kou
DONEエンド・オブ・ファントム後のアーロンとチェズレイの会話アロルク前提
■ルーク・ウィリアムズ救出後
アーロンは父の生存を喜び嬉し泣きをするルークの姿を少し離れたところから見守っていた。
「………………」
「おいしいところをすっかりファントムに持っていかれてしまいましたね」
「……なんの用だ、クソ詐欺師」
話し相手のおっさんがいなくて暇しているのか詐欺師の野郎がわざわざ側まで寄ってきやがった。
「フフッ……いえ、なに……互いの労をねぎらいにきただけですよ」
「テメエまでクソさみいこと抜かすな。テメエとオレはそんな間柄じゃねえだろ。よそ行けや」
「ご心配なくともモクマさんやスイ嬢と合流するまでの前座ですので」
「〜 そうかよ。おっさーん、はやくこい」
アーロンはモクマたちがいるであろう市街地に向かってグチをこぼす。
1011アーロンは父の生存を喜び嬉し泣きをするルークの姿を少し離れたところから見守っていた。
「………………」
「おいしいところをすっかりファントムに持っていかれてしまいましたね」
「……なんの用だ、クソ詐欺師」
話し相手のおっさんがいなくて暇しているのか詐欺師の野郎がわざわざ側まで寄ってきやがった。
「フフッ……いえ、なに……互いの労をねぎらいにきただけですよ」
「テメエまでクソさみいこと抜かすな。テメエとオレはそんな間柄じゃねえだろ。よそ行けや」
「ご心配なくともモクマさんやスイ嬢と合流するまでの前座ですので」
「〜 そうかよ。おっさーん、はやくこい」
アーロンはモクマたちがいるであろう市街地に向かってグチをこぼす。
mirion
DONE[全6ページ]キミとじゃ_お題0128用の漫画です。キミとじゃパンフレットには誤字とセリフの修正と少し加筆済みの原稿が掲載されます。
スイ視点ルークとシキです。
1月には似合わないかも知れませんが、以前から七夕の話を描きたかったので描きました。 6
kou
DONE望月兄弟の話リュンヌが家を出た日の話です
髪の色、地毛かもしれないけど元々は黒髪だったらいいなぁという欲で書きました。
残月に別れを告げて 産まれてはじめて髪を染めた。兄貴と同じ色をした黒髪に別れを告げ、アップルパイの生地によく似た色にした。髪の色を変え、名前を捨てる。これは別れの儀式だ。
俺は今日、この家を出ていく。
親父が死んでからというもの構成員たちは好き勝手に振る舞っている。
新しくマフィアのドンの座についた兄貴の言葉には耳を貸さず、自分たちの欲に赴き動いている。私欲を優先しカタギを危険にさらすなんざ親父の代では考えられなかったことだ。
決して兄貴に落ち度があるわけじゃねえ。兄貴は構成員をまとめようと日夜、身を粉にしている。自分よりも少し産まれるのが遅かった。それだけの理由で構成員たちは兄貴に従わない。
何名かの構成員たちが俺の前で、わざとらしく兄貴の陰口をいった。
815俺は今日、この家を出ていく。
親父が死んでからというもの構成員たちは好き勝手に振る舞っている。
新しくマフィアのドンの座についた兄貴の言葉には耳を貸さず、自分たちの欲に赴き動いている。私欲を優先しカタギを危険にさらすなんざ親父の代では考えられなかったことだ。
決して兄貴に落ち度があるわけじゃねえ。兄貴は構成員をまとめようと日夜、身を粉にしている。自分よりも少し産まれるのが遅かった。それだけの理由で構成員たちは兄貴に従わない。
何名かの構成員たちが俺の前で、わざとらしく兄貴の陰口をいった。