 本編、ラクーン事件後、ハヴィエ、本編後の時間軸
    執筆中のお話、このままいくと化石になりそうなので尻叩き用にできたところからこっそりポイピクに投げておく…書いている途中で変わる可能性があるので、ベータ版にしている。全部書き終わってから整えてツイッターに投げる予定。
    [beta] Phantasma - 01鋼と鋼がぶつかり合う音がやまない。
    一撃の後に間髪入れず次の一撃が繰り出されるのを、すんでのところで受け止める。重く、素早いその攻撃を受け止めた刃との間に火花が散って、白煙が立ち上った。衝撃が刃先から手首に伝わり、じんじんとした痛みと共に右腕を波のように襲う。
    立て続けに繰り出されるクラウザーのナイフは、記憶の中のものより数段素早い。流れるように、滑らかに、レオンの急所を狙って的確な一撃が続けざまに襲ってくる。およそ二年ぶりに目にした彼のナイフ捌きは、以前にも増して鋭さに磨きがかかっていた。しかし、レオンだって黙ってやられるわけにはいかない。死んだと聞かされていた目の前の男――かつての師に教わった通り、レオンもひとつひとつの攻撃を受け流していく。頭で考えるより先に、レオンは瞬時に反応していた。彼相手にどう動けばいいかはこの身体がよく知っていた。そう教え込んだのは、クラウザーに他ならなかった。
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