霜花(しもか)
DOODLEピクチャンの念写能力。それは対象が見てきた過去を形にすることができるものだった。
しかしこの町には逆に未来を見通すことができる子供がいる。
※ネタバレ・自己解釈及び捏造設定による表現が含まれています。
[ミマモ]もし過去じゃなく未来が見えたら 念写という能力がある。
ピクチャンは、自分のことを魔女でもマモノでもないただの人間だと思っていたが、そんな自分がいつからこの能力を持ったのかはあまりはっきり思い出せない。
もしかしたら魔女にでもなってしまったのではと半ば冗談で思ったりしたのだが、きっとそんなことはなく、ただ超能力でも目覚めたのだろうと思った。
実際これは便利ではある。
これを使えば特定の人が見てきたものを、カメラが撮影したかのように見ることができるのだから
欠点としてはかなりの体力を消費することだ。
それはまるで一枚か二枚の絵を描いたくらいの体力を時に使うと言ってもいいくらいだ。別に自分に限ったことではなくどんな仕事でも言えるだろうが、絵を描くことは生業とするピクチャンにとって、そう言った体力の消費は致命的なものだった。
2768ピクチャンは、自分のことを魔女でもマモノでもないただの人間だと思っていたが、そんな自分がいつからこの能力を持ったのかはあまりはっきり思い出せない。
もしかしたら魔女にでもなってしまったのではと半ば冗談で思ったりしたのだが、きっとそんなことはなく、ただ超能力でも目覚めたのだろうと思った。
実際これは便利ではある。
これを使えば特定の人が見てきたものを、カメラが撮影したかのように見ることができるのだから
欠点としてはかなりの体力を消費することだ。
それはまるで一枚か二枚の絵を描いたくらいの体力を時に使うと言ってもいいくらいだ。別に自分に限ったことではなくどんな仕事でも言えるだろうが、絵を描くことは生業とするピクチャンにとって、そう言った体力の消費は致命的なものだった。
霜花(しもか)
DOODLEある日ブレラはまんじゅうを持って、砂漠から展望台へ遊びにきた。※完結版までの内容を含むネタバレや自己解釈・捏造設定による表現が含まれています。
[ミマモ完結版ネタバレ注意]菓子パンをエナドリで流し込むのはダメですよ……「ポラリス! 遊びに来たのだ」
展望台の入り口からそんな、非常に元気で呑気そうな声が聞こえてきた。
彼の声変わりもしてない、少年特有の高い声が、屋内で仕事していたポラリスの頭の中に響いた。
それは仕事に集中していた故か。
それとも、昨日ヤケになってうっかり酒を飲んでしまった故か。
しかし彼の訪問を受け入れないわけにはいかないだろう、とそばに置いてある白い熊のぬいぐるみを見ながら思った。
†
「ポラリス、今日はお前の大好きなゴルトオールまんじゅうを持ってきたのだ」
「は? 僕がまんじゅうが好きだなんでいつ言ったか?」
「え? だってポラちゃんで言ってたような気がするのだ……」
「あ……ああ、そうか」
そんなことも言ってたかもしれん、とポラリスはだんだんと当時のことを思い出した。
1420展望台の入り口からそんな、非常に元気で呑気そうな声が聞こえてきた。
彼の声変わりもしてない、少年特有の高い声が、屋内で仕事していたポラリスの頭の中に響いた。
それは仕事に集中していた故か。
それとも、昨日ヤケになってうっかり酒を飲んでしまった故か。
しかし彼の訪問を受け入れないわけにはいかないだろう、とそばに置いてある白い熊のぬいぐるみを見ながら思った。
†
「ポラリス、今日はお前の大好きなゴルトオールまんじゅうを持ってきたのだ」
「は? 僕がまんじゅうが好きだなんでいつ言ったか?」
「え? だってポラちゃんで言ってたような気がするのだ……」
「あ……ああ、そうか」
そんなことも言ってたかもしれん、とポラリスはだんだんと当時のことを思い出した。
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DOODLE砂漠にあるボロボロのテントで、一人の男が暗い空間の中でずっと絵を描いていた。そんな彼の元にある夜、雪のような少年が突然やってきた。
※かなりの自己解釈による描写あり
まるで雪のような訪問者「この絵、とても懐かしいですね」
そんな声が、突然後ろから聞こえてきた。
まさか来客が、それもこんな時間に来るなんて思いもしなかった。
「この絵を知ってるんですか?」
そこにずっといた男が言った。
とある夜。
冷え切ったゴルトオール砂漠の、とある崖の影には、何年も放置されていたかのような、ボロボロのテントがあった。
そんな場所に、まるで風に流されてきたかのように訪れ、絵を描いていた男に声をかけてきたのは、雪のように髪と肌が白く、そしてこの砂漠の昼間ならどこか雪のように解けてしまいそうな、儚そうな少年だった。
「ふふ……知ってるんですよ。僕はちょっと前にある教会にいたんだけど……オクタルっていう人の絵がたくさん飾ってあったの」
2670そんな声が、突然後ろから聞こえてきた。
まさか来客が、それもこんな時間に来るなんて思いもしなかった。
「この絵を知ってるんですか?」
そこにずっといた男が言った。
とある夜。
冷え切ったゴルトオール砂漠の、とある崖の影には、何年も放置されていたかのような、ボロボロのテントがあった。
そんな場所に、まるで風に流されてきたかのように訪れ、絵を描いていた男に声をかけてきたのは、雪のように髪と肌が白く、そしてこの砂漠の昼間ならどこか雪のように解けてしまいそうな、儚そうな少年だった。
「ふふ……知ってるんですよ。僕はちょっと前にある教会にいたんだけど……オクタルっていう人の絵がたくさん飾ってあったの」
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DOODLEある日、キュオーンは遊びにブレラたちの家にやってきたが、まだ三人は買い物のために外出していた。そこでキュオーンは彼にりんごを用意する。リンゴが好きな人に悪い奴はいないと思うから ゴルトオールの城下町には、ゾンビドールの子供三人と、一人の吸血鬼の少年が住む家があった。
そんな家にある日、赤い頭巾が目立つウェアウルフのキュオーンが、ゴルトオールの西にある森からはるばるとやってきた。
「ふん……まだいないじゃないか」
「遊びにいらっしゃったのはいいですが、三人は買い物に出かけてしまいまして……その、キュオーンさんはあの子たちと時間を決めたりはしたんですか?」
吸血鬼の少年エウ・エウは、キュオーンを家の中に招いて聞いた。
ブレラ、エイダ、ルチアの三人は揃って家に戻っていなかった。
「いや……特に」
「そうですか。まあ、三人ともすぐ近くの雑貨屋さんに行っただけのようなのですぐ帰ってくるでしょう。それまでゆっくりしてていいですよ」
3481そんな家にある日、赤い頭巾が目立つウェアウルフのキュオーンが、ゴルトオールの西にある森からはるばるとやってきた。
「ふん……まだいないじゃないか」
「遊びにいらっしゃったのはいいですが、三人は買い物に出かけてしまいまして……その、キュオーンさんはあの子たちと時間を決めたりはしたんですか?」
吸血鬼の少年エウ・エウは、キュオーンを家の中に招いて聞いた。
ブレラ、エイダ、ルチアの三人は揃って家に戻っていなかった。
「いや……特に」
「そうですか。まあ、三人ともすぐ近くの雑貨屋さんに行っただけのようなのですぐ帰ってくるでしょう。それまでゆっくりしてていいですよ」
霜花(しもか)
DOODLEとある昔のこと。城下町でペンタは休んでいた猫と触れ合おうとしたが逃げられてしまった。
そんな様子を、オクタルは眺めていたようだった。
猫と仲良くしようとしたときの表情 これは昔のある日の、ゴルトオールという国の城下町のこと。
日が傾いていた時、ペンタの前には、散歩でもして休んでいるのか、道端でゴロンと転がっている一匹の猫がいた。
夜に猫に会うと、暗い中光っている目のせいか怖いと思うこともあったが、明るいときにこうして日向で休んでいる姿はかわいい、ともペンタは思っているのだった。
なんとかペンタは、そっと猫に近づいて、その姿を見てから、そっと頭の方に手を近づけようとした。
しかしその瞬間、猫は目を開け、ペンタはドキッとするくらいに驚いた。
静かに近づいていたつもりだったが、せっかくの休息を邪魔してしまったのだろうか。
猫はお腹を地面にくっつけたまま、ペンタをじっと睨むように見つめてくる。
2238日が傾いていた時、ペンタの前には、散歩でもして休んでいるのか、道端でゴロンと転がっている一匹の猫がいた。
夜に猫に会うと、暗い中光っている目のせいか怖いと思うこともあったが、明るいときにこうして日向で休んでいる姿はかわいい、ともペンタは思っているのだった。
なんとかペンタは、そっと猫に近づいて、その姿を見てから、そっと頭の方に手を近づけようとした。
しかしその瞬間、猫は目を開け、ペンタはドキッとするくらいに驚いた。
静かに近づいていたつもりだったが、せっかくの休息を邪魔してしまったのだろうか。
猫はお腹を地面にくっつけたまま、ペンタをじっと睨むように見つめてくる。
霜花(しもか)
DOODLEピクチャンはオアシスで、遠くに見える、空まで届くかのように高い塔を見て、その風景を描いていた。しかしその最中、その搭の主と言える男が偶然やってきて……
[ミマモ完結版ネタバレ注意]突然現れた塔と事情の多い男「へー、ちょっと近くから見るととても高いにゃ~」
ゴルトオール領内の、城下町から離れたとある場所に、小さなオアシスがあった。
ここは砂漠を仕事の為に横断したり、探検したりする者がたまに休憩している姿を見かけるが、ピクチャンが来た時には一人しかいなかった。
画家のピクチャンは城下町を出て、いつのまにかできた、とても高い電波塔を見上げていた。
「電波塔」とされているが、ただ鉄骨などを組んだものではなく、城や教会と言ったように、非常にしっかりとした姿を見せていた。
その建物は、今ピクチャンがいる崖を超えた先にあり、距離もまだかなりある。
その搭は雲の上まで続いているのだが、気象条件によってはこの搭の存在に気が付かないかもしれない。
2452ゴルトオール領内の、城下町から離れたとある場所に、小さなオアシスがあった。
ここは砂漠を仕事の為に横断したり、探検したりする者がたまに休憩している姿を見かけるが、ピクチャンが来た時には一人しかいなかった。
画家のピクチャンは城下町を出て、いつのまにかできた、とても高い電波塔を見上げていた。
「電波塔」とされているが、ただ鉄骨などを組んだものではなく、城や教会と言ったように、非常にしっかりとした姿を見せていた。
その建物は、今ピクチャンがいる崖を超えた先にあり、距離もまだかなりある。
その搭は雲の上まで続いているのだが、気象条件によってはこの搭の存在に気が付かないかもしれない。
霜花(しもか)
DOODLE森の行き止まりでキュオーンが「記録の魔女」に追い詰められるお話です。※Ver6.01以降の内容のネタバレ及びかなりの自己解釈・捏造設定による表現あり
[ミマモ完結版ネタバレ注意]記録の魔女に追い詰められるウェアウルフ これは、昔の話。
迷いの森と呼ばれることもある、「フルシュポスケ」の中にある、とある花畑で、ウェアウルフの子供であるキュオーンは焦っていた。
足元には絵本の妖精が出てきそうなくらい、あたりには美しい花が咲いているが、その空間は高く太い幹絡み合う根を持つ木々に囲まれ、ほぼ行き止まりであるという点で、今のキュオーンにとっては苦難以外のなにものでもなかった。
「やあ、かわいいわんちゃん。ここで会えるなんて偶然だねえ」
今キュオーンの目の前にいるこの女性……「記録の魔女」メタリカは、自分を保護してくれた「希望の魔女」シュトラールの親友だ。
キュオーンはある雨の日に一人で倒れていた時シュトラールに保護され、心の中ですっかり彼女を溺愛していた。
2079迷いの森と呼ばれることもある、「フルシュポスケ」の中にある、とある花畑で、ウェアウルフの子供であるキュオーンは焦っていた。
足元には絵本の妖精が出てきそうなくらい、あたりには美しい花が咲いているが、その空間は高く太い幹絡み合う根を持つ木々に囲まれ、ほぼ行き止まりであるという点で、今のキュオーンにとっては苦難以外のなにものでもなかった。
「やあ、かわいいわんちゃん。ここで会えるなんて偶然だねえ」
今キュオーンの目の前にいるこの女性……「記録の魔女」メタリカは、自分を保護してくれた「希望の魔女」シュトラールの親友だ。
キュオーンはある雨の日に一人で倒れていた時シュトラールに保護され、心の中ですっかり彼女を溺愛していた。
霜花(しもか)
DOODLEパソコンの水冷クーラーみたいに冷やせば、熱くなってあがり症になる性格もどうにかなると思ったマミーの話水冷マミー「おーいマミー、来たぞー」
ルチアは、城下町から離れた、砂漠のとある地下基地にやってきて、階段を降りるとその奥へ、いつもの調子で声をかけた。
ドッドゴーレムたちが歓迎してくれる中、マミーはこの基地の主がいる奥へ向かった。
しかし、マミーの部屋の扉を開けようとしたとき、一人のドッドゴーレムがルチアのところへ近づいてきて話しかけてきた。
「ア、アノ、ルチアサマ」
「ん? どうしたの?」
「マミーサマ、イマアツクナイシ、スズシイケド、シンチョウニセッシテアゲテネ」
「ん~? どういうことだ?」
「チョットイマ、ミウゴキシヅライノデ」
「大丈夫なの?」
「ゲンキナノハタシカダカラ!」
ドッドゴーレムは強く主張しているが、これだけでは状況がよく分からなかった。
2321ルチアは、城下町から離れた、砂漠のとある地下基地にやってきて、階段を降りるとその奥へ、いつもの調子で声をかけた。
ドッドゴーレムたちが歓迎してくれる中、マミーはこの基地の主がいる奥へ向かった。
しかし、マミーの部屋の扉を開けようとしたとき、一人のドッドゴーレムがルチアのところへ近づいてきて話しかけてきた。
「ア、アノ、ルチアサマ」
「ん? どうしたの?」
「マミーサマ、イマアツクナイシ、スズシイケド、シンチョウニセッシテアゲテネ」
「ん~? どういうことだ?」
「チョットイマ、ミウゴキシヅライノデ」
「大丈夫なの?」
「ゲンキナノハタシカダカラ!」
ドッドゴーレムは強く主張しているが、これだけでは状況がよく分からなかった。
misora0412
SPOILER存在自体ネタバレなのでこちらで…ヒポグリフ様ほんと死ぬほど性癖に刺さるんだ………女の子でも刺さってただろうけどこれで男っていうのがさらに刺さるんだ…
倫理観はとち狂ってるけど大好きです…
塩レモン
MAIKING5.03プレイしたので…thxミマモロール…後1-2枚何か書いたらタグつけて投稿したい
アルマの身体は障害が残ってて料理は上手くできない気がするけど手巻き寿司ならいけるのでは?と思ったんだけど説明無しで手巻き寿司だと認識してもらえる気がしないぜ…!