makototakashiro
MAIKING親リWEBオンリー『3度の飯より君が好き‼︎』への参加作品として書いています。非常に不本意で恥じ入るばかりではありますが、当日の夜にしてここまでしか書けておりません……ですが、せっかくスペースを頂いたのに、まるっきり参加できないのでは悲しいので、書けた所まで公開させていただきます。
完成したらpixivに改めて投稿しますので、機会があれば読んでやってください。
君と俺の過去と未来(仮題) 見る角度で色を変える宝石のような瞳が揺らいだのは一瞬だった。ゆっくりと瞬きをした後、黒々としたまつ毛の向こうから現れたグレーに動揺の色は、ない。
「管理責任者のアッカーマンです。どんな些末なことでも言ってください。こちらからも必要なことはどんどん言わせてもらいます。いい仕事にしましょう」
ごく自然に差し出された手を反射的に握り返しながら、私は自分の手が僅かに震えていることに気づいた。彼にも伝わってしまっただろうかと伺うが、視線の合わない表情からは何も読み取れなかった。
こんな風に相手を観察しているとまるで冷静なようだが、今の私に冷静さなど欠片もない。動揺の色どころか動揺という概念そのものにでもなったようだ。正直に言えば、目の前の光景は夢なのではないかとすら思っていた。だって、あれほど会いたくて、しかし会えなくて、焦がれ続けた相手との再会がこんな風にやってくるなんて。都合の良い夢でなければなんだというんだ。
7591「管理責任者のアッカーマンです。どんな些末なことでも言ってください。こちらからも必要なことはどんどん言わせてもらいます。いい仕事にしましょう」
ごく自然に差し出された手を反射的に握り返しながら、私は自分の手が僅かに震えていることに気づいた。彼にも伝わってしまっただろうかと伺うが、視線の合わない表情からは何も読み取れなかった。
こんな風に相手を観察しているとまるで冷静なようだが、今の私に冷静さなど欠片もない。動揺の色どころか動揺という概念そのものにでもなったようだ。正直に言えば、目の前の光景は夢なのではないかとすら思っていた。だって、あれほど会いたくて、しかし会えなくて、焦がれ続けた相手との再会がこんな風にやってくるなんて。都合の良い夢でなければなんだというんだ。
q_chin78
DOODLE親リイベント用落書き漫画。パスワードはエルヴィンの誕生日です!エルヴィンを運んで来るのはフロックということで、運転手はフロック君です。
さわりだけですが18禁です。成人の方のみ閲覧お願いします。 16
sameko_k
DONE親リwebオンリー開催おめでとうございます~🎉開催記念漫画…の前半になります!
すみません後半間に合いませんでした😭
中途半端で恐縮ですがオンリーをお祝いしたく…!
10本くらいになる予定で、後半はまた後日あげにきます…! 4
🍙ぼの子汁🐥
DONE【無配】「3度の飯より君が好き‼︎」親リWEBオンリーイベントの無配漫画です♪よかったら通販(↓)も見て行ってください~♪
https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/circle/index.php?circle_id=36616 10
naso10141225
DONE㊗️親リWebオンリー!原作軸ですが、親リです。
軽装で出掛けた帰り道、エルヴィンは小さな少年と出会う。一人で家を修理すると言う少年を手伝う事になったエルヴィンは…。
以前書いた『新居』の二人。SSはポイピクに公開してますので、気になる方はそちらもどうぞ。
※ラストに原作軸通りの戦後リヴァイが少し出てきます。私なりのふんわり幸せエルリを書いたつもりですが、まだ見れないという方はご注意ください。
親リ/原作軸(団長✕兵長)***
夏のある日の朝。調査兵団団長エルヴィン・スミスは、平野を一人馬で駆けていた。
非番であった昨日、いつものように執務によって一日を潰してしまい、それを知った幹部達から叱咤され、半ば強引に今日のお使いを頼まれてしまった。
行き先はここから近い工場のある街。名目は次の巨人捕獲作戦に使える物があるかどうか、だが。この辺りにそういった物はないというのは既に承知の上だ。
『ついでにお酒とおつまみでも買ってきてよ。のんびり馬でも走らせておいでー。気分転換になるよー』
そう言って送り出そうとする仲間達の笑顔に、都合良くも急ぎの書類はなく、まぁ半日くらいはいいかとエルヴィンは笑顔を浮かべ、お使いを了承した。
街までは馬を走らせ約二時間。調査兵団をよく思わない者も多く、服装は白の長袖シャツとズボンの軽装姿で、団長の証であるループタイもない。
13317夏のある日の朝。調査兵団団長エルヴィン・スミスは、平野を一人馬で駆けていた。
非番であった昨日、いつものように執務によって一日を潰してしまい、それを知った幹部達から叱咤され、半ば強引に今日のお使いを頼まれてしまった。
行き先はここから近い工場のある街。名目は次の巨人捕獲作戦に使える物があるかどうか、だが。この辺りにそういった物はないというのは既に承知の上だ。
『ついでにお酒とおつまみでも買ってきてよ。のんびり馬でも走らせておいでー。気分転換になるよー』
そう言って送り出そうとする仲間達の笑顔に、都合良くも急ぎの書類はなく、まぁ半日くらいはいいかとエルヴィンは笑顔を浮かべ、お使いを了承した。
街までは馬を走らせ約二時間。調査兵団をよく思わない者も多く、服装は白の長袖シャツとズボンの軽装姿で、団長の証であるループタイもない。
Touga/冬河
MENUエルリ/親方×課長 Web Only Event「三度の飯より君が好き」にて南想さんとコラボさせて頂いたイラストのネットプリントとなります。
2022.0820~0827 23:59迄 5
naso10141225
DONE以前、『新居』のお題で書いたSSです。親リWebオンリー用の『原作軸/親リ』の話に少し繋がっています。
新居「新居?」
「ああ。ナイルが、ウォールローゼの東に新しく家を構えたそうだ。先程手紙が届いた」
執務机でペンを走らせているエルヴィンはそう答え、ソファに座り、届いたばかりの手紙を眺めているリヴァイはチッと舌打ちをした。
「あの薄ら髭にそんな甲斐性があったとはな」
「はは。いつか挨拶に行ければいいんだが」
「別に必要ねぇだろ」
面倒な顔をして手紙を机に放ると、リヴァイは自分の執務に取り掛かり始める。
暫くはカリカリと互いの筆の音だけが聞こえていたが、ふと、エルヴィンが呟いた。
「リヴァイなら、新居はどこにする」
「あ?」
突拍子もない言葉に眉をひそめ顔を上げるが、エルヴィンは書類に目を向けたまま手を動かし続けている。いつもの眠気防止のくだらない雑談かと、リヴァイも書類へ目を戻して答えた。
1410「ああ。ナイルが、ウォールローゼの東に新しく家を構えたそうだ。先程手紙が届いた」
執務机でペンを走らせているエルヴィンはそう答え、ソファに座り、届いたばかりの手紙を眺めているリヴァイはチッと舌打ちをした。
「あの薄ら髭にそんな甲斐性があったとはな」
「はは。いつか挨拶に行ければいいんだが」
「別に必要ねぇだろ」
面倒な顔をして手紙を机に放ると、リヴァイは自分の執務に取り掛かり始める。
暫くはカリカリと互いの筆の音だけが聞こえていたが、ふと、エルヴィンが呟いた。
「リヴァイなら、新居はどこにする」
「あ?」
突拍子もない言葉に眉をひそめ顔を上げるが、エルヴィンは書類に目を向けたまま手を動かし続けている。いつもの眠気防止のくだらない雑談かと、リヴァイも書類へ目を戻して答えた。