OneChanART
MEMOランソニソニ受け版ワンドロワンライ
第8回『罰ゲーム』
王の器「オレ、王様なんだよな? 一応……」
「ふん。僕はまだ貴様を我が主君と認めたわけではない」
「へいへい……」
一休みがてらモップの柄に顎を乗せてぼやくと、目の前でテキパキと動く黒い背中から取り付く島もない返事が返ってくる。
オレと似たような姿形をしていながら、180度どころか300度ぐらいノリに温度差があるコイツの名はランスロット。
このキャメロットの王宮に仕える騎士の中でも特に名高い三人の内の一人で、更にその中でも剣の腕では比類する者が居ないと言われている……らしい。
が、オレにとっては、どこかでよく見た顔が更に付き合いが悪くなっただけの奴にしか感じない。
まったく、そっくりさんはアイツ一人で充分だぜ。
「もう充分休んだだろう。口ばかりでなく手を動かしたらどうだ?」
3070「ふん。僕はまだ貴様を我が主君と認めたわけではない」
「へいへい……」
一休みがてらモップの柄に顎を乗せてぼやくと、目の前でテキパキと動く黒い背中から取り付く島もない返事が返ってくる。
オレと似たような姿形をしていながら、180度どころか300度ぐらいノリに温度差があるコイツの名はランスロット。
このキャメロットの王宮に仕える騎士の中でも特に名高い三人の内の一人で、更にその中でも剣の腕では比類する者が居ないと言われている……らしい。
が、オレにとっては、どこかでよく見た顔が更に付き合いが悪くなっただけの奴にしか感じない。
まったく、そっくりさんはアイツ一人で充分だぜ。
「もう充分休んだだろう。口ばかりでなく手を動かしたらどうだ?」
くろみや
DONESONIC 30th&SA2 20th Anniversary!2人が持ってるカオエメの色はSA2でカオコンする時に使った色にしました
シャが下側&笑顔なのはSA2のラストを想像してたのと、記念だから笑ってください!っていうアレ。SA2のOP笑顔だしね
ソニが手をさし伸ばして助けようとしてる風に見えなくもない…?
地球は2人のハリネズミによって守られた…!(フリー素材お借りしました)文字数足りな
くろみや
DONEファンアートに応募した絵あどつ20周年だからそれと関連付けたものにしたくて、でもシティエスケープは画力的に無理かなとか色々考えてチャオと絡ませました
チャオ自体はあど1で出てるなと思って背景でなんとかしようと思ったんですけど画力足りてないですね
チャオが絵をプレゼントしてますが私たちもこういうことしてるんだよっていうアレでもあります(語彙力)
ちなみにチャオの絵の右上のやつはチリドックです
OneChanART
MEMOスネソニソニ受け版ワンドロワンライ
第5回 お題『嫌いなところ』
ワンライで参加しました
CP:スネソニ
Bitter ─出不精なところは、好きじゃない。
「なぁ~、せっかくのいい天気が勿体ないぜ?」
「昨日だって散々外で暴れまわっただろう……休みの日ぐらい薄暗い巣穴に籠らせてくれ」
「SNAKEの習性か? へっ、普段からダンボールに包まってるくせに」
ここんとこ、オフの日はすっかりオッサンの部屋に入り浸ることが増えた。
もっとも、それ以外の日も夜は寝床に潜り込んだりしてるけど…乱闘の日は身支度もあるし、そのまま日がな一日過ごすようなことは流石にないからな。
でも、オレは正直言って外を走り回る方が好きだ。陽の光も、流れる風も、全身で感じてこそ生きていると感じられる。
幸いこの世界は豊富な自然だけじゃなく、各ファイターの故郷を再現したゾーンが大量に存在しているから、その風景にもまだまだ見飽きることはない。
1871「なぁ~、せっかくのいい天気が勿体ないぜ?」
「昨日だって散々外で暴れまわっただろう……休みの日ぐらい薄暗い巣穴に籠らせてくれ」
「SNAKEの習性か? へっ、普段からダンボールに包まってるくせに」
ここんとこ、オフの日はすっかりオッサンの部屋に入り浸ることが増えた。
もっとも、それ以外の日も夜は寝床に潜り込んだりしてるけど…乱闘の日は身支度もあるし、そのまま日がな一日過ごすようなことは流石にないからな。
でも、オレは正直言って外を走り回る方が好きだ。陽の光も、流れる風も、全身で感じてこそ生きていると感じられる。
幸いこの世界は豊富な自然だけじゃなく、各ファイターの故郷を再現したゾーンが大量に存在しているから、その風景にもまだまだ見飽きることはない。
OneChanART
MEMOナコソニソニ受け版ワンドロワンライ
第4回 お題『雨(RAIN)』
ワンライで参加しました
CP:ナコソニ
濡れ鼠と土竜の巣穴 「Knuck,Knuck, Can you hear me~?」
暗い穴の中で惰眠を貪るオレの頭上から、能天気な声が降ってくる。
───ここはエンジェルアイランド……の、中。
つまり、宙に浮いてはいるが土の中っつーか…あぁ、ややこしいな!もう。
とにかく、マスターエメラルドの守護者兼ハリモグラであるオレの寝床だ。
マスターエメラルドを離れるわけにはいかず、かといってあまりに殺風景なエンジェルアイランドには他に定住の手段もなく。
幸いオレはモグラの端くれとして、穴を掘ってここに住んでいる。エメラルドや島に異常があればすぐわかるし、そう悪いもんじゃない。
ひとりの時間を誰にも邪魔されることもないしな。…今日のようなイレギュラーがない限りは。
2534暗い穴の中で惰眠を貪るオレの頭上から、能天気な声が降ってくる。
───ここはエンジェルアイランド……の、中。
つまり、宙に浮いてはいるが土の中っつーか…あぁ、ややこしいな!もう。
とにかく、マスターエメラルドの守護者兼ハリモグラであるオレの寝床だ。
マスターエメラルドを離れるわけにはいかず、かといってあまりに殺風景なエンジェルアイランドには他に定住の手段もなく。
幸いオレはモグラの端くれとして、穴を掘ってここに住んでいる。エメラルドや島に異常があればすぐわかるし、そう悪いもんじゃない。
ひとりの時間を誰にも邪魔されることもないしな。…今日のようなイレギュラーがない限りは。