Ciel≒しえを
MOURNING※Pixivにアップした【四月一日の小さな嘘】(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24428452)のおまけ編です※付き合ってないヴァンアニ。表に出すのがなんとなく躊躇われたので(怒られそう…)こちらだけに供養のアップ。ものすごい短いです
※Pixivの話を読んでからじゃないとよくわからないと思います
※付き合ってないけど好意的な距離感が好きです 1483
nosirver
DOODLE婚約者ヴァンアニのとある夜の営み時の話です。大人向け(R-18)。いつもの如く糖度は高いです。個人的に積極的なアニは本当に可愛いし、一度踏み出せばとことん愛するヴァも大好きなので浴びるほど見たいと思ってます。 2303nosirver
DOODLE結婚後ヴァンアニの幸せな夜のお話。朝に呟いた子守唄ネタです(内容はかなり異なりますが)。捏造設定あり。2人に子供がいます(名前も明確な台詞も無し)。暇つぶし程度にお読み下さい。 1421★アカ
MOURNINGクリスマス・イブ!ヴァンアニのなんか書きたい!って思いから、書いたクリスマス・イブのヴァンアニです!ちょっとルネエレ要素あり?素敵なクリスマス・イブクリスマス・イブー。それは大事な人と大切な
日を過ごす日。アニエス・クローデルはその日
を楽しみにしていた。なぜかというとー。
「アニエス、12月24日って空いているか?」
「その日は、一応空いていますがー。」
アニエスは、雇い主であるヴァン・アークライ
ドにそう答えた。たしか自分が覚えている限り
では、25日に事務所で軽くクリスマスパーテ
ィーをした後に夜は父と一緒に家でパーテ
ィーをする予定だから、24日は何にも
なかったはずだ。パーティーの後にパーテ
ィーをさらに入れるとは、自分でもどれだけ
パーティー好きだと思う。でも、事務所の
みんなとも過ごしたかったし、父に久しぶり
に一緒に過ごさないかと言われたのだ。
断れるはずない。そんなわけでアニエスは、
3293日を過ごす日。アニエス・クローデルはその日
を楽しみにしていた。なぜかというとー。
「アニエス、12月24日って空いているか?」
「その日は、一応空いていますがー。」
アニエスは、雇い主であるヴァン・アークライ
ドにそう答えた。たしか自分が覚えている限り
では、25日に事務所で軽くクリスマスパーテ
ィーをした後に夜は父と一緒に家でパーテ
ィーをする予定だから、24日は何にも
なかったはずだ。パーティーの後にパーテ
ィーをさらに入れるとは、自分でもどれだけ
パーティー好きだと思う。でも、事務所の
みんなとも過ごしたかったし、父に久しぶり
に一緒に過ごさないかと言われたのだ。
断れるはずない。そんなわけでアニエスは、
makot_shin
DONEヴァンアニとても短い文章めちゃくちゃ誤字脱字はあるかもしれない
キャンディ舐めてたら悪戯されますよ、アニエスさんっていう
ストロベリー事務所を少し空けると留守をアニエスに託し用事を済ませ戻ると、甘ったるい造られたような香りが鼻を掠める。
「妙に甘い香りがするな」
「あ、今キャンディが……」
もごもごと話し辛そうに頬を膨らませ、口元を押さえるアニエス。
口内に食べ物があるのに話してしまい行儀が悪かったとでも言いたげな顔で、目を逸らされた。
「悪い悪い。俺が話しかけた所為だな」
控えめに首を横に振り、何かを思い出したかのようにポケットを漁り始める彼女。キャンディでもくれるのだろうかと期待していると、彼女の表情が徐々に曇っていく。どうやら彼女の口にあるもので最後だったらしい。
そこまで欲しいという訳ではないものの、深く落ち込まれるとどうにも惜しくなってくる。
1436「妙に甘い香りがするな」
「あ、今キャンディが……」
もごもごと話し辛そうに頬を膨らませ、口元を押さえるアニエス。
口内に食べ物があるのに話してしまい行儀が悪かったとでも言いたげな顔で、目を逸らされた。
「悪い悪い。俺が話しかけた所為だな」
控えめに首を横に振り、何かを思い出したかのようにポケットを漁り始める彼女。キャンディでもくれるのだろうかと期待していると、彼女の表情が徐々に曇っていく。どうやら彼女の口にあるもので最後だったらしい。
そこまで欲しいという訳ではないものの、深く落ち込まれるとどうにも惜しくなってくる。
makot_shin
DONE以前書いたヴァンアニの続きのようなもの。耐えきれなくなって無理矢理終わらせた感。誤字脱字は絶対ある。情けない男(大馬鹿者)『今から外出られるか』
そんなメッセージを送ったのは、アニエスの卒業式前夜だった。
なにかと忙しく引っ張りだこな彼女を連れ出すのは気が引け、ようやくの思いでそれこそほぼ半ばヤケクソのようなものだったかもしれない。
気が引けたというそんな建前にも似た情けない感情にトドメを刺すべく、彼女のいる寮があるオーベル地区を不審者の如く彷徨ったのは秘密だったりする。
明日にはありとあらゆる覚悟を総動員またはかなぐり捨てて彼女を掻っ攫う気でいるのに、本当に情けないことこの上ない。
「ヴァンさん」
寮の扉から出てくるアニエスと、その後ろで興味深そうに眺めている彼女の友人たちの姿に笑ってしまいそうになる。
ヴァンの学生時代から変わらぬ優しくも厳しい管理人の姿も目に入り、軽い会釈をして愛おしい恋人へと手を差し出す。
2012そんなメッセージを送ったのは、アニエスの卒業式前夜だった。
なにかと忙しく引っ張りだこな彼女を連れ出すのは気が引け、ようやくの思いでそれこそほぼ半ばヤケクソのようなものだったかもしれない。
気が引けたというそんな建前にも似た情けない感情にトドメを刺すべく、彼女のいる寮があるオーベル地区を不審者の如く彷徨ったのは秘密だったりする。
明日にはありとあらゆる覚悟を総動員またはかなぐり捨てて彼女を掻っ攫う気でいるのに、本当に情けないことこの上ない。
「ヴァンさん」
寮の扉から出てくるアニエスと、その後ろで興味深そうに眺めている彼女の友人たちの姿に笑ってしまいそうになる。
ヴァンの学生時代から変わらぬ優しくも厳しい管理人の姿も目に入り、軽い会釈をして愛おしい恋人へと手を差し出す。
makot_shin
DONEアニエスちゃんのお誕生日がいつなのか疑問に思いながらできたヴァンアニです。お互いに色々なことが待ち遠しい2人。多分誤字はある。あとすこし何度時計を確認しただろう。
刻み行く針の旋律が、チクタクと耳を責め立てる。不安と期待で胸が締め付けられ、規則的に奏でられる音に祈りを捧げることしかできない。
一番は彼が良い。
「ヴァンさん……」
鳴らないXiphaを片手に、膝を抱えて時計を睨み付ける。
長針が頂点をまもなく指し、0時を迎える。四角い空には月が登り、今日という日が黎(くら)く終わりを告げようとしている。
自分から連絡をすれば良いとは分かっている。けれども、彼からを期待してしまうのは我儘だろうか。
もう寝よう。そんな風に思った時だった。
突然Xiphaが鳴りだし、期待と不安が押し寄せる。
彼でなかったらと、恐る恐る確認する。
『よ、アニエス。悪いな、こんな時間に』
2499刻み行く針の旋律が、チクタクと耳を責め立てる。不安と期待で胸が締め付けられ、規則的に奏でられる音に祈りを捧げることしかできない。
一番は彼が良い。
「ヴァンさん……」
鳴らないXiphaを片手に、膝を抱えて時計を睨み付ける。
長針が頂点をまもなく指し、0時を迎える。四角い空には月が登り、今日という日が黎(くら)く終わりを告げようとしている。
自分から連絡をすれば良いとは分かっている。けれども、彼からを期待してしまうのは我儘だろうか。
もう寝よう。そんな風に思った時だった。
突然Xiphaが鳴りだし、期待と不安が押し寄せる。
彼でなかったらと、恐る恐る確認する。
『よ、アニエス。悪いな、こんな時間に』
makot_shin
DONEある方のツイートを見て着想を得た結果の産物です。誤字脱字は確認しましたが、ある気がします。お付き合いをしていないヴァンアニでお願いします。
これはデートではない、多分「どうした、アニエス?難しい顔をして」
「あ、ヴァンさん」
キッチンでお湯を沸かし、来客用のカップを見ながら難しい顔をするアニエスに、声をかけないなどという選択肢はなかった。
「なんか悩みでもあるのか?」
「いえ、事務所の人も増えましたし、来客用だけでは足りないのと、なんだか味気ないと言いますか」
「あー、なるほどな」
確かにいつまでも同じカップを使い回しているのは問題かもしれない。ヴァンも気にせず使っているとはいえ、味気ないと言われればそうだろう。
「ただの私の我儘というかなんでもないんです。気にしないでください、ヴァンさん」
「買いに行くか、アニエス」
「え」
「ん、嫌か?」
「いえ行きたいです!行きましょう!!」
5050「あ、ヴァンさん」
キッチンでお湯を沸かし、来客用のカップを見ながら難しい顔をするアニエスに、声をかけないなどという選択肢はなかった。
「なんか悩みでもあるのか?」
「いえ、事務所の人も増えましたし、来客用だけでは足りないのと、なんだか味気ないと言いますか」
「あー、なるほどな」
確かにいつまでも同じカップを使い回しているのは問題かもしれない。ヴァンも気にせず使っているとはいえ、味気ないと言われればそうだろう。
「ただの私の我儘というかなんでもないんです。気にしないでください、ヴァンさん」
「買いに行くか、アニエス」
「え」
「ん、嫌か?」
「いえ行きたいです!行きましょう!!」
makot_shin
MOURNING書きたいところだけ書いた。またしても謎時空のヴァンアニ。ヴァンさんは多分こんな時でも1人で、アニエスちゃんが迎えに来るんだろうなぁって思いながら書いた。公式から出されないなら告白話は何度書いても良いって偉い人が言ってた。女神はすぐそばに「走れアニエス!」
「っ、は、はい!」
「ヴァンさん、アニエスさん!!」
「っ、アニエス!!」
「え?」
フェリの掛け声共にアニエスを突き飛ばす。天井が目の前で崩れ、出口が瓦礫で塞がれた。あのまま走っていたらアニエスは下敷きになってだろうと、その恐怖にゾッとした。
「大丈夫か、アニエス!?」
「は、はい、ヴァンさんが助けてくれたので」
「ヴァンさんこそ怪我はありませんか?」
「ああ大丈夫だ!俺は他の出口を探すから、お前らはさっさと脱出しろ!!」
瓦礫の向こう側にいるアニエス達に向かって声を上げる。彼女たちが無事ならそれでいい。
***
「出口はない、か」
何処を探しても出口などない。建物が徐々に崩れていく音に、もう無理なのだと悟り始める。何度呼び掛けても反応しないメアに、もう彼女はどこにもいないのだと自分には必要がなくなったのだと、妙な寂しさを感じた。
1495「っ、は、はい!」
「ヴァンさん、アニエスさん!!」
「っ、アニエス!!」
「え?」
フェリの掛け声共にアニエスを突き飛ばす。天井が目の前で崩れ、出口が瓦礫で塞がれた。あのまま走っていたらアニエスは下敷きになってだろうと、その恐怖にゾッとした。
「大丈夫か、アニエス!?」
「は、はい、ヴァンさんが助けてくれたので」
「ヴァンさんこそ怪我はありませんか?」
「ああ大丈夫だ!俺は他の出口を探すから、お前らはさっさと脱出しろ!!」
瓦礫の向こう側にいるアニエス達に向かって声を上げる。彼女たちが無事ならそれでいい。
***
「出口はない、か」
何処を探しても出口などない。建物が徐々に崩れていく音に、もう無理なのだと悟り始める。何度呼び掛けても反応しないメアに、もう彼女はどこにもいないのだと自分には必要がなくなったのだと、妙な寂しさを感じた。
makot_shin
MOURNING謎時空。一応付き合ってるヴァンアニ。ヴァンさんのちょっと暗い部分に触れたアニエスちゃんを書きたかったのに何故こうなった。パスワードは前回と同じ。誤字脱字はあると思う。 1955kuroi_y
MOURNINGサルバッドへ向かう車中の出来事。書いている間にサルバッドで何をしようとしたのか忘れてしまいました。供養です。無題 もう十月だというのに、ここは夏だ。
照りつける黄金の太陽、からりと晴れ渡った青空、どこまでも続く白い砂の海。
アニエスとアーロンは初めて蜃気楼を見た。砂漠に街があって、近代的な建物も見える。到着までそう時間は掛からないだろうと、華やかな街を想い心が躍った。運転をするヴァンやその隣で地図を見るフェリは街までまだまだ距離があると言うが、二人には信じられなかった。
遊興都市サルバッド。カルバード南東に位置する砂漠の街。オアシスの近くに築かれた都市は、古くからこの地に暮らす人々の生活圏である伝統地区と、近年開発された歓楽街から成る。共に昼と夜で顔が異なるのは砂漠と同様だ。特に歓楽街は他所の人間が持ち込んだ文化の裏の色が強い。
1031照りつける黄金の太陽、からりと晴れ渡った青空、どこまでも続く白い砂の海。
アニエスとアーロンは初めて蜃気楼を見た。砂漠に街があって、近代的な建物も見える。到着までそう時間は掛からないだろうと、華やかな街を想い心が躍った。運転をするヴァンやその隣で地図を見るフェリは街までまだまだ距離があると言うが、二人には信じられなかった。
遊興都市サルバッド。カルバード南東に位置する砂漠の街。オアシスの近くに築かれた都市は、古くからこの地に暮らす人々の生活圏である伝統地区と、近年開発された歓楽街から成る。共に昼と夜で顔が異なるのは砂漠と同様だ。特に歓楽街は他所の人間が持ち込んだ文化の裏の色が強い。