YunanoRose
PAST季節外れの正月ネタ。脱色。
64、58要素あり。といってもほのぼのですが。
こちらも突然始まり突然終わる山なし落ちなし意味なし短編。
餅つき「ねーねー知ってる?現世には正月に2人で相性を確かめ合う行事があるらしいよ?」
炬燵で蜜柑を食べながら我が物顔で居座るピンク髪が唐突に言い放った言葉。なんでこいつが俺の部屋にいるのか…。普段ならパートナーであるノイトラの部屋にいるはずのこいつはどうやら最近付き合い始めた俺たちが気になるらしい。ここ数日俺のパートナーであるウルキオラと共に用もなく訪れては何をするでもなく雑談だけして帰りやがる。お陰様で2人きりになれるチャンスもありゃしねぇ。まぁ、用がなければ来さえしないウルキオラが、俺の部屋に来る口実にはなっているんだろうが。だが今回は違ぇ。何故かノイトラまでついてきてやがる。理由を聞けばザエルアポロが呼んだとか何とか。だったらお前らの部屋に行けよと思いながらも行ったら行ったで俺の気が気じゃねぇことくらいザエルアポロにはお見通しなんだろう。掌で踊らされてるような感覚に苛立ちつつも怒りを抑えるべく蜜柑の皮をむく。
1214炬燵で蜜柑を食べながら我が物顔で居座るピンク髪が唐突に言い放った言葉。なんでこいつが俺の部屋にいるのか…。普段ならパートナーであるノイトラの部屋にいるはずのこいつはどうやら最近付き合い始めた俺たちが気になるらしい。ここ数日俺のパートナーであるウルキオラと共に用もなく訪れては何をするでもなく雑談だけして帰りやがる。お陰様で2人きりになれるチャンスもありゃしねぇ。まぁ、用がなければ来さえしないウルキオラが、俺の部屋に来る口実にはなっているんだろうが。だが今回は違ぇ。何故かノイトラまでついてきてやがる。理由を聞けばザエルアポロが呼んだとか何とか。だったらお前らの部屋に行けよと思いながらも行ったら行ったで俺の気が気じゃねぇことくらいザエルアポロにはお見通しなんだろう。掌で踊らされてるような感覚に苛立ちつつも怒りを抑えるべく蜜柑の皮をむく。
YunanoRose
PAST過去に書いて友達に見せたグリウル待ち合わせ短編。唐突に始まり唐突に終わる山なし落ちなし意味なし。待ち合わせ「待ち合わせをしてみたい。」
隣で本を読む相手から突如として告げられた言葉。本当に唐突過ぎて一瞬何を言われたのかわからなかった。同じ部屋に住んでるのだから待ち合わせも何もなくねぇか?と首を傾げる。
「この本に書いてあった。でぇとには待ち合わせが必須なのだろう?そして相手を待つ間の気持ちは何にも変え難いものだと。そしてお前は俺に人間らしくなってきたと言った。ならば今ならその気持ちが分かるんじゃないかと思ってな。」
淡々と告げる相手の気持ちが分からんでもない。確かにこいつは今まで感情が人一倍抜け落ちている感覚はあった。ましてや自分から何かをしたいなど言うこともなかった。そんな彼からの欲求だ。彼氏としては叶えてやりたいという気持ちもある。うーんと考え思いついたのは部屋を出る時間を30分程ずらして現世に行くって言うのはどうかということ。流石に感情に疎い相手でも30分も待てば何かわかるんじゃねぇか。そう提案してみると嬉々として頷かれた。ならば早速と計画を立て明日決行することにした。そしてどうせなら何かプレゼントしてぇなぁ。その方が喜ぶかもしれねぇし。そう考えながら翌日を迎えた。
1427隣で本を読む相手から突如として告げられた言葉。本当に唐突過ぎて一瞬何を言われたのかわからなかった。同じ部屋に住んでるのだから待ち合わせも何もなくねぇか?と首を傾げる。
「この本に書いてあった。でぇとには待ち合わせが必須なのだろう?そして相手を待つ間の気持ちは何にも変え難いものだと。そしてお前は俺に人間らしくなってきたと言った。ならば今ならその気持ちが分かるんじゃないかと思ってな。」
淡々と告げる相手の気持ちが分からんでもない。確かにこいつは今まで感情が人一倍抜け落ちている感覚はあった。ましてや自分から何かをしたいなど言うこともなかった。そんな彼からの欲求だ。彼氏としては叶えてやりたいという気持ちもある。うーんと考え思いついたのは部屋を出る時間を30分程ずらして現世に行くって言うのはどうかということ。流石に感情に疎い相手でも30分も待てば何かわかるんじゃねぇか。そう提案してみると嬉々として頷かれた。ならば早速と計画を立て明日決行することにした。そしてどうせなら何かプレゼントしてぇなぁ。その方が喜ぶかもしれねぇし。そう考えながら翌日を迎えた。
放点难看的东西
PAST【葛乌】时间的尽头那弯月仍高高地挂在穹顶,散发着柔和清冷的光笼罩着地面,不知何处吹来的风卷起阵阵白沙,掠过石英树枝发出咯吱的声响,虚圈仍是亘古不变的一片荒芜,时间在这里仿佛失去了效用。
葛力姆乔坐在高处,放眼望着无边无际的白色沙地。自那场大战后他回到这里,已不知有多少次像这样望着这永不改变的白色世界。
此时的他不复以往的张扬桀骜。他安静地坐在那里,暴戾的气息被收敛,目光似是穿过层层沙海看到了昔日那个身影。
那个看似瘦弱,却如岩石般冰冷强硬的家伙。
最初他只是不屑,拥有那样瘦弱的仿佛一爪就能撕烂的躯体的破面却能被选入十刃甚至居于他之上,于是便一次次地挑衅,只等他应下战书好一举击败他,从而取代他成为四刃。然而一次次挑衅一次次攻击都被他轻而易举地挡了回来。慢慢地不屑变成了不甘,他愈加执着于与他一分高下。日复一日,攻击与挑衅变成了常态,每一次的失败也不再像以往一样折磨着他,甚至越到后来,与其说是针锋相对,倒不如说是二人之间一种独特的寒暄方式。虚夜宫中众人也逐渐见惯不怪,只要二人一同消失,便会被顺理成章地认为是又去约架了。一切仿佛都再自然不过,也就没有人在意某天他们之间发生了什么。
3402葛力姆乔坐在高处,放眼望着无边无际的白色沙地。自那场大战后他回到这里,已不知有多少次像这样望着这永不改变的白色世界。
此时的他不复以往的张扬桀骜。他安静地坐在那里,暴戾的气息被收敛,目光似是穿过层层沙海看到了昔日那个身影。
那个看似瘦弱,却如岩石般冰冷强硬的家伙。
最初他只是不屑,拥有那样瘦弱的仿佛一爪就能撕烂的躯体的破面却能被选入十刃甚至居于他之上,于是便一次次地挑衅,只等他应下战书好一举击败他,从而取代他成为四刃。然而一次次挑衅一次次攻击都被他轻而易举地挡了回来。慢慢地不屑变成了不甘,他愈加执着于与他一分高下。日复一日,攻击与挑衅变成了常态,每一次的失败也不再像以往一样折磨着他,甚至越到后来,与其说是针锋相对,倒不如说是二人之间一种独特的寒暄方式。虚夜宫中众人也逐渐见惯不怪,只要二人一同消失,便会被顺理成章地认为是又去约架了。一切仿佛都再自然不过,也就没有人在意某天他们之间发生了什么。