恋占い
CAN’T MAKE【乱与】*与謝野女医の過去についてのネタバレ注意(しっかりは書いてませんが)小説お題ジェネレーターで「車いす」と出てきたので、書きます
ぱっと思い浮かんだのが、乱与の出会いのシーンで…。そこから発展させたかっただけです。
結末(というか、もう全体)がうまくいかなかった…。
好き与謝野side
数日前の依頼の時に使った車いす。それを片付けているときだった。
ふと思い出したのはあの日のこと、社長と乱歩さんが妾を森医師から離してくれた時のことだった。
『君の優しさが欲しいんだ』
その言葉にどれほど救われたか。数えきれないくらいだ。でも、そのことを彼がしっかり覚えているかはわからない。妾にとって車いすは、乱歩さんとの出会いが詰まっていると言っても過言ではないが、彼にとったらそんなこと、覚えていないかもしれない。
「はぁ、」
「与謝野さーん!ため息なんてついて、どうしたの?」
今日も今日とて手に棒付きキャンディーを持った乱歩さんが声をかけてくる。
「ん?あぁ、何でもないよ。乱歩さんこそどうしたんだい?もしかして怪我でもしたとか…」
849数日前の依頼の時に使った車いす。それを片付けているときだった。
ふと思い出したのはあの日のこと、社長と乱歩さんが妾を森医師から離してくれた時のことだった。
『君の優しさが欲しいんだ』
その言葉にどれほど救われたか。数えきれないくらいだ。でも、そのことを彼がしっかり覚えているかはわからない。妾にとって車いすは、乱歩さんとの出会いが詰まっていると言っても過言ではないが、彼にとったらそんなこと、覚えていないかもしれない。
「はぁ、」
「与謝野さーん!ため息なんてついて、どうしたの?」
今日も今日とて手に棒付きキャンディーを持った乱歩さんが声をかけてくる。
「ん?あぁ、何でもないよ。乱歩さんこそどうしたんだい?もしかして怪我でもしたとか…」
恋占い
CAN’T MAKE【乱与】*生理ネタあり初めての文スト小説を書こうと思ったけど、口調とかわからなすぎて駄作中の駄作になってしまいました…。呼び方とか間違ってたらごめんなさい
皆の関係がしっかりつかめてないのが、良くなかった点かなと思っています
多めに見てください
希望があれば初潮ネタ書いても、いいな
↑💚押してください
そばにだっていさせてよ福沢諭吉side
武装探偵社の朝礼。
あくまで形式上であるため、太宰や乱歩はほとんど顔を出さない。まぁ、乱歩の場合は駄菓子を用意しておくと必ず参加しているのだが。
「今日は人が少ないな」
「あぁ、今日はナオミさんが学校でお休みなので」
私の疑問に答えるのは敦。確かに、ナオミの姿は見受けられないが、、。誰かが足りない。太宰も乱歩も今日はいる。二人ではない、、誰かが。
「あとは、与謝野女医から急遽休みの連絡がありました」
「休み?」
「?はい。体調でも崩された様子でした」
国木田の言う通りだ。確かに、与謝野がいない。
体調不良…として心当たりは一つ。女子社員にばれてしまえば変態社長と言われてもおかしくないかもしれないが、わかってしまうのは、仕方がないのだ。何年も一緒にいるから、とかそんな不純なことではなく。
3377武装探偵社の朝礼。
あくまで形式上であるため、太宰や乱歩はほとんど顔を出さない。まぁ、乱歩の場合は駄菓子を用意しておくと必ず参加しているのだが。
「今日は人が少ないな」
「あぁ、今日はナオミさんが学校でお休みなので」
私の疑問に答えるのは敦。確かに、ナオミの姿は見受けられないが、、。誰かが足りない。太宰も乱歩も今日はいる。二人ではない、、誰かが。
「あとは、与謝野女医から急遽休みの連絡がありました」
「休み?」
「?はい。体調でも崩された様子でした」
国木田の言う通りだ。確かに、与謝野がいない。
体調不良…として心当たりは一つ。女子社員にばれてしまえば変態社長と言われてもおかしくないかもしれないが、わかってしまうのは、仕方がないのだ。何年も一緒にいるから、とかそんな不純なことではなく。
bun16mm
DONEあむこみっ!2024開催おめでとうございます!!今年もお世話になります。
文豪ストレイドッグスのサマーフェア特典からできたお話です。乱与のつもりで、敦鏡要素在ります。
サマーフェア人で溢れかえった百貨店のコーナー、其処には大量の水着が陳列されていた。此の人混みの中に飛び込むのかい? と頭を抱えそうになるが、
「凄いですわ! この品揃え! 矢張り此処に来て正解でしたわね!」
隣にいるナオミは目を輝かせている。
そして私と同じく冷めた目をしている少女は反対隣に。
今日の面子は妾とナオミと鏡花の三人だ。探偵社の夏休みで来週海に行く。その為の水着を買いに行こうとナオミが言い出した。当の本人は学校の課外授業があって行けないのだが。「お二人にぴったりの水着を選んで差し上げますわ」と盛り上がっていた。
ということで、本日兄は不在だ。「ナオミが水着を試着する訳じゃないなら、僕の出る幕は無い。女性陣で行く方がいいだろうね」と笑っていた。いやはや、本当に困った兄妹だねェ。
6145「凄いですわ! この品揃え! 矢張り此処に来て正解でしたわね!」
隣にいるナオミは目を輝かせている。
そして私と同じく冷めた目をしている少女は反対隣に。
今日の面子は妾とナオミと鏡花の三人だ。探偵社の夏休みで来週海に行く。その為の水着を買いに行こうとナオミが言い出した。当の本人は学校の課外授業があって行けないのだが。「お二人にぴったりの水着を選んで差し上げますわ」と盛り上がっていた。
ということで、本日兄は不在だ。「ナオミが水着を試着する訳じゃないなら、僕の出る幕は無い。女性陣で行く方がいいだろうね」と笑っていた。いやはや、本当に困った兄妹だねェ。
bun16mm
DONEあむこみオンライン2023開催おめでとうございます!福+乱+与っぽくなりましたが、乱与のつもりです!これから乱与!←
楽しんでもらえたら嬉しいです♡
なみだはわらう毎日毎日変わらない景色。それを二十四時間体感しているのかさえ判らない。
あれ? 一日って二十四時間だっけ?
兎に角、天井近くの小さな窓から光が差し込ンで、やがてその光は弱まり、暗くなって、また光が差し込ンでくるから、一日一日過ぎていることは確かだ。
それに二回出てくる食事も、朝晩のものだろう。
この施設に隔離されて何れだけの時間が経ったかなンて知らない。興味もない。
食事こそ最初は質素だなと思ったが、今は味さえしない。
あれ? 味って何だっけ?
此処に来たばかりの頃は後悔と悪夢でずっと泣いていた。よくそンなに水分が排出されるなというほど、泣いていた。
ずっとずっと。
そしたら或る日、枯れた。プツリと切れた。脳が考えることを思い出すことを拒んだ。
5271あれ? 一日って二十四時間だっけ?
兎に角、天井近くの小さな窓から光が差し込ンで、やがてその光は弱まり、暗くなって、また光が差し込ンでくるから、一日一日過ぎていることは確かだ。
それに二回出てくる食事も、朝晩のものだろう。
この施設に隔離されて何れだけの時間が経ったかなンて知らない。興味もない。
食事こそ最初は質素だなと思ったが、今は味さえしない。
あれ? 味って何だっけ?
此処に来たばかりの頃は後悔と悪夢でずっと泣いていた。よくそンなに水分が排出されるなというほど、泣いていた。
ずっとずっと。
そしたら或る日、枯れた。プツリと切れた。脳が考えることを思い出すことを拒んだ。
bun16mm
DONE文ストアニメ4期前の乱+与お話。その割に16巻のネタバレあります。全てが捏造ご注意ください。
パスワードはお品書きにあります。
其の願い、叶えたり。「与謝野さん、うずまき行こう!」
医務室の扉を豪快に開け、有り難いお誘いの言葉を放ったのは乱歩さんだった。
「善いねェ、丁度小腹が空いてたとこさ」
時計を見れば午後三時を過ぎている。特別依頼もなく、事務処理に追われる国木田くん以外は暇をしているところだろう。
「鏡花達も誘おうか」
「いや、敦くんと出掛けてるからいない」
「おやそうだったかい、賢治は?」
「賢治くんは休みじゃないか」
「あ、然うだった」
うっかりしていた。今朝の朝礼にいなかったじゃないか。と云っても形式だけで殆どの者が参加していないが。今目の前にいる乱歩さんも例に漏れずだ。
「与謝野さん大丈夫? こん詰め過ぎなんだよ」
「本当だ、休憩挟むにもってこいだね」
3485医務室の扉を豪快に開け、有り難いお誘いの言葉を放ったのは乱歩さんだった。
「善いねェ、丁度小腹が空いてたとこさ」
時計を見れば午後三時を過ぎている。特別依頼もなく、事務処理に追われる国木田くん以外は暇をしているところだろう。
「鏡花達も誘おうか」
「いや、敦くんと出掛けてるからいない」
「おやそうだったかい、賢治は?」
「賢治くんは休みじゃないか」
「あ、然うだった」
うっかりしていた。今朝の朝礼にいなかったじゃないか。と云っても形式だけで殆どの者が参加していないが。今目の前にいる乱歩さんも例に漏れずだ。
「与謝野さん大丈夫? こん詰め過ぎなんだよ」
「本当だ、休憩挟むにもってこいだね」
bun16mm
DONE付き合ってる乱与ssです。傷心の与謝野さんを乱歩さんが慰めるお話。
パスワードはお品書きにあります。
名探偵はお見通し追っていた文字が、滲み出した。隣の頁の図解はぼやけて人の形が辛うじて認識できるくらい。
やり過ぎたか。
眉間に手を当て、目を閉じるとズシンと目蓋に漬物石でも置かれたようだった。目薬をお気に入りの巾着から取り出す。その一滴は突き刺すように沁みた。
集中力がすっかり飛んでいった。背もたれに体重を預ける。
次に助けを求めてきたのは脳だ。圧倒的に糖分が足りない。少し考え、分厚い医学書を閉じて立ち上がった。
「おや、乱歩さん。珍しいねェ」
探偵社の扉を開くと其処には乱歩さんしかいなかった。買い物に行くときは絶対にいない乱歩さんがいる。なンだい、お見通しか。まあ、医務室に籠もっていたから当たり前か。
「難解事件が起きてなきゃ僕は自由だからね」
3717やり過ぎたか。
眉間に手を当て、目を閉じるとズシンと目蓋に漬物石でも置かれたようだった。目薬をお気に入りの巾着から取り出す。その一滴は突き刺すように沁みた。
集中力がすっかり飛んでいった。背もたれに体重を預ける。
次に助けを求めてきたのは脳だ。圧倒的に糖分が足りない。少し考え、分厚い医学書を閉じて立ち上がった。
「おや、乱歩さん。珍しいねェ」
探偵社の扉を開くと其処には乱歩さんしかいなかった。買い物に行くときは絶対にいない乱歩さんがいる。なンだい、お見通しか。まあ、医務室に籠もっていたから当たり前か。
「難解事件が起きてなきゃ僕は自由だからね」