ゆめかぜ
DONEトウハとファミーちゃんが初めて会った日の話。(ほのぼの)ファーストコンタクト:トウハ&ファミー編普段トウハは、自分から他のヒトに声をかけることはほとんどなかった。誰かと一緒にいるときは別だが、一人のときはいつも一人である。もちろん、ナワバリバトルのように必要な場面では話すこともあるが、自分から積極的に関わることは滅多になかった。
そんな人見知りの激しいトウハが、その日、ハイカラシティで初めて見知らぬヒトに声をかけた。考えるよりも先に口から言葉が飛び出していた。
黄色いゲソにFCジャージーをまとったガール。彼女の手には二画面に分かれた携帯ゲーム機が握られている。それを目にした瞬間、トウハの口から上ずった声が漏れた。
「え⁉ そっ……それ、3DSですか⁉」
「……え?」
彼の声に、少女はくるりと振り返った。ちょうど待機中だったのか、それとも操作の合間だったのか、こちらを向いたままぽかんと口を開けている。無理もない。いきなり見知らぬヒトに声をかけられただけでなく、自分の私物に注目されたのだ。不審に思われても仕方がない。
1783そんな人見知りの激しいトウハが、その日、ハイカラシティで初めて見知らぬヒトに声をかけた。考えるよりも先に口から言葉が飛び出していた。
黄色いゲソにFCジャージーをまとったガール。彼女の手には二画面に分かれた携帯ゲーム機が握られている。それを目にした瞬間、トウハの口から上ずった声が漏れた。
「え⁉ そっ……それ、3DSですか⁉」
「……え?」
彼の声に、少女はくるりと振り返った。ちょうど待機中だったのか、それとも操作の合間だったのか、こちらを向いたままぽかんと口を開けている。無理もない。いきなり見知らぬヒトに声をかけられただけでなく、自分の私物に注目されたのだ。不審に思われても仕方がない。
ゆめかぜ
DONEクロバとサクレさんがばったりと会う話。(ほのぼの/ギャグ)ほんの気の迷いの迷いとある百貨店の一角。フロアの隅に設けられたアクセサリー雑貨のコーナーには、色とりどりのサングラスがずらりと並べられていた。きらびやかなライトに照らされて、フレームもレンズも小洒落た輝きを放っている。
そのディスプレイの前に、クロバはいた。
いつものようにカモメッシュをかぶり、平然を装いながら、さりげなく手にしたサングラスを試す。鏡に映る自分の顔に視線を走らせては、そっとため息を漏らす。似合っているのかどうか、判断がつかない。だが、手は離せなかった。──そんな時だった。
「……あ」
背後から、呆けたような声が響いた。
「……あ」
クロバも反射的に振り返り、声の主に気づく。
サクレだった。見知った顔に、気まずい空気がその場に流れる。
1305そのディスプレイの前に、クロバはいた。
いつものようにカモメッシュをかぶり、平然を装いながら、さりげなく手にしたサングラスを試す。鏡に映る自分の顔に視線を走らせては、そっとため息を漏らす。似合っているのかどうか、判断がつかない。だが、手は離せなかった。──そんな時だった。
「……あ」
背後から、呆けたような声が響いた。
「……あ」
クロバも反射的に振り返り、声の主に気づく。
サクレだった。見知った顔に、気まずい空気がその場に流れる。
ゆめかぜ
DONEサッドくんがユメカを気に掛ける話。(ほのぼの)本音は本人も分からずじまいふと視線を巡らせたサッドの目に、ロッカールームの隅に置かれたソファが映った。そこに、ひときわ目立つピンク色の頭が沈み込んでいる。彼女は背もたれに身を預け、うとうとと浅い眠りに落ちていた。
周囲には誰もいなかったが、ロビーには数人の通行人がおり、売店にはスタッフが常駐している。危険な空間ではないことは確かだ。それでも、成人した女性がこんな場所で無防備に眠っているのを見ると、どこか引っかかるものがある。
サッドは眉をひそめると、音を立てないよう、ゆっくりと彼女に歩み寄った。おそらく本気で眠るつもりではなく、少し体を預けただけなのだろう。疲れが蓄積した中で、ほんの気の緩みが眠気となって現れたのかもしれない。
1484周囲には誰もいなかったが、ロビーには数人の通行人がおり、売店にはスタッフが常駐している。危険な空間ではないことは確かだ。それでも、成人した女性がこんな場所で無防備に眠っているのを見ると、どこか引っかかるものがある。
サッドは眉をひそめると、音を立てないよう、ゆっくりと彼女に歩み寄った。おそらく本気で眠るつもりではなく、少し体を預けただけなのだろう。疲れが蓄積した中で、ほんの気の緩みが眠気となって現れたのかもしれない。
ゆめかぜ
DONEユメカがサッドくんをぐいぐいと誘う話。(ほのぼの)夏の暑さよりも厄介な夏の訪れを告げる、今季初めての猛暑日だった。
空を仰ぐたびに陽光が容赦なく降り注ぎ、何もせずとも肌を伝う汗がじっとりと服を濡らしていく。紫色のダウンベストを脱ぎ、シャツのボタンを二つほど外しているユメカは、首元の襟をぱたぱたと仰ぎながら呟いた。
「あ~、アイス食べたいな~」
彼女の頭の中には、色とりどりのアイスクリームが花のように咲き乱れていた。チョコレート、バニラ、ストロベリー。暑さに火照った体には、冷たい甘さがこの上なく沁みるだろう。しかし、食べたいと口にした途端、彼女はふと思い直したように首を傾けた。
「でもさ、こういう日ってアイスよりもかき氷じゃない?でもアイスも捨てがたいし……。そうだ!サッドくん、アイス乗せかき氷食べに行こう!?」
2216空を仰ぐたびに陽光が容赦なく降り注ぎ、何もせずとも肌を伝う汗がじっとりと服を濡らしていく。紫色のダウンベストを脱ぎ、シャツのボタンを二つほど外しているユメカは、首元の襟をぱたぱたと仰ぎながら呟いた。
「あ~、アイス食べたいな~」
彼女の頭の中には、色とりどりのアイスクリームが花のように咲き乱れていた。チョコレート、バニラ、ストロベリー。暑さに火照った体には、冷たい甘さがこの上なく沁みるだろう。しかし、食べたいと口にした途端、彼女はふと思い直したように首を傾けた。
「でもさ、こういう日ってアイスよりもかき氷じゃない?でもアイスも捨てがたいし……。そうだ!サッドくん、アイス乗せかき氷食べに行こう!?」
ゆめかぜ
DONEクロバとリドくんが初めて会った日の話。(ほのぼの)ファーストコンタクト:クロバ&リド編クロバは、試し打ち場には結構な頻度で足を運んでいた。
己の実戦経験が足りていない訳ではないし、ましてや腕に自信がない訳でもない。ただ、彼が試し打ち場に足を運ぶ理由は単純で、主に得意なブキを手に取り、的を打つのが好きだからだ。
もちろん、腕を鈍らせないためでもある。それ故、毎日のように試し打ち場を訪れている者もいるだろう。クロバはそこまでストイックにはならなかったが。
だいたいナワバリバトルの前やそれが終わった後など、週に二回か三回、たまに四回程度足を運んでいた。
試し打ち場には多数の部屋が用意されており、ほとんどの時間帯で一つは空き部屋が見つかる。そのため、今まで特に不便を感じたことはなかった。
しかし、その日は違った。いつものように試し打ち場に向かうと、彼が目にしたのは初めて見る光景だった。
1742己の実戦経験が足りていない訳ではないし、ましてや腕に自信がない訳でもない。ただ、彼が試し打ち場に足を運ぶ理由は単純で、主に得意なブキを手に取り、的を打つのが好きだからだ。
もちろん、腕を鈍らせないためでもある。それ故、毎日のように試し打ち場を訪れている者もいるだろう。クロバはそこまでストイックにはならなかったが。
だいたいナワバリバトルの前やそれが終わった後など、週に二回か三回、たまに四回程度足を運んでいた。
試し打ち場には多数の部屋が用意されており、ほとんどの時間帯で一つは空き部屋が見つかる。そのため、今まで特に不便を感じたことはなかった。
しかし、その日は違った。いつものように試し打ち場に向かうと、彼が目にしたのは初めて見る光景だった。
8516 ねここ
DOODLEあじみつ2025.2月までのイラストまとめ
⚠️注意:BL要素 / 女体化
▼ お借りしています ▼
三ツ谷 官兵衛さん / PL:宮守 ソウクさん@I_want_Arcadia 14
かのと
DOODLEよその子お借りしたまとめ。自陣だったりコンビだったり同卓記念だったり。昔のも入ってる。シレっと男同士でいちゃついてたり。
よその子お借りしているのでパス付です。
okでお入りください。 45
かのと
DOODLE「Aconite」のPCたちですが特にネタバレはないですほいちとほに(男同士)がイチャイチャしてるだけなので、苦手な方はリターンのワンクッションです。
まぁイチャイチャ(広義)です。ただのツーショットもある
大丈夫な方はokでお入りください 10
フジサキタケト
DONE5日ロスしましたが何とか描けた葛塚くんちへオタオメゑ珍しく旧PSO2のキャラ同士(ウチは九海、葛塚くんちはハヤタくん)にしてみました
もう何年目になるかワカランのですが、いつも有難う!