sakura1403bras1
PROGRESSpixivで掲載している和装シリーズです。染め文化を題材にする予定なものの、絶賛苦戦中で時間がかかりそうなのでちら見せです。先に別の話が生まれるかもしれません。 1314sakura1403bras1
PROGRESSまほやくの2025エイプリルフールのアクスイの後日談風に描いたけど、ラストが決まらないので最初の部分を仮置きです。ネロ晶♀っぽいところが出てくる予定ですが、カプなしの予定。 5447cuffblessu1213
DONE12/10我らがボスに祝福を!開催おめでとうございます。こちら展示作品です!ブラ晶♀(全年齢)。元の世界へ帰れることになった晶ちゃんが葛藤しながら居場所について答えを出すお話。長編。ハピエンです。 16219
plenluno
DONE1/14「そういうことにしてるつもり!」8~New Year Party~展示作品③読んでいただきありがとうございました!ぜひアフターでもお楽しみください!
北の国で死の盗賊団が猛威をふるった400年間、毎年数回不定期で開催された行事のひとつがサウナでの我慢比べであった……という盛大な捏造のもと書いた作品です。
Twitterに上げたものを加筆・修正しています。
死の盗賊団主催・チキチキ★サウナ耐久戦! 「「…………」」
蒸気で白む室内に籠もる熱気。シンプルな木造の小屋に残ったのは2人の男だった。
片や、死の盗賊団首領―ブラッドリー・ベイン。
片や、死の盗賊団副首領―ネロ・ターナー。
絶対に負けられない戦いが今、始まる―――!
「いや~、やっぱボスとネロさんには敵わねえわ」
死の盗賊団の恒例行事・サウナ我慢比べにおいて3番手にまで上り詰めた男は、赤らんだ顔で小屋から出てきた。
この我慢比べはこれまで年数回不定期で行われてきたが、ブラッドリーとネロの一騎打ちの構図が崩れたことは―――、少なくとも死の盗賊団がこの体制になってからは無い。
アジトの中では子分たちによる今回の勝敗の賭けが行われている。
2952蒸気で白む室内に籠もる熱気。シンプルな木造の小屋に残ったのは2人の男だった。
片や、死の盗賊団首領―ブラッドリー・ベイン。
片や、死の盗賊団副首領―ネロ・ターナー。
絶対に負けられない戦いが今、始まる―――!
「いや~、やっぱボスとネロさんには敵わねえわ」
死の盗賊団の恒例行事・サウナ我慢比べにおいて3番手にまで上り詰めた男は、赤らんだ顔で小屋から出てきた。
この我慢比べはこれまで年数回不定期で行われてきたが、ブラッドリーとネロの一騎打ちの構図が崩れたことは―――、少なくとも死の盗賊団がこの体制になってからは無い。
アジトの中では子分たちによる今回の勝敗の賭けが行われている。
plenluno
DONE1/14「そういうことにしてるつもり!」8~New Year Party~展示作品②読んでいただきありがとうございました!ぜひアフターでもお楽しみください!
元相棒と野球拳。
魔法舎です。最後だけ微微えちです。
まほやく世界にじゃんけんが輸入されてたのを公式で確認した(どのストか忘れた)のでそのあたりを修正したりしています。
それだけじゃ足りない 「野球拳?」
とある晩酌の夜、ネロは耳慣れぬ単語を反芻した。グラスの酒をあおって身じろぐと黒塗りのソファが小さく鳴く。隣に居るブラッドリーは酒を呑みながらネロ特製のつまみに舌鼓をうっていた。
「前の賢者に聞いたんだよ。じゃんけんして、負けた方が服を1枚脱ぐらしい」
「―っ! はぁ!?」
ネロは酒を吹き出しそうになって何とか堪えた。
「だから、負けたら服脱ぐんだよ。」
ネロは賢者の世界のじゃんけんについて軽く反芻する。握りこぶしの形のグーは石、手を開いたパーは紙、人差し指と中指だけを立てたチョキはハサミを表す。グーにはパーが強く、パーにはチョキが強く、チョキにはグーが強い三つ巴。3種の手の形と関係さえ覚えれば簡単だ。こちらの世界の似た遊びに賢者が反応したのをきっかけに話が盛り上がって以来、魔法舎では賢者にあわせてじゃんけんが使われることが増えた。子ども達が夕飯の献立で揉めたときなどはじゃんけんの勝敗ですんなり決まるのでネロにとっては便利だった。
1827とある晩酌の夜、ネロは耳慣れぬ単語を反芻した。グラスの酒をあおって身じろぐと黒塗りのソファが小さく鳴く。隣に居るブラッドリーは酒を呑みながらネロ特製のつまみに舌鼓をうっていた。
「前の賢者に聞いたんだよ。じゃんけんして、負けた方が服を1枚脱ぐらしい」
「―っ! はぁ!?」
ネロは酒を吹き出しそうになって何とか堪えた。
「だから、負けたら服脱ぐんだよ。」
ネロは賢者の世界のじゃんけんについて軽く反芻する。握りこぶしの形のグーは石、手を開いたパーは紙、人差し指と中指だけを立てたチョキはハサミを表す。グーにはパーが強く、パーにはチョキが強く、チョキにはグーが強い三つ巴。3種の手の形と関係さえ覚えれば簡単だ。こちらの世界の似た遊びに賢者が反応したのをきっかけに話が盛り上がって以来、魔法舎では賢者にあわせてじゃんけんが使われることが増えた。子ども達が夕飯の献立で揉めたときなどはじゃんけんの勝敗ですんなり決まるのでネロにとっては便利だった。
plenluno
PROGRESSネロさんの爆弾処理が書きたかったけどテーマのほうが先に思い浮かんだので書き散らしこの部分はカプ要素ないけどゆくゆくはブラネロになります
爆弾処理書きたい(書け)
↓続き見たい!って思ったら♡ポチポチしてもらえると…嬉しい…(小声)
パラロイ ネロが爆弾処理するブラネロになる予定「ぁ…………」
気づいてしまった。悟ってしまった。
ダメだ、これは。
ネロは完璧に爆弾解除のプロセスを終えた。そのはずなのに、文字盤に表示された数字の減少は止まない。数字が減少するたびに鳴るピッ、ピッ、という音だけがメインシステム内に反響する。
「―――ブラッド、」
次の瞬間、衝撃波と轟音に全て掻き消された。
テセウスの船、という有名な哲学的問いがある。
遠い昔、人々は数々の伝説を残したとある船を後世へ末永く保存しようと考えた。
船は木製であったため、そのまま保管していれば当然風化し、朽ちていってしまう。
人々は船の保存のために、朽ちた部分の木材をその都度新しい木材に取り替えていった。
やがてその船は全ての部分が新しい木材に替えられたが、船の構造そのものは初めと同様に保たれた。
1315気づいてしまった。悟ってしまった。
ダメだ、これは。
ネロは完璧に爆弾解除のプロセスを終えた。そのはずなのに、文字盤に表示された数字の減少は止まない。数字が減少するたびに鳴るピッ、ピッ、という音だけがメインシステム内に反響する。
「―――ブラッド、」
次の瞬間、衝撃波と轟音に全て掻き消された。
テセウスの船、という有名な哲学的問いがある。
遠い昔、人々は数々の伝説を残したとある船を後世へ末永く保存しようと考えた。
船は木製であったため、そのまま保管していれば当然風化し、朽ちていってしまう。
人々は船の保存のために、朽ちた部分の木材をその都度新しい木材に取り替えていった。
やがてその船は全ての部分が新しい木材に替えられたが、船の構造そのものは初めと同様に保たれた。
plenluno
PROGRESS海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカあらすじ
西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称《聖域》のうわさだった―――。
オリジナルの町でオリジナルのモブがたくさんしゃべります
次回からいよいよ航海の始まり!
海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 2話 食堂での会話の2日後、賢者と賢者の魔法使いたちは西の国北部にあるサラバスという港町へやってきた。この町の酒場で依頼人から話を聞き、提供された船に乗って件の海域へ向かう手はずになっている。
箒やアルシムを使わない移動方法であるのには魔法舎の誰もが疑問を呈したが、理由を聞けば皆納得した。
というのも、行方不明者には魔法科学をもとに作られた魔動力船の乗組員や魔法使いも含まれていることから、移動中に魔法が使えなくなってしまうリスクを考えたのだ。危険な魔法生物が棲息する海上で魔法を封じられたまま放り出されれば、いかに賢者の魔法使いといえど命はない。
今回同行する賢者の魔法使いは、なぜだかノリノリで参加しているブラッドリーと成り行きで同行させられたネロ、西の国での任務ということで西の魔法使い全員、双子に賢者作の消し炭とマドレーヌで接待されながらしつこく言われて出てきたミスラとそこにちょうど居合わせたリケというあまりない組み合わせである。
1023箒やアルシムを使わない移動方法であるのには魔法舎の誰もが疑問を呈したが、理由を聞けば皆納得した。
というのも、行方不明者には魔法科学をもとに作られた魔動力船の乗組員や魔法使いも含まれていることから、移動中に魔法が使えなくなってしまうリスクを考えたのだ。危険な魔法生物が棲息する海上で魔法を封じられたまま放り出されれば、いかに賢者の魔法使いといえど命はない。
今回同行する賢者の魔法使いは、なぜだかノリノリで参加しているブラッドリーと成り行きで同行させられたネロ、西の国での任務ということで西の魔法使い全員、双子に賢者作の消し炭とマドレーヌで接待されながらしつこく言われて出てきたミスラとそこにちょうど居合わせたリケというあまりない組み合わせである。
plenluno
PROGRESSブラッドリー・ベイン船長が見たかっただけの海賊モチーフイベスト風ストーリー第1話ですイベスト同様10話完結になる予定
ブラネロの人間ですがキャラ同士の関係性はなるべく本編と同じくらいを目指します
あらすじ
西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称〈聖域〉のうわさだった―――。
海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 序
金銀財宝、宝石、誰かの命。2人一緒に大海原を駆けずり回って、奪って奪って奪いつくした。相手が命を懸けてでも守りたいものを、こちらも命を懸けて奪う。魂と魂がぶつかり合い、心地よい高揚感に包まれる。なぁ、×××。俺はてめえと一緒ならどこまででも行ける。だから―――、
1話
「こんにちは、賢者様。なにやら悩ましげなお顔をなさっていますね」
食堂で依頼書とにらめっこしている賢者に声をかけたのはシャイロックだ。
「実は、西の国と北の国の国境付近の海域で漁船の連続行方不明事件が発生しているそうで…」
「そりゃ大変そうだな」
ネロがお疲れ、賢者さんと声をかけて紅茶の入ったティーカップとブリティッシュスコーンの乗った皿を賢者の前に置いた。
1119金銀財宝、宝石、誰かの命。2人一緒に大海原を駆けずり回って、奪って奪って奪いつくした。相手が命を懸けてでも守りたいものを、こちらも命を懸けて奪う。魂と魂がぶつかり合い、心地よい高揚感に包まれる。なぁ、×××。俺はてめえと一緒ならどこまででも行ける。だから―――、
1話
「こんにちは、賢者様。なにやら悩ましげなお顔をなさっていますね」
食堂で依頼書とにらめっこしている賢者に声をかけたのはシャイロックだ。
「実は、西の国と北の国の国境付近の海域で漁船の連続行方不明事件が発生しているそうで…」
「そりゃ大変そうだな」
ネロがお疲れ、賢者さんと声をかけて紅茶の入ったティーカップとブリティッシュスコーンの乗った皿を賢者の前に置いた。