rehoimi
PROGRESSハドアル転生ifまんがです。10/8ダイ冒険で発行したい目標!ふたりが!!幸せになるには!!転生するしかない!!!
ってことでパロ漫画になってます!
アクキー絵(最後のハドアル絵)描いたときに描こうとして思い留めたけど、描いちゃう。 8
umeboshi_juju
DONE1/17はおむすびの日だということで短いお話を書きました。pixivにあげてあるものと同じお話です。
おにぎりと、ある二人の物語自分にとっては重めの任務でくたくたになって寮に戻った深夜一時。七海は猛烈に腹を空かせていた。もう麓のコンビニまで行く気力などない。しかしこの空腹を抱えて朝まで過ごせるだろうか。明日は座学があるからそれに備えてさっさと風呂を済ませて休みたいのに寝られるだろうか。
ぐぅ……。
悲しげに七海の胃は空っぽであることを主張する。買い置きのカップラーメンは先日灰原との試験勉強の折に消費してしまった。もしかしたら夕飯の残りが食堂に……ある訳ないか。
ぐるぐると考えているうちに気づけば七海は食堂に居た。何もないのはわかっている。それでももしかしたら……。疲れ切った頭はうまく回らないが一縷の望みを掛けて食堂の電気をつける。
2774ぐぅ……。
悲しげに七海の胃は空っぽであることを主張する。買い置きのカップラーメンは先日灰原との試験勉強の折に消費してしまった。もしかしたら夕飯の残りが食堂に……ある訳ないか。
ぐるぐると考えているうちに気づけば七海は食堂に居た。何もないのはわかっている。それでももしかしたら……。疲れ切った頭はうまく回らないが一縷の望みを掛けて食堂の電気をつける。
014158xx
PAST萩原∞松田ピロートーク
ゆめ「この間、夢を見たんだ」
胸元に頭を押し付けながら萩原がぽつりと口にした。俺とは違って指通りのいい髪を手櫛で梳かし続きを促せば、回されている腕に力が少し込められた。
「覚えてるか? 二年前の、十一月七日…」
「あぁ、忘れらんねえよ」
「そっか。…その日の夢でさ。夢のなかの俺、吹き飛ばされちまうんだよね」
いやに凪いだ声でそう言うものだから、こいつがどこか遠くへ行ってしまうような気がして、つい、強く抱き締め返した。鼻腔をくすぐるシャンプーの匂いや腕に閉じ込めたぬくもりにざわめいた心を落ち着かせていると、苦しかったのか、背中を軽く叩かれる。仕方なく腕を緩めてやれば代わりに足が絡められた。
「…防護服、着てなかったのか」
1874胸元に頭を押し付けながら萩原がぽつりと口にした。俺とは違って指通りのいい髪を手櫛で梳かし続きを促せば、回されている腕に力が少し込められた。
「覚えてるか? 二年前の、十一月七日…」
「あぁ、忘れらんねえよ」
「そっか。…その日の夢でさ。夢のなかの俺、吹き飛ばされちまうんだよね」
いやに凪いだ声でそう言うものだから、こいつがどこか遠くへ行ってしまうような気がして、つい、強く抱き締め返した。鼻腔をくすぐるシャンプーの匂いや腕に閉じ込めたぬくもりにざわめいた心を落ち着かせていると、苦しかったのか、背中を軽く叩かれる。仕方なく腕を緩めてやれば代わりに足が絡められた。
「…防護服、着てなかったのか」
romuro_01
DONE気が付いたら年越ししていたバディ。CP無し。捏造あり。生存IFです。
2022年の書き納め。
天狗のご利用は計画的に「KKッ! これで何体目」
影法師が飛ばしてくる、看板の形をしたエーテルの塊を最小限の動作で避けながら、暁人は相棒に向けて叫んだ。
「そんなの、いちいち覚えてられるかッ!」
沢山だよッ! 姿は見えないが、少し離れたところから聞こえる、連戦からくる苛立ちに叫ぶ相棒の声を聞きながら、眼前の敵を見据えた。
距離を詰めてくる影法師達から視線は外さず、ギリギリまで引き寄せて、掌に集中させた水のエーテルを放つ。手の中で限界まで圧縮された水の刃は、前方にいた影法師達を文字通り切り裂いた。
同時にガラスが弾け割れるような、甲高い破裂音がいくつも響いて、影法師達が動きを止める。不自然に体を仰け反らせて動きを止める彼らの身体は歪に綻んでおり、胸部から禍々しい光を放つ彼らの心臓であるコアが露出している。間髪入れずに霊子のワイヤーを伸ばし、コアに絡めて引き抜くと、確かな手ごたえと共に、影法師達の身体は砂のように崩れて跡形もなく消え去った。
5145影法師が飛ばしてくる、看板の形をしたエーテルの塊を最小限の動作で避けながら、暁人は相棒に向けて叫んだ。
「そんなの、いちいち覚えてられるかッ!」
沢山だよッ! 姿は見えないが、少し離れたところから聞こえる、連戦からくる苛立ちに叫ぶ相棒の声を聞きながら、眼前の敵を見据えた。
距離を詰めてくる影法師達から視線は外さず、ギリギリまで引き寄せて、掌に集中させた水のエーテルを放つ。手の中で限界まで圧縮された水の刃は、前方にいた影法師達を文字通り切り裂いた。
同時にガラスが弾け割れるような、甲高い破裂音がいくつも響いて、影法師達が動きを止める。不自然に体を仰け反らせて動きを止める彼らの身体は歪に綻んでおり、胸部から禍々しい光を放つ彼らの心臓であるコアが露出している。間髪入れずに霊子のワイヤーを伸ばし、コアに絡めて引き抜くと、確かな手ごたえと共に、影法師達の身体は砂のように崩れて跡形もなく消え去った。
romuro_01
DONE森で迷ったり神様にちょっかい出されたりするK暁。捏造ありあり。
空腹はすべてに勝る パキリと、足元で枝が割れる乾いた音がした。
ちょっと前にも同じような道で、同じように枝を踏んだ。最早既視感という言葉では誤魔化せない光景に、そろそろ焦りを感じ始めた頃だった。
前を歩くKKの背中を見ながら、ぐるりと周りを見回すが景色は一向に変わらない。
目の前には人が一人通れる程度の幅しかなく、踏み固められた道が真っ直ぐ続いている。そのけもの道を邪魔するように左右から生えてきているのは、葉っぱの形状からしてシダ系の植物だろう。低木は少なく、樹木の間隔も広いため、以外と視界は広い。目線を上げると、頭上高くに枝を伸ばす高木が太陽の強い日差しを遮り、森の中は柔らかい光で満ちている。恐らくコナラやクヌギだろうか。樹木に詳しくないため、はっきりとは分からない。
10465ちょっと前にも同じような道で、同じように枝を踏んだ。最早既視感という言葉では誤魔化せない光景に、そろそろ焦りを感じ始めた頃だった。
前を歩くKKの背中を見ながら、ぐるりと周りを見回すが景色は一向に変わらない。
目の前には人が一人通れる程度の幅しかなく、踏み固められた道が真っ直ぐ続いている。そのけもの道を邪魔するように左右から生えてきているのは、葉っぱの形状からしてシダ系の植物だろう。低木は少なく、樹木の間隔も広いため、以外と視界は広い。目線を上げると、頭上高くに枝を伸ばす高木が太陽の強い日差しを遮り、森の中は柔らかい光で満ちている。恐らくコナラやクヌギだろうか。樹木に詳しくないため、はっきりとは分からない。
romuro_01
DONE #毎月25日はK暁デーお題:日課
7月のK暁デー!主催様いつも素敵な企画をありがとうございます。
参加させていただきます!
プチトマトを育てるのが日課のけけです。ギャグ時空なので、若干キャラ崩壊気味。なんでも許せる人向け
プチトマターKK プチトマターの朝は早い。
まず、起き抜けの頭をはっきりさせるために冷水で顔を洗った後、洗面台に置いてある500mlのペットボトルに水を入れて迷わずベランダに向かう。
カーテンの隙間から夏の日差しがリビングに差し込んでいる。冷房の効いた部屋から朝から蒸し暑い外に出ることに若干の躊躇はあるが、そこで怯んでしまってはプチトマター失格なので迷わずにカーテンを開けてベランダに出る。その際にテーブルに置いた煙草を取るのも忘れない。
ベランダが東側に面しているため、朝日が眩しい。この時期になると7時台でも汗ばむような気温になってくるため、少しベランダに出るだけでもじんわりと額に汗をかく。
朝から全く容赦のない太陽の日差しに気持ち打ち勝った後は、便サンを履き、確認するのはプランターに植わるプチトマトの苗だ。毎日見ているとは言え、一日一回程度なので、確認は念入りに。
1688まず、起き抜けの頭をはっきりさせるために冷水で顔を洗った後、洗面台に置いてある500mlのペットボトルに水を入れて迷わずベランダに向かう。
カーテンの隙間から夏の日差しがリビングに差し込んでいる。冷房の効いた部屋から朝から蒸し暑い外に出ることに若干の躊躇はあるが、そこで怯んでしまってはプチトマター失格なので迷わずにカーテンを開けてベランダに出る。その際にテーブルに置いた煙草を取るのも忘れない。
ベランダが東側に面しているため、朝日が眩しい。この時期になると7時台でも汗ばむような気温になってくるため、少しベランダに出るだけでもじんわりと額に汗をかく。
朝から全く容赦のない太陽の日差しに気持ち打ち勝った後は、便サンを履き、確認するのはプランターに植わるプチトマトの苗だ。毎日見ているとは言え、一日一回程度なので、確認は念入りに。
romuro_01
DONE #2022夏のK暁ワンライ参加させていただきます!
お題:海
内容:ほぼオールキャラ+K暁
バックミラー越しに後部座席を一瞥すると、車の心地よい揺れに勝てずに眠ってしまった若者3人が見えた。すぐ後ろに座る暁人は窓に頭をこすり付けていて、真ん中の麻里とその隣の絵梨佳は二人で肩を寄せ合って眠っている。先ほどから後ろが静かになったと思っていたが、どうやらそろいもそろってお休みモードらしい。
運転しない奴は気楽でうらやましいと、軽くため息をつく。助手席の凛子はノートPCを開いて何やら作業中だ。走行中の車の中でよくも酔わずにPCをいじり続けられるものだなと少しばかり感心する。
『KK、もう諦めて皆で行けばいいんじゃないか』
そう言ったのはエドか、デイルか。
事の発端は、一通のメールだった。
数年に一度の頻度で依頼を受けている神社からのメールで、内容としては特に化け物退治でもなんでもない。穢れの浄化と、神域の確認、札の張り直しのみの簡単なものだ。
3650運転しない奴は気楽でうらやましいと、軽くため息をつく。助手席の凛子はノートPCを開いて何やら作業中だ。走行中の車の中でよくも酔わずにPCをいじり続けられるものだなと少しばかり感心する。
『KK、もう諦めて皆で行けばいいんじゃないか』
そう言ったのはエドか、デイルか。
事の発端は、一通のメールだった。
数年に一度の頻度で依頼を受けている神社からのメールで、内容としては特に化け物退治でもなんでもない。穢れの浄化と、神域の確認、札の張り直しのみの簡単なものだ。