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    #悠五

    yo-five

    あんこ

    MAIKING悠仁の気持ちは勘違いだよ。女の子といっぱい遊んでみれば間違いだったって気づくでしょ。
    そう言って悠仁をこっぴどく振った五条が数年後、勘違いじゃなかったから責任取れよ、と迫られてドギマギする悠五。
    色々捏造。悠仁が女の子と遊びまくってるので苦手な方はご注意ください。
     一体どこで間違えてしまったのだろうか?

     見上げてくる双眸の鋭さに、ぞくりと背筋に冷たいものが走った。決して逸らすことを許されない獰猛な瞳は、狂おしいほどの激情を孕んでいる。煮えたぎる怒りを隠そうともしない青年の気迫に柄にもなく気圧されて、じりじりと後ずさっていた。

     しかしそんな子供じみた抵抗はいつまでも続かない。あっという間に壁に阻まれ逃げ場を失った。背中に触れる硬くてひんやりとした感触にぎくりとする。悠仁が一歩足を踏み出せば、一瞬にして距離が縮まった。

    「先生、約束覚えてるよな?」


    ーー

     花を愛でる趣味なんて持ち合わせていない。けれども薄紅梅の花びらがぽろぽろとこぼれ落ちる様に、どうしようもなく心を惹きつけられた。純粋にうつくしいと、そう思った。丸く愛らしい花びらは、いつの間にか枯れてしまった五条の涙の代わりなのかもしれない。
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    saigj3106

    DOODLEゆごもあったので置いてみます。ごく普通に女性相手の淡い気持ちや、好みのタイプを思い描く程度の年相応な状態だった悠仁にとって、攻略するにはあまりにもレベチな相手だったが、呪術師だとか受肉体だとかという特殊環境も相俟って、性別も年齢差も何ら些末なことに思えたし、気にするような事柄だと考える隙間など最初からなかった。
    気付いたら好きだったし、五条悟のことを理解できる人が誰もいなくてもそれが自分でさえなくても、悠仁は五条のことを諦めたくはないと思った。
    悟の強さに格の違いを感じて身震いすることは何度もあるが、遠い存在と感じたことだって一度もない。
    いつだって飄々として少しウザいぐらいにふざけている日頃の姿を見ている。そんな悟のことを理屈じゃなく好きだし自分は五条先生を護りたいと思った。そのことを悠仁は実際に悟にも伝えた。
    面食らったらしかった悟は、極稀にふいに見せる大人らしい表情や声色で悠仁を諭そうとしてきたし、それは悠仁にだって想定内のことだった。
    悟は強さ以外の意味でも規格外で、予想外なことを言ったりやったりするので、もしかしたら、おもしそうだからいいよ、なんて言ってくれないかな、と思ったりもしていたが、さすがにそれは 703