second_um1
DONEそして僕らの幸せな日をWorld line illusionの購入お礼無配です。
お手に取っていただきありがとうございました!
そして抜け出す、の中のお話なので、WLI完読後かそして抜け出す読了後にご覧ください。 4516
a_akai_chan
MEMO強い陽射しが、体を包む布の隙間から剥き出しになった皮膚だけでなく、視界まで灼いている。吹き荒れる熱砂と、光に白ばんだ景色。砂漠地帯のその気候の苛烈さに、私は思わず目をすがめその場で足を止める。すると荷物を背に載せたラクダを引いた案内人の男は、『お客さん、大丈夫かい?残り片道2時間はかかる。戻るなら今のうちだぜ』
とその場に立ち眩んでしまった私の体調を心配したのか、そう声をかけてきた。
『…問題ない、先に進んでくれ』
『契約書にも書いたが、途中で倒れ死んでも俺は責任取らねえからな。こんな広い砂漠のド真ん中で死体になっちまったら、運んで行くなんてとても出来ねぇ。その場に置き去りになって、すぐ腐って風化して砂漠の一部になるだけだ』
『…はは。それも悪くないかもな』
私は乾いた声で笑いを溢した。水分も不足しているせいで、喉もカラカラだ。水もないわけではないが、しかし貴重な水だ、先も長いのにそう簡単に口をつけるわけにはいかなかった。
(しかし…私も衰えたものだな、これで限界なんて)
前はこのくらいの移動であれば余裕で耐えられたと思う。しかし、今は半ば死にかけだ。これは歳のせいなんて単純なものじ 4078
たんごのあーる
TRAINING「君と羊と青」呪専に入学したての、さしす。前向きな青い春を書きたかった。あと、爺や。
BGM:RADWINPS/君と羊と青正直、呪術高専なんて行きたくなかった。学ぶ、なんてことが必要だなんて思えなかった。事実、呪術なら誰にも負けない自信はあったし、机にかじりついて勉強なんてかったるい。どう考えても、群れて囲われているだけのあの場所に行く意味があるとは、とても思えなかった。でも、爺やが文字通り泣いて頼むから、まー行ってみるか、嫌ならすぐに辞めればいいし、ぐらいの気持ちだった。
入学式にいたのは、小柄な女が一人と変な前髪のデカい男が一人。
「変な前髪。」
と思わず口に出したら、
「これだから、お坊っちゃまは。口の聞き方も知らないのかい?」
と、売り言葉に買い言葉、挙げ句の果てに大喧嘩になって、教室を半壊させて大騒ぎになった。で、早速初日から夜蛾先生にがっつり怒られた。もちろんしばらくお互いに口もきかなかった。
「なのに、なんで一緒にいるかねー。」
校舎の屋上で、硝子が煙草片手に俺を見上げる。昼休みに決まって喫煙している二人を見つけてからは、置いてかれないように、もしくは先回りしてここに来る。右手側に傑、左手側に硝子、真ん中に俺、が定位置となっていた。
「ほんとだよ。煙草臭いの嫌だー、とか言うくせに 1972
kanaSgrAchi
PROGRESS6月に出す予定の夏五Dom/Subパロの一部。百鬼夜行前にテレセする二人。なんだけどえっちいかよくわからんくなってきた。このあと脳イキとかさせられたらいいな。 2653
ya_rayshan
PROGRESS夏五+ミミナナ夏五がミミナナを保護する話。
おまけより先にこっち書いてしまった…
取り敢えずあの村へ向かう直前まで。
数多の神によって書かれ続けたネタなので、どこかしら見覚えがあったらごめんなさい…
問題があったら、消します。 4020