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    バギ

    dumb_bomb_

    DOODLEシャンバギ

    精神的にバギーに甘えてるシャンクス。
    シャンが当たり前のようにお酒を片手にバギに会いに来てます。
    その蜜を吸わせて 昔は少し触るだけで怒られていた。
    「お前、本当に俺と同い年か?」
    「なにをすっとんきょーなこと言ってんだァ? テメェはよォ」
     指から滑り落ちていった空色の髪をもう一度掬い上げて親指の腹でさらりと撫でる。
    「俺の髪と全然違うじゃねぇか」
    「あったりめーよ! おれ様はちゃんと手入れしてんだ。テメェのなんかのと一緒にすんじゃねェ!」
     昔は、海賊見習いだった頃は、ニット帽に隠されたバギーの髪を暴きたくて暴きたくて、ちょっかいをかけては怒られた。突き刺すような陽射しの下でも、嵐に濡れた夜でも。夏島の蒸し暑い中でも。バギーは帽子を外すことはなかった。
     ハゲてるのかと聞いた時には「シャンクスじゃあるめーし、んなわけあるか!」と失礼なことを言われた。流石に子どもの時分からハゲることはない。あの時は言い返してレイリーさんから拳を落とされたなと思い出す。今思えばなかなかアホみたいなことで喧嘩したものだ。いつもそうだったが、あの時の自分は真面目に怒っていた。きっとバギーに言わせてみれば今でもその時のことは当たり前だと答えてくれるだろう。
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