NazekaedeG
MAIKINGリュカ誕生日おめでとうSSを書きたかったけど日付が過ぎた上にあまりボリュームや構成がうまく練れず…。書きたいところだけになってしまったけど、話を練り直すまでここにあげます。
Merry Unbirthdayは「不思議の国のアリス」の「何でもない日おめでとう」になります。
Merry Unbirthday彼女は、時々サプライズを仕掛けてくる人だった。
例えば、あきの25日。
一般的にホワイトデーと呼ばれる日であるそれは、バレンタインでクッキーを貰った者がお返しのクッキーを贈る日。
だから、バレンタインに街中の住民にクッキーを贈ったアリスは、本来プレゼントを貰う側なのだ。
「はい、リュカさん。プレゼントです!」
アリスは屈託の無い笑みとともに、リュカへ手のひらサイズの包みを差し出す。可愛らしいリボンでラッピングされた包み袋は、優しい色合いだ。包装のセンスから彼女らしさを滲ませる。
(これは、驚いたな)
アリスからプレゼントを貰って嬉しい、とは思う。――嬉しいとは思うが、リュカはどうしても戸惑ってしまった。
「なぁ、今日はホワイトデー、だよな?」
2625例えば、あきの25日。
一般的にホワイトデーと呼ばれる日であるそれは、バレンタインでクッキーを貰った者がお返しのクッキーを贈る日。
だから、バレンタインに街中の住民にクッキーを贈ったアリスは、本来プレゼントを貰う側なのだ。
「はい、リュカさん。プレゼントです!」
アリスは屈託の無い笑みとともに、リュカへ手のひらサイズの包みを差し出す。可愛らしいリボンでラッピングされた包み袋は、優しい色合いだ。包装のセンスから彼女らしさを滲ませる。
(これは、驚いたな)
アリスからプレゼントを貰って嬉しい、とは思う。――嬉しいとは思うが、リュカはどうしても戸惑ってしまった。
「なぁ、今日はホワイトデー、だよな?」
NazekaedeG
REHABILI■■注意■■・リュカ→アリス→(他の誰か)になります。
・R-15っぽい描写を匂わせて終わります。
・誰も幸せになってないです。
以上の注意を見て大丈夫な方のみ閲覧してくださいませ。
前に軽く書いた話の前後を繋げてみよう、と思って繋げたら、思ったよりも救いのない話になったのでこっちに投下してみます。 6724
NazekaedeG
MAIKING昔に書いた「恋に特効薬なんてない」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15724332)の続き。完成しないまま埋もれてたのを発掘したので、かきかけですが一度お蔵出しします。
夢魔と香水とままならない感情と。例のラブ飲みドリンク騒動から一週間が経過したある日。事件によってざわついていた周囲はすっかり落ち着いて、日常が戻ってきた頃。
その日の「レストラン・気の向くままに」はいつもと空気が違っていた。
深刻な顔をするアリスと、彼女の女友達が一つのテーブルを囲んでいる。
「あのね、皆にじゃないと相談できないことなの」
一度言葉を切って、息を整える。
「リュカさんに、避けられている気がするの」
「ガウガガウ??(避けられてる?)」
トーンの重さが、アリスの切実さを表していた。
しかし、俄には信じがたい。
「うーん……リュカ君が避けること、あるかなぁ」
「そこよね。ねぇアリス、どうして『避けられてる』なんて思うの?」
「……分かった、そう思う理由をまずは話すね」
9722その日の「レストラン・気の向くままに」はいつもと空気が違っていた。
深刻な顔をするアリスと、彼女の女友達が一つのテーブルを囲んでいる。
「あのね、皆にじゃないと相談できないことなの」
一度言葉を切って、息を整える。
「リュカさんに、避けられている気がするの」
「ガウガガウ??(避けられてる?)」
トーンの重さが、アリスの切実さを表していた。
しかし、俄には信じがたい。
「うーん……リュカ君が避けること、あるかなぁ」
「そこよね。ねぇアリス、どうして『避けられてる』なんて思うの?」
「……分かった、そう思う理由をまずは話すね」
airil_irony
MOURNING拐われたアリスを華麗に救出するシチュエーションを書きたかったのですがうまく纏まらずに挫折しました。書きかけのやつを発掘したので供養ついでに加筆。リュカの恋愛シナリオをクリアした当時、どうしても書きたくなって設定を練っていた記憶があります。
※本編や恋愛シナリオ等の盛大なネタバレを含みます
※キャラの食い違いがあるかも
※悪役のモブが出てくる
※一番大事な部分が書けてない
黄金の橄欖石を取り戻せ【事件の始まり】
「事件だーーー!!!」
「フォーーーー!!!」
「朝から何してんだ…」
探偵テリーの助手であるセシルがまだ開店前だというのに何時にも増して大きな声で工房のドアを勢いよく開け放ち、その勢いに驚いたパルモさんの叫びが工房中に響き渡り、堪らず寝間着のまま部屋を出る。
「あ!!リュカさん、大変だ大事件が!!」
「こんな時間から騒ぎ立てる程の事か…?」
「おはようゴザイマス!ナイスなモーニングコールデシタネ!!」
あまりの眠気に部屋を出てすぐの手すりに凭れかかりながら、二度寝を邪魔した探偵見習いを睨む。
セシルのことだ、どうせ大したことでは無いのだろうという予測は、眠気と共にたち消える。何故なら、
「大変なんだ!!アリスさんが何処にも居ないんだ!!!」
9209「事件だーーー!!!」
「フォーーーー!!!」
「朝から何してんだ…」
探偵テリーの助手であるセシルがまだ開店前だというのに何時にも増して大きな声で工房のドアを勢いよく開け放ち、その勢いに驚いたパルモさんの叫びが工房中に響き渡り、堪らず寝間着のまま部屋を出る。
「あ!!リュカさん、大変だ大事件が!!」
「こんな時間から騒ぎ立てる程の事か…?」
「おはようゴザイマス!ナイスなモーニングコールデシタネ!!」
あまりの眠気に部屋を出てすぐの手すりに凭れかかりながら、二度寝を邪魔した探偵見習いを睨む。
セシルのことだ、どうせ大したことでは無いのだろうという予測は、眠気と共にたち消える。何故なら、
「大変なんだ!!アリスさんが何処にも居ないんだ!!!」
NazekaedeG
MOURNING結構前(これは7月くらい…?)から書いてたリュカアリですが、どうにもまとまらないので供養することにしました。暴力表現、流血表現があるのでワンクッション入れてます。ご注意ください。
終盤でこんなイベントがもしもあったら…という妄想を書き連ねたものです。
ほのぼのではないです。シリアス目高くて暗い感じです。
※リュカとアリスは恋人状態で、お互いの呼び方は「リュカ」「アリス」になります。 2386