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SOUYA.(シメジ)

供養📕彼ただ+診断メーカー
秋彩は春になると視力を失ってしまう病に罹っている。春が近づくにつれて徐々に視力を失っていく。春に何かしらの辛い思い出があるのか、それはわからない。
#四季の病
https://t.co/PekJYJnKpz
目が覚めて見える天井はぼんやりと何処か虚ろに見える。嗚呼、この時期か。秋彩は少し目を閉じてから起き上がる。遠くで美冬が朝餉を作る音がする。
『もうすぐ…春が来る……、』
秋彩は両の手で目を覆いながら春の訪れを嘆く。
『秋彩さーん、そろそろ起きて下さい』
嗚呼、そろそろ起きる時間だ

春に何があったかなんて明白だろう。
一人目の弟子を失った季節なのだから。
秋彩は呪うならばいっそ殺してくれればいいのに、と二人目の弟子が作った朝餉を食べながら思う。
『秋彩さん、お茶碗はこっちですよ。まだ寝惚けてます?』
『嗚呼ごめんね、間違えてしまったよ』
春は好きではない。

ゆらゆらと視線の先で動く何本かの尻尾。ボヤけているからか少し目が疲れる。
『十又、意地悪は止してくれ』
『何じゃ、もうそんな時期かの』
『知っているくせに』
『……のう、秋彩』
『…………分かってる』
少しずつ失われていく視力ももう限界だ

『で、私の所へ来たのか』
『…美冬君には迷惑を掛けられないからね』
『……私には掛けてもいいと?』
『慣れてないより慣れてる、だろう』
秦郡路はそんな秋彩に溜息を零す。春になると用事と称して秦542 文字
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