泉心-izumi-
PASTジュンひよの日にTwitterにあげたSS小説です。ジュンひよの日2023今日はジュンひよの日でEveが生配信する日だ~!すごく楽しみにしてたんだよね~入って待機してよ。
待機画面出てる…。どんな配信になるか楽しみだな。お!始まった!!
「みんな配信来てくれてありがとね!今日は楽しんでいって欲しいね!」
あれ?日和くんだけ?ジュンくんは?
「ジュンくんまぁだ?もう配信始まってるね!!」
「アンタがシャワー長かったからでしょうがよぉ…」
いつものやりとりだ~!てかシャワー!?シャワー!?
「すんません。遅れました~みんな配信来てくれてありがとうございますねぇ」
え!?バスローブ!?ジュンくん!?バスローブで配信すんの??
「ジュンくん遅いね!」
「アンタのせいでしょうがよぉ…」
「そんな事ないね!ぼくは間に合ったね!」
1579待機画面出てる…。どんな配信になるか楽しみだな。お!始まった!!
「みんな配信来てくれてありがとね!今日は楽しんでいって欲しいね!」
あれ?日和くんだけ?ジュンくんは?
「ジュンくんまぁだ?もう配信始まってるね!!」
「アンタがシャワー長かったからでしょうがよぉ…」
いつものやりとりだ~!てかシャワー!?シャワー!?
「すんません。遅れました~みんな配信来てくれてありがとうございますねぇ」
え!?バスローブ!?ジュンくん!?バスローブで配信すんの??
「ジュンくん遅いね!」
「アンタのせいでしょうがよぉ…」
「そんな事ないね!ぼくは間に合ったね!」
泉心-izumi-
PASTジュンくんの生誕祭の時のSS小説です。ジュンくんの誕生日 漣生誕祭2023「もうすぐジュンくん誕生日だよね?何か欲しいものはあるかね?」
「もうそんな時期っすか…忙しくてすっかり忘れてました。」
「もう!ジュンくんもっと自分を大事にして欲しいね!」
「オレなりに大事にしてるつもりなんすけどねぇ…今回はすっかり忘れてました」
「で、欲しい物はあるかね?」
「一番欲しいものは手に入れられたんで今は満足ですかね…」
「一番欲しい物?」
「ステージ上から見えるペンライトの海と黄色い歓声っす。あの瞬間最高にたまらないです」
「ふふ、ジュンくんずっと努力してきたもんね。偉い偉い」
「ちょっと撫でないでください」
「さて、欲しい物がないと言われては仕方ないね。自分で探そうね。ぼくからのプレゼント見当違いでも要らないとか言わないで欲しいね!」
1319「もうそんな時期っすか…忙しくてすっかり忘れてました。」
「もう!ジュンくんもっと自分を大事にして欲しいね!」
「オレなりに大事にしてるつもりなんすけどねぇ…今回はすっかり忘れてました」
「で、欲しい物はあるかね?」
「一番欲しいものは手に入れられたんで今は満足ですかね…」
「一番欲しい物?」
「ステージ上から見えるペンライトの海と黄色い歓声っす。あの瞬間最高にたまらないです」
「ふふ、ジュンくんずっと努力してきたもんね。偉い偉い」
「ちょっと撫でないでください」
「さて、欲しい物がないと言われては仕方ないね。自分で探そうね。ぼくからのプレゼント見当違いでも要らないとか言わないで欲しいね!」
泉心-izumi-
PAST過去にTwitterで上げたSS小説になります。ジひ学祭いちゃラブコメです。オレの可愛いメイドさん今日は玲明学園学園祭。アイドル育成校のため招待された者しか校内に立ち入ることは出来ないがそれでも学内は大賑わいだ。オレのクラスはお化け屋敷をやっておりこの残暑の残る暑い時期に学祭をやっているためか結構な賑わいを見せている。
そういえばおひいさんのクラスは何をやるか聞いていなかったけど交代してもらって自由時間だし行ってみるか…。そのままおひいさんのクラスに行ってみるとファンシーな雰囲気の教室に言葉を失った…。えっと看板には……メイド喫茶??
「おかえりなさいませご主人様……ってジュンくん!?」
「お、おひいさん!?」
「おひいさんのクラスってメイド喫茶なんすねぇ…なんで言ってくれなかったんすか?」
「は、恥ずかしいからに決まってるね!!」
1853そういえばおひいさんのクラスは何をやるか聞いていなかったけど交代してもらって自由時間だし行ってみるか…。そのままおひいさんのクラスに行ってみるとファンシーな雰囲気の教室に言葉を失った…。えっと看板には……メイド喫茶??
「おかえりなさいませご主人様……ってジュンくん!?」
「お、おひいさん!?」
「おひいさんのクラスってメイド喫茶なんすねぇ…なんで言ってくれなかったんすか?」
「は、恥ずかしいからに決まってるね!!」
🅜🅘🅜🅘
DOODLE一日一枚推しを描く生活_✍6日目(また日を跨いでる)
横顔ムッズ💦
色塗らないと誰か伝わらなさそうだったので塗りました(笑)
明日で一旦休止するかもです……(未定)
これ描く時間をバースデー絵とか準備する時間に充てたいかも
み~や
DONEHiMERU誕生日の話です。要くんがまだ昏睡状態のままです。
。*✧ᕼᗩᑭᑭY ᗷIᖇTᕼᗞᗩY✧*。7月7日 この日が今日もまたきた。
パーティを終えた《俺》は通い慣れた病院へ向かう。
名前のプレートがない病室。
ノックをするが返事はない。
入るとそこには生命を維持する為のいろんな機械に繋がれたHiMERUこと十条要が眠り続けている。
要はたまに目覚めたかと思えば支離滅裂な事を言って暴れて医者に薬で眠らされるという日々を送っている。
「要、誕生日おめでとう。お前がいつ目覚めても大丈夫なようにお兄ちゃん頑張ってるよ」
《俺》は眠る要の手を握り語りかけた。
その瞬間、要が《俺》の手を握り返したような気がした。
「要?」
顔を見るとまるで笑ってるかのように穏やかに眠っている。
今日は七夕、もしかしたらちょっとした奇跡かもしれない。
371パーティを終えた《俺》は通い慣れた病院へ向かう。
名前のプレートがない病室。
ノックをするが返事はない。
入るとそこには生命を維持する為のいろんな機械に繋がれたHiMERUこと十条要が眠り続けている。
要はたまに目覚めたかと思えば支離滅裂な事を言って暴れて医者に薬で眠らされるという日々を送っている。
「要、誕生日おめでとう。お前がいつ目覚めても大丈夫なようにお兄ちゃん頑張ってるよ」
《俺》は眠る要の手を握り語りかけた。
その瞬間、要が《俺》の手を握り返したような気がした。
「要?」
顔を見るとまるで笑ってるかのように穏やかに眠っている。
今日は七夕、もしかしたらちょっとした奇跡かもしれない。
m_matane_
PROGRESS4 ぐねぐね道をまっすぐ
「おい、落としたぞ」
「……あっ」
突然かけられた声にびっくりして振り返ると、知らないヤツがぼくのハンカチを差し出して立っていた。
「あ、ありがとうございます」
「ん」
ぼくがハンカチを受け取ると、そいつは頷いて歩き出した。ぼくとすれ違いざまにハンカチを拾ってくれたようで、ぼくとは反対の方向へ進んで行った。平日の朝、ランドセルと黄色い帽子が一方方向へ流れていく中で、薄汚れた格好のそいつは少し目立っていた。背が高いしぼくよりは年上だろうけど、大人には見えない。高校生くらいだろうかというのに私服で手ぶらなことから学校へ行く様子はなかった。
なんとなくぼうっとその背中を目で追っていたけれど、すぐに人波に揉まれて見失ってしまう。
8550「おい、落としたぞ」
「……あっ」
突然かけられた声にびっくりして振り返ると、知らないヤツがぼくのハンカチを差し出して立っていた。
「あ、ありがとうございます」
「ん」
ぼくがハンカチを受け取ると、そいつは頷いて歩き出した。ぼくとすれ違いざまにハンカチを拾ってくれたようで、ぼくとは反対の方向へ進んで行った。平日の朝、ランドセルと黄色い帽子が一方方向へ流れていく中で、薄汚れた格好のそいつは少し目立っていた。背が高いしぼくよりは年上だろうけど、大人には見えない。高校生くらいだろうかというのに私服で手ぶらなことから学校へ行く様子はなかった。
なんとなくぼうっとその背中を目で追っていたけれど、すぐに人波に揉まれて見失ってしまう。
m_matane_
PROGRESS3 花泥棒
深く細く吐いた息は、室温に戻したバターにナイフを入れたときのようなだらしない手ごたえで空を切った。
夜の闇に、俺に怯えて震える男の顔と、骨のない生き物みたいにぐにゃりと俺の腕の中で崩れたニキの顔が順番に浮かんでは消える。ニキ。面倒ごとになる前に病院から逃げてきてしまったが、あいつの怪我はどの程度のものなのだろうか。跡や後遺症が残らないものだと良いのだが。生ぬるい夜の風が指の関節を触り、思わず呻いた。皮が剥けて血が滲んだそこは僅かな空気の揺れですら染みて痛んだ。故郷の稽古で拳を繰り試合をすることはあったが、手をろくに保護せず人を殴ったのは初めてだった。それに、手加減しない人間の暴力を真正面から受け止めるのも。身を護るために構えた拳は乾いた音を立てて肉や骨に何度も当たった。その嫌な感触はまだ消えない。
5653深く細く吐いた息は、室温に戻したバターにナイフを入れたときのようなだらしない手ごたえで空を切った。
夜の闇に、俺に怯えて震える男の顔と、骨のない生き物みたいにぐにゃりと俺の腕の中で崩れたニキの顔が順番に浮かんでは消える。ニキ。面倒ごとになる前に病院から逃げてきてしまったが、あいつの怪我はどの程度のものなのだろうか。跡や後遺症が残らないものだと良いのだが。生ぬるい夜の風が指の関節を触り、思わず呻いた。皮が剥けて血が滲んだそこは僅かな空気の揺れですら染みて痛んだ。故郷の稽古で拳を繰り試合をすることはあったが、手をろくに保護せず人を殴ったのは初めてだった。それに、手加減しない人間の暴力を真正面から受け止めるのも。身を護るために構えた拳は乾いた音を立てて肉や骨に何度も当たった。その嫌な感触はまだ消えない。
m_matane_
PROGRESS2
あの頃。僕らが生まれたてみたいに何も知らなくて、それでも赤ん坊とは呼べない程度には傷まみれだった頃。
17歳の燐音くんはいつだって怒っていた。知識や常識がない故に納得できない事象が多く、それにぶつかるたびに怒った。周りにも、ものを知らなさすぎる自分に対しても。野菜の値段に怒り、電車の優先席に座る若者に怒り、ポイ捨てされているゴミに対して怒った。自分の常識と世間の常識の中でぐらぐらと揺れながら、プライドをすり減らしながら、それでも声を上げた。
怒るといっても声を荒げて暴れまわるわけではなかった。かたちのいい目をしっかり開いて、青いくらいにひかる白目にぎらっと怒りを宿して、理解の範疇外の対象を見つめた。その様子を見るたびに僕は、彼の心に小さな傷がついていく音が聞こえたような気分になった。失望して、怒って、それでも赦したくて立ち上がり続ける燐音くんに、「きれいごとだけじゃ世の中は回らないっすよ」と言ってあげられたらどれほど良かったんだろう。とはいえ、そんな残酷なことを誰も言えやしなかったに違いない。少なくとも僕には到底無理だった。背筋を伸ばして、透き通った眼で物事を見る彼を曇らせたくなかった。
7002あの頃。僕らが生まれたてみたいに何も知らなくて、それでも赤ん坊とは呼べない程度には傷まみれだった頃。
17歳の燐音くんはいつだって怒っていた。知識や常識がない故に納得できない事象が多く、それにぶつかるたびに怒った。周りにも、ものを知らなさすぎる自分に対しても。野菜の値段に怒り、電車の優先席に座る若者に怒り、ポイ捨てされているゴミに対して怒った。自分の常識と世間の常識の中でぐらぐらと揺れながら、プライドをすり減らしながら、それでも声を上げた。
怒るといっても声を荒げて暴れまわるわけではなかった。かたちのいい目をしっかり開いて、青いくらいにひかる白目にぎらっと怒りを宿して、理解の範疇外の対象を見つめた。その様子を見るたびに僕は、彼の心に小さな傷がついていく音が聞こえたような気分になった。失望して、怒って、それでも赦したくて立ち上がり続ける燐音くんに、「きれいごとだけじゃ世の中は回らないっすよ」と言ってあげられたらどれほど良かったんだろう。とはいえ、そんな残酷なことを誰も言えやしなかったに違いない。少なくとも僕には到底無理だった。背筋を伸ばして、透き通った眼で物事を見る彼を曇らせたくなかった。
m_matane_
PROGRESSモブがたくさん出てきます。多少の暴力表現があります。設定捏造過多。大丈夫なかたのみどうぞ。1
「ニキぃ」
「なあんすかぁ、燐音くん」
「お金貸してェ~♡」
「嫌っすよ~……、あっちょっと痛いっ、やめてお財布とらないで!」
「とってねェよ、借りるだけだっつってんだろ。今確変引いちゃって急いでんの、あとで10倍返ししてやっからよ、じゃあなァ!」
こはくちゃんは右手にクッキーの型を持ち、ぽかんと口を開けたまま動かなかった。というか、動けなかったんだろう。当たり前だ、突然背後から燐音くんが現れたかと思うと、こちらに驚く隙すら与えずあっという間に僕の財布から万札だけを抜き取って去っていったんだから。
「ふぅ、ひどい目に遭ったっすね~。んもう、料理してるときは埃立てないでっていつも言ってるのに。さっこはくちゃん、生地が温くなってダレちゃう前にさっさと型抜きしちゃうっすよ。アイスボックスクッキーよりバターは少ないけど、型抜きクッキーだってちゃっちゃと作業しないときれいな形にならないっすからね」
1732「ニキぃ」
「なあんすかぁ、燐音くん」
「お金貸してェ~♡」
「嫌っすよ~……、あっちょっと痛いっ、やめてお財布とらないで!」
「とってねェよ、借りるだけだっつってんだろ。今確変引いちゃって急いでんの、あとで10倍返ししてやっからよ、じゃあなァ!」
こはくちゃんは右手にクッキーの型を持ち、ぽかんと口を開けたまま動かなかった。というか、動けなかったんだろう。当たり前だ、突然背後から燐音くんが現れたかと思うと、こちらに驚く隙すら与えずあっという間に僕の財布から万札だけを抜き取って去っていったんだから。
「ふぅ、ひどい目に遭ったっすね~。んもう、料理してるときは埃立てないでっていつも言ってるのに。さっこはくちゃん、生地が温くなってダレちゃう前にさっさと型抜きしちゃうっすよ。アイスボックスクッキーよりバターは少ないけど、型抜きクッキーだってちゃっちゃと作業しないときれいな形にならないっすからね」
み~や
DONEレオ誕生日奏でる唄過去 オレは引きこもっていた事がある。
自暴自棄になり大好きな作曲も出来なくなった。
あーこれじゃない、上手くいかない、何をしてもダメ。
大好きな妹が心配して部屋をノックするが合わせる顔もない、その扉を開く勇気もない。
そんなある日強引に扉は開かれオレは海外へ連れ出された。
連れ出された相手はママと呼び慕う友達。
あちこち連れていかれた色んな国。
なんだか悩んでるのがバカらしくなってきた。
「なぁ、レオさん一度学校行ってみないか?あの頃とは違って面白そうだぞ」
そうママに促され帰国したその足で学院へ向かった。
「あっ、すみません。お怪我はありませんでした?」
そいつはぶつかった拍子に尻もちをついたオレに手を差し伸べ起こしてくれた。
580自暴自棄になり大好きな作曲も出来なくなった。
あーこれじゃない、上手くいかない、何をしてもダメ。
大好きな妹が心配して部屋をノックするが合わせる顔もない、その扉を開く勇気もない。
そんなある日強引に扉は開かれオレは海外へ連れ出された。
連れ出された相手はママと呼び慕う友達。
あちこち連れていかれた色んな国。
なんだか悩んでるのがバカらしくなってきた。
「なぁ、レオさん一度学校行ってみないか?あの頃とは違って面白そうだぞ」
そうママに促され帰国したその足で学院へ向かった。
「あっ、すみません。お怪我はありませんでした?」
そいつはぶつかった拍子に尻もちをついたオレに手を差し伸べ起こしてくれた。