Either619
MOURNINGれんぎゆ未満 ハンニバルパロになり損ねたものいつか続きを書くかも
罪深い食卓その診療所は目黒の駅から程近い雑居ビルの一室にあった。
診療所といっても、スタッフや医師を大勢常駐するような立派なものではなく、一人のカウンセラーが細々を行なっている心理相談室のようなものである。らしい。
紹介してくれた父曰く「懺悔室のようなものだ」とのことだった。
日々正しくあらんとして生きる杏寿郎にとって、懺悔室というのは一生無縁のものだと思っていた。父が懺悔しているところなど想像もできないが、いったいいつの話だろう。
杏寿郎は見るからに型の古いエレベーターで「4」のボタンを押しながら、子供達の前では決して弱さを見せなかった父のことを考えた。
「失礼!冨岡先生はいらっしゃるだろうか!十二時から予約している煉獄だが!」
2661診療所といっても、スタッフや医師を大勢常駐するような立派なものではなく、一人のカウンセラーが細々を行なっている心理相談室のようなものである。らしい。
紹介してくれた父曰く「懺悔室のようなものだ」とのことだった。
日々正しくあらんとして生きる杏寿郎にとって、懺悔室というのは一生無縁のものだと思っていた。父が懺悔しているところなど想像もできないが、いったいいつの話だろう。
杏寿郎は見るからに型の古いエレベーターで「4」のボタンを押しながら、子供達の前では決して弱さを見せなかった父のことを考えた。
「失礼!冨岡先生はいらっしゃるだろうか!十二時から予約している煉獄だが!」
わたる
REHABILIお題『スイセン』水仙全体だと花言葉良くないんだけど、白い水仙限定にすると「尊敬」「神秘」となる。そちら採用。
水彩楽しかった。しかしスキャン…ボケてる?( ̄□ ̄lll)上部にスケッチブックのリングがあるから、その段差でスキャン時浮いていたか。pixivにまとめる時にはスキャンし直します(´Д` )
sumire4kisaragi
DOODLEこちらにアップするの忘れてて放置しちゃってましたが、描き始めた頃のド下手なのものに反応して下さったので匂わせなのを置いておきます☺️今描いてる🔥さんと🌊さんの🐉の下絵だけぶん投げておきます💦
煉義じゃないようなそうなような?
完成したらアップします(⸝⸝•ᴗ•⸝⸝) 2
literatbarita
DONE2024.5.10ピクリエのWEBイベント「れんぎゆcafe」に参加させていただきます!キ学の煉獄さんの誕生日前のお話です。
毛繕いドライヤーのスイッチを切ると、宙を揺蕩っていた黒髪は肩にふわりと着地した。
しんと静まり返ったバスルームの中、微かな音がいくつか耳に届いてくる。遠くで鉄橋を渡る電車の音、国道を走る車の音。キッチンから冷蔵庫がカラカラと製氷する音。
耳元で大きな風の音が続いていたせいか、普段は気にも留めない生活の音が、いつもよりもくっきりと聞こえてきた。
義勇は、薄く曇った鏡に映る己を見る。しっかりと乾かしたつもりだったが、まだところどころ髪に湿り気が残っていた。
(……杏寿郎の方が上手いな)
一緒に暮らし始めてからと言うもの、杏寿郎が髪を乾かしてくれることが多くなった。変に甘えるつもりはないし、気恥ずかしさから勿論始めは断ったのだが、きっかけはある日の杏寿郎の一言だった。
3644しんと静まり返ったバスルームの中、微かな音がいくつか耳に届いてくる。遠くで鉄橋を渡る電車の音、国道を走る車の音。キッチンから冷蔵庫がカラカラと製氷する音。
耳元で大きな風の音が続いていたせいか、普段は気にも留めない生活の音が、いつもよりもくっきりと聞こえてきた。
義勇は、薄く曇った鏡に映る己を見る。しっかりと乾かしたつもりだったが、まだところどころ髪に湿り気が残っていた。
(……杏寿郎の方が上手いな)
一緒に暮らし始めてからと言うもの、杏寿郎が髪を乾かしてくれることが多くなった。変に甘えるつもりはないし、気恥ずかしさから勿論始めは断ったのだが、きっかけはある日の杏寿郎の一言だった。
shioru0203
DOODLE上げ直してみる…いや、そうまでするアレでは決してないのだけど…💧一個前の💋の続き…頭の中のアレやコレやのお二人を出力するため、もっと練習してえちなのが描きたいですね…(何を言っているのか)
🔑はれんぎゆ誕生日8ケタです。よろしくお願いします。
literatbarita
DONE2024.2.8煉義WEBオンリーイベント「一心同体鏡写し」の展示です。大正の二人のSSです。
対岸の明かり・紅い糸「もう大丈夫だ!怖がらなくていい。あなた方はもう、苦しまなくていい」
冷たい月夜に温かな声が響いた。
炎を纏った男は刀を鞘に納めると、地面に片膝をつき、座り込む人々に視線を合わせる。
鬼に囚われていた、あるいは脅されていた者たちは、煉獄の深く優しい眼差しに緊張が解けたのか、幾人もが顔を覆って安堵に泣き出した。
すると、茂みの奥がガサガサと鳴り、もう一人の柱が姿を現す。
「煉獄、周辺に他の鬼の気配はない。ここは大丈夫だろう」
「君が駆けつけてくれて助かった。ありがとう、冨岡」
「俺は担当区域に戻る。お前は片付いたら休め」
そう言うなり、冨岡は背を向けて戦いの場を後にした。丁度同時に、他の隊士や隠が駆けつける。
煉獄はその場を彼らに任せると、急いで冨岡を追いかけた。
2987冷たい月夜に温かな声が響いた。
炎を纏った男は刀を鞘に納めると、地面に片膝をつき、座り込む人々に視線を合わせる。
鬼に囚われていた、あるいは脅されていた者たちは、煉獄の深く優しい眼差しに緊張が解けたのか、幾人もが顔を覆って安堵に泣き出した。
すると、茂みの奥がガサガサと鳴り、もう一人の柱が姿を現す。
「煉獄、周辺に他の鬼の気配はない。ここは大丈夫だろう」
「君が駆けつけてくれて助かった。ありがとう、冨岡」
「俺は担当区域に戻る。お前は片付いたら休め」
そう言うなり、冨岡は背を向けて戦いの場を後にした。丁度同時に、他の隊士や隠が駆けつける。
煉獄はその場を彼らに任せると、急いで冨岡を追いかけた。
shioru0203
DOODLEにょた岡さんの落書き続き。女になったんだから、普段の男の体より、煉獄さんを気持ちよくできるんじゃないかとか余計なこと思うんだけど、勝手も違うしうまくできない。
(そもそも自分からしたことない…)
半泣きでモタモタ一生懸命な冨岡さんの好きにさせてあげてるんだけど、我慢も限界、煉獄さん…
いろいろ参考にして描きました。
🔑18↑ y/n?
shioru0203
TRAININGにょた岡さん、付き合ってる🔥🌊男の体で申し訳ないといつも思っている🌊さん、血鬼術で女体化したことで、🔥さんが喜んでくれるかもってちょっと思ったけど、なんか🥧が小さくてしょぼん⤵︎
男同士だし、裸でもいいかなとマッパ🤣
情緒がなくてすみません💦
前のやつよりふっくらしちゃった💦
女体なので唇は赤く、まつ毛長く瞳も大きめにしてみました。
🔑18↑y/n?
shioru0203
TRAININGむらむらと女体が描きたくなったので、🌊さんに血鬼術にかかってもらいましたが、ハミ🍼がしたくなって現代の格好になったので、なんだか分かりませんね😓女体化🌊さん、🥧あまり大きくないと思う…大きくしすぎた。
ポーズ参考ありです。
🔥さんの所に匿われている、まだ付き合ってない設定です。この後、🔥さんの理性がどうなったかは定かではない…。
🔑18↑y/n?
shioru0203
DOODLE前回の差分(セリフ入り)と、当社比でリアルを追い求めたクチのやつ🍌なんかちょっと可哀想に見える…?
いや、無理矢理ではないのです、🌊さんはおクチ小さいから…。
ともにポーズ参考ありです。
🔑🔥🌊の誕生日8ケタ 2
わたる
DONEお題『サネカズラ』(再会)キメ学、入学式前日、早朝校門前、明日の下見に来た煉獄さん(新1年/1ヶ月後16歳)、当番の為早く登校した冨岡さん(新2年/2ヶ月前に16歳)、前世でお付き合い、両方記憶あり、目が合った瞬間お互い記憶があることが分かる
間に合わせる為いっっっそいで描きました… 3
oO_yomoya
MENUらくがき纏めるところのまとめ(ややこし全部煉義🔥🌊
・2023年~
https://poipiku.com/3205683/8955461.html
・それ以前のまとめ(一部2023のものも入っています)
https://poipiku.com/3205683/5365567.html
うぇぼ
https://wavebox.me/wave/f3hyy9yp50200kyh/
shioru0203
DOODLE煉義も里に行く妄想。先に着いた義勇さんの入浴シーンを覗きに行こうとしたモブ隠たちが、炎柱に成敗されてその後です。
🔥「大丈夫か!とみぉっ…!」
🌊「…あ、煉獄、きてたのか」
🔥「…よもや」
煉獄さんが言葉を失うほどのうなじは描けませんでしたが、先にTwitterであげたものの差分。
本当は腰から下も描きたかったけど、炎柱のガードが固く😅
🔑18↑y /n?
literatbarita
DONE★2023.5.10開催分★煉義WEBオンリー「一心同体鏡写し」の展示作品です🔥🌊
キ学の二人です。(記憶あり)
煉獄さんの誕生日前日に二人でゆっくり過ごすお話です🍺
五月九日夏が近づいていると感じる。
青空の眩しさ、夏服の生徒が増えてきたこと、街中で流れるリゾート地のCMなど、至る所で。
帰宅後、義勇が部屋着に着替え、リビングで過ごしている時にもふと気が付いた。
自宅でも半袖で過ごすことが多くなって、下ろした長い髪が自分の二の腕をさわさわとくすぐっている。この感覚も、初夏の風物詩のようなものだ。
髪を結い直して窓の外を見ると、傾いた日が空をオレンジと金色に染めてゆくところだった。
夕空を見るといつも、杏寿郎みたいだな、と思う。色合いもそうなんだが、肩の力が抜けてほっとする。眩くて鮮やかなのに優しい。
義勇がしばらく窓向こうを眺めていると、玄関を開ける音が聞こえ、ほぼ同時に彼の声がリビングまで真っ直ぐ届いてきた。
3424青空の眩しさ、夏服の生徒が増えてきたこと、街中で流れるリゾート地のCMなど、至る所で。
帰宅後、義勇が部屋着に着替え、リビングで過ごしている時にもふと気が付いた。
自宅でも半袖で過ごすことが多くなって、下ろした長い髪が自分の二の腕をさわさわとくすぐっている。この感覚も、初夏の風物詩のようなものだ。
髪を結い直して窓の外を見ると、傾いた日が空をオレンジと金色に染めてゆくところだった。
夕空を見るといつも、杏寿郎みたいだな、と思う。色合いもそうなんだが、肩の力が抜けてほっとする。眩くて鮮やかなのに優しい。
義勇がしばらく窓向こうを眺めていると、玄関を開ける音が聞こえ、ほぼ同時に彼の声がリビングまで真っ直ぐ届いてきた。
literatbarita
DONE★2023.5.10開催分★煉義WEBオンリー「一心同体鏡写し」の展示作品です🔥🌊
大正の両片思い煉義です。(モブ→義)
お昼時にカフェで偶然出会った時のお話です☕️
今日は恋人「俺と懇ろになってくれ」
昼下がりの賑わうカフェーにて。
冨岡の言葉に、煉獄は頭が真っ白になった。
思いを寄せていた人からの、思いも寄らない突然の告白。
ほんの今さっきのこと。
往来を歩いていた煉獄は偶然、カフェーの窓際に一人座る冨岡を、その抜群の視力で遠くから見つけた。たまの休みにこれは僥倖と、自分も吸い込まれるように店へ入っていく。
カランカランとベルを鳴らし、店の扉を開けるなりいつもの声量で冨岡の名前を呼び、真っ直ぐに窓辺の席に向かう。そしていつもの明るさで「一緒に食事を良いか」と笑いかけた。
すると冨岡は、渡りに船地獄に仏という顔をして煉獄の顔を見上げてきた。
「……煉獄」
「……どうしたんだ、冨岡」
冷静沈着な冨岡がこんなに困り顔で焦りを浮かべるなんて。
3075昼下がりの賑わうカフェーにて。
冨岡の言葉に、煉獄は頭が真っ白になった。
思いを寄せていた人からの、思いも寄らない突然の告白。
ほんの今さっきのこと。
往来を歩いていた煉獄は偶然、カフェーの窓際に一人座る冨岡を、その抜群の視力で遠くから見つけた。たまの休みにこれは僥倖と、自分も吸い込まれるように店へ入っていく。
カランカランとベルを鳴らし、店の扉を開けるなりいつもの声量で冨岡の名前を呼び、真っ直ぐに窓辺の席に向かう。そしていつもの明るさで「一緒に食事を良いか」と笑いかけた。
すると冨岡は、渡りに船地獄に仏という顔をして煉獄の顔を見上げてきた。
「……煉獄」
「……どうしたんだ、冨岡」
冷静沈着な冨岡がこんなに困り顔で焦りを浮かべるなんて。