徒然置き場
MOURNING絶対残ってないと思ってたミリ環のデータを発掘して嬉しかったので載せます。4.5枚目は環の蛇舌ネタで少しマニアックなキスの描写があるのでワンクッションおいてます。
hrak終わってしまって寂しいけど本当に本当に最高の最終回でずっと反芻してます…
アニメも障子くんと口田くんのところ熱くて泣きました。 5
なんとかんと
DONEwebオンリー『キスまで五ミリの玉手箱3』にて展示する4ページ無配漫画です。パスワードはオンリーイベント内のおしながきに記載してます。
*二人は既に付き合ってる
*脈絡なし
*衣装の簡略が多
*本当に申し訳なさ過ぎるくらい全てが雑です。 6
なんとかんと
DONEこの無配はタイトル通り、『グリムミリタマ』からお話が続いています。本編を読んだ方閲覧推奨です。
2022.5.3
SUPER COMIC CITY29
出番のようだ! ULTRA 2022
グリムミリタマ〜後日談〜 食糧難は過ぎ去り、季節は巡った。狼の集落には時折北風が吹き抜けるようになったが、元々寒さに強い集落の住人は以前通りの平穏な生活を続けている。
──若い狼一人を除いては。
「環!」
集落の入口──というものの、ただの森へ続く獣道を囲う木々の切れ目──から、ここでは花弁の色でしか見ないような鮮やかな赤を纏った人間が飛び込んでくる。
自宅の脇で薪割りに精を出して斧を振り上げていた環は、自分を呼ぶ声に驚き、斧の重さに振り回されてそのまま後ろに倒れた。
「いっ……!」
「おっと!」
背中を強打する覚悟で体を強ばらせる。しかし、体がほぼ地面と水平まで傾きかけたところで、地面とは違う柔らかくもがっしりとしたものに受け止められた。
4034──若い狼一人を除いては。
「環!」
集落の入口──というものの、ただの森へ続く獣道を囲う木々の切れ目──から、ここでは花弁の色でしか見ないような鮮やかな赤を纏った人間が飛び込んでくる。
自宅の脇で薪割りに精を出して斧を振り上げていた環は、自分を呼ぶ声に驚き、斧の重さに振り回されてそのまま後ろに倒れた。
「いっ……!」
「おっと!」
背中を強打する覚悟で体を強ばらせる。しかし、体がほぼ地面と水平まで傾きかけたところで、地面とは違う柔らかくもがっしりとしたものに受け止められた。
halfShot110_sAi
MEMO推しカプミニスカサンタ選手権ミリ環ver
「ミリオ……これ……」
「いや〜昨日事務所のクリスマス会のビンゴで当たっちゃってさ!持って帰らされちゃった」
「………」
「………」
「………」
「………」
「ミ、」
「ごめんなさい!!あわ良くば環に着てもらいたくて持ち帰りました!!!」
「………ミリオだけだぞ……こんなの俺に着せたがるの」
「た、環〜〜!!」
真っ赤になりながら着てくれました
178「いや〜昨日事務所のクリスマス会のビンゴで当たっちゃってさ!持って帰らされちゃった」
「………」
「………」
「………」
「………」
「ミ、」
「ごめんなさい!!あわ良くば環に着てもらいたくて持ち帰りました!!!」
「………ミリオだけだぞ……こんなの俺に着せたがるの」
「た、環〜〜!!」
真っ赤になりながら着てくれました
なんとかんと
DONE中身はそんなに無いほのぼのミリ環!*ふたりの小学校時代の捏造してるかもしれない
*現代(高校生)ではすでに付き合ってる
雨に打たれて.
雨が上がるのを待っていた。
放課後、出発前に天気予報も何も見ていなかった環は、左手をランドセルの肩ベルトに、傘もカッパも持っていない右手を宙ぶらりんにして、重い雲がかかった空を見上げていた。
雨は地面に強く叩きつけられていて、1度地面に落ちて散った飛沫が、時折短パン姿の環の脛に当たっている。それは下駄箱すぐの昇降口の屋根下ギリギリに立っているせいなのだが、環はそこから学校の中へ戻ろうとはしなかった。なんとなく、雲の薄さ具合から雨が上がるとまでは行かなくとも弱まりそうで、走って帰れそうな気がしたからだ。
そんなことを考えて、はや二十分ほど。周りを見渡すと、もう他の生徒は見当たらなかった。こんな土砂降りの日に校庭で遊ぶ人間はさすがに居ないし、ほとんどの者は傘をきちんと持ってきていた。中には環と同じように雨上がりを待っている生徒もいたが、すぐ痺れを切らして友達と一緒に走って帰ってしまった。
5049雨が上がるのを待っていた。
放課後、出発前に天気予報も何も見ていなかった環は、左手をランドセルの肩ベルトに、傘もカッパも持っていない右手を宙ぶらりんにして、重い雲がかかった空を見上げていた。
雨は地面に強く叩きつけられていて、1度地面に落ちて散った飛沫が、時折短パン姿の環の脛に当たっている。それは下駄箱すぐの昇降口の屋根下ギリギリに立っているせいなのだが、環はそこから学校の中へ戻ろうとはしなかった。なんとなく、雲の薄さ具合から雨が上がるとまでは行かなくとも弱まりそうで、走って帰れそうな気がしたからだ。
そんなことを考えて、はや二十分ほど。周りを見渡すと、もう他の生徒は見当たらなかった。こんな土砂降りの日に校庭で遊ぶ人間はさすがに居ないし、ほとんどの者は傘をきちんと持ってきていた。中には環と同じように雨上がりを待っている生徒もいたが、すぐ痺れを切らして友達と一緒に走って帰ってしまった。
halfShot110_sAi
TRAININGおでん食べたい「環……」
「……っ」
神妙な面持ちのミリオに、思わずゴクリと唾を飲み込む。
「今夜は……」
「おでんです!!」
ジャーンという交換音でもつきそうな勢いで掲げられたのは立派すぎる大根だ。
「凄い。立派な大根だ」
「ね!俺も貰ったときびっくりしちゃった!」
これならきっとあの一番大きな鍋で煮たら美味しい。そんな事を考える環の目はキラキラと輝いていてミリオも笑みを深くする。
「よぉし!じゃあおでんの具!買いにいこ!」
「!そうだな」
そわそわと嬉しそうに支度をした環の手をとって外に出る。夕暮れの外はもう寒い。
「ミリオ。何入れる?」
「そうだな〜牛すじ入れたいかな!」
「俺はタコ食べたい」
「あとこんにゃく!」
「もち巾着」
「俺あれいつも火傷しちゃうんだよね」
421「……っ」
神妙な面持ちのミリオに、思わずゴクリと唾を飲み込む。
「今夜は……」
「おでんです!!」
ジャーンという交換音でもつきそうな勢いで掲げられたのは立派すぎる大根だ。
「凄い。立派な大根だ」
「ね!俺も貰ったときびっくりしちゃった!」
これならきっとあの一番大きな鍋で煮たら美味しい。そんな事を考える環の目はキラキラと輝いていてミリオも笑みを深くする。
「よぉし!じゃあおでんの具!買いにいこ!」
「!そうだな」
そわそわと嬉しそうに支度をした環の手をとって外に出る。夕暮れの外はもう寒い。
「ミリオ。何入れる?」
「そうだな〜牛すじ入れたいかな!」
「俺はタコ食べたい」
「あとこんにゃく!」
「もち巾着」
「俺あれいつも火傷しちゃうんだよね」