あめお
DONEせっかくの逢瀬なのに清光くんは本に夢中。面白くない鶴さんは…!?【鶴清】続きはお布団で「けしき也、各是をみて無……疑?」
「疑い無く」
「うたがいなく、変化の物と思われければ……」
二振りで同じ文章を追う。
先の出陣で傷を負った加州は手入れと静養の間、おとなしく読書に励んでいた——のはいいが、判読できない字が多々あって不完全燃焼だったとのこと。
自由に動けるようになってすぐ、俺のところへ書物を持ってきた。
大怪我を心配したのに煩がられたのは少々根に持っているが、一番に頼るのが俺だというのは可愛いものだ。
——まあ、それはそれとして。
「太刀を抜き、弓を引いてむかうところに、……?」
「白翁。おきな、だ」
「白翁すすみて」
「進み出て」
所々つっかえる加州の補助をしながら一緒に読んでいく。
3247「疑い無く」
「うたがいなく、変化の物と思われければ……」
二振りで同じ文章を追う。
先の出陣で傷を負った加州は手入れと静養の間、おとなしく読書に励んでいた——のはいいが、判読できない字が多々あって不完全燃焼だったとのこと。
自由に動けるようになってすぐ、俺のところへ書物を持ってきた。
大怪我を心配したのに煩がられたのは少々根に持っているが、一番に頼るのが俺だというのは可愛いものだ。
——まあ、それはそれとして。
「太刀を抜き、弓を引いてむかうところに、……?」
「白翁。おきな、だ」
「白翁すすみて」
「進み出て」
所々つっかえる加州の補助をしながら一緒に読んでいく。
shiro_snw
PROGRESS本丸軸花街通いまくって格好良く遊んでる刃生エンジョイヤリチン燭台切が「今月服買っちゃって花代がヤバいから手近でなんとかしたい」とかいう最低な理由で長谷部くんをセックスに誘う話
【燭へし】悪い男① 食事が好きだ。食べることは生きることだから。美味しい料理を作って誰かに食べさせるのも、同じくらい、自分が食べるのも好きだ。
眠るのが好きだ。より良い生活のために休息は重要だ。ぐっすり眠って起きた翌朝ほど清々しいものもない。初めての給料ではオーダーメイドの枕を買った。
もちろん、戦うのも大好きだ。何せ、そのために生まれた存在であるので。
そしてもう一つ、性的な欲求を満たすことも刃生には欠かせない。だってそういうふうに出来た身体を与えられたのだから。己の手や道具を相手にしての発散ではなく、肌と肌を触れ合わせてする行為が好きだ。他の何かでは得られない歓びが、そこにはある。
それが、この本丸の燭台切光忠という刀である。
9547眠るのが好きだ。より良い生活のために休息は重要だ。ぐっすり眠って起きた翌朝ほど清々しいものもない。初めての給料ではオーダーメイドの枕を買った。
もちろん、戦うのも大好きだ。何せ、そのために生まれた存在であるので。
そしてもう一つ、性的な欲求を満たすことも刃生には欠かせない。だってそういうふうに出来た身体を与えられたのだから。己の手や道具を相手にしての発散ではなく、肌と肌を触れ合わせてする行為が好きだ。他の何かでは得られない歓びが、そこにはある。
それが、この本丸の燭台切光忠という刀である。
_kaisou_
DOODLE【腐向け】同軸兼堀山姥堀、山姥堀落書き総受けのサンド見たいしなんぼでも布に入れたい
サンドってCP名ルールが分からない 兼堀姥とかでいいのか、兼姥堀とかになるのか 分からない 誰もここをピンポイントで描かないので つまり私がルールか 3
_kaisou_
DOODLE【腐向け】水麿水(再掲)。前に表に上げたやつも上げる。.5の話も演者の話も普通にするようになったからなんとなく腐向け上げるのが気持ち的にも憚られてたけどたまに描きたいね。 3
あめお
DONE自覚なし鶴→清の鶴さんが清光にチョコを食わせてます。【鶴清】大遅刻バレンタイン2024 手のひらに載るほど小さな箱にかけられたリボンを解いて蓋を開けると、これまた小さなチョコレートが四粒入っていた。それぞれ色や形が違う。同封されていたカードとチョコレートとを見比べて、俺はとりあえず左上の丸っこい粒を口に放り込んだ。
「……ふむ」
そして思わず目を瞠った。ほろ苦いそれは舌の上でたちまち溶けていく。なるほど、これは美味い。活気に引き寄せられてふらりと入った店だったが、大枚はたいて買った甲斐があったというものだ。
そう、最初は全くの興味本位で。ただ見物に来ただけのつもりだったのだけれど。
黒い箱にかけられたリボンの赤や箔押しされた図案の、主張しすぎず、それでいて華やかなこの商品が目に留まり、どうも立ち去る気になれなくて結局買ってしまったのだった。
2884「……ふむ」
そして思わず目を瞠った。ほろ苦いそれは舌の上でたちまち溶けていく。なるほど、これは美味い。活気に引き寄せられてふらりと入った店だったが、大枚はたいて買った甲斐があったというものだ。
そう、最初は全くの興味本位で。ただ見物に来ただけのつもりだったのだけれど。
黒い箱にかけられたリボンの赤や箔押しされた図案の、主張しすぎず、それでいて華やかなこの商品が目に留まり、どうも立ち去る気になれなくて結局買ってしまったのだった。
おりさん
DONEみかみつ7開催ありがとうございます!!!
そしておめでとうございます🎉🎉🎉
新要素の『宝物』をネタに少しだけ物語を組みました。
楽しんで頂けたら幸いです🥹🙏
良ければメッセージ頂けるととても励みになります😭🙏
事前に応援メッセ下さった方々もありがとうございました😭感謝…寝ます( ˘ω˘ ) 12
あめお
MOURNING付き合ってないふたりがちゅーしてます意識朦朧な鶴さんがほぼ無意識に清光を襲っちゃう話「すまん! 責任は取るから! 俺のとこに嫁に来てくれ!」
鶴丸は加州に向かって額を床にこすりつけた。
「もういいから、そんなことより早く忘れて……って、ろくに憶えてないんだっけ。じゃあとっとと水に流そうよ」
「それは、その」
歯切れの悪い鶴丸に加州は溜息をつき、
「あのねぇ、その方がお互いのためだと思うけど?」
てか嫁とか意味わかんないし、と冷静に言い放った。
とある日の夜。
鶴丸は白い装束を血で赤く染め、雪崩込むようにして帰還した。そろそろ寝ようかと支度していたところで偶然玄関の近くを通りかかった加州は、よろよろと歩く鶴丸を見つけ息を呑んだ。
「鶴丸さん!? なんで……遠征だったはずじゃ……」
今朝、遠征を命じられ、鶴丸は単騎で出陣した。時間遡行軍との戦は関係ない地であったはずだ。それが何故、こんなことになったのだろう。
4054鶴丸は加州に向かって額を床にこすりつけた。
「もういいから、そんなことより早く忘れて……って、ろくに憶えてないんだっけ。じゃあとっとと水に流そうよ」
「それは、その」
歯切れの悪い鶴丸に加州は溜息をつき、
「あのねぇ、その方がお互いのためだと思うけど?」
てか嫁とか意味わかんないし、と冷静に言い放った。
とある日の夜。
鶴丸は白い装束を血で赤く染め、雪崩込むようにして帰還した。そろそろ寝ようかと支度していたところで偶然玄関の近くを通りかかった加州は、よろよろと歩く鶴丸を見つけ息を呑んだ。
「鶴丸さん!? なんで……遠征だったはずじゃ……」
今朝、遠征を命じられ、鶴丸は単騎で出陣した。時間遡行軍との戦は関係ない地であったはずだ。それが何故、こんなことになったのだろう。