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    #WV

    AshWednesday025

    DONE原作軸牧台WV戦後妄想。
    眠る前のひととき、義手を外したVさんにWが問いかける。

    支部で連載している戦後の時間軸のつもりですが、いつの時点でもいいかもしれない。
    でもVさんの髪は黒髪推奨。
    大墜落の真相をWに話す話は、支部の『方舟の行方』ご参照ください。
    支部:https://www.pixiv.net/users/576346
    連載4話目、明後日土曜日の夜あたりに支部を更新します。
    やわらかな羽根を抱くかいなのぬくもり 「おどれ、なんで『する』とき腕付けるん?」
    唐突な問いだった。
    「は…?」
    もう寝るかとなって、ベッドに潜り込んだあとだった。シャワーも浴びて着替えも終わったから、ヴァッシュは義手を外した。それを見てのウルフウッドの問いだった。
    「いつもはそうやって外して寝とるやん。その方が楽なんかなと」
    確かにいつもはそうして寝ているし、『その』時はつけている。
    「あ…いや…別に…深い意味は…」
    「意味ないんか」
    ほーん…軽くそういって、ウルフウッドは皴になった毛布を整え始めた。特に大きな意味もなく、ただの思い付きの質問だったのだろう。気にした風でもなく、ヴァッシュにかける毛布まで引っ張って、肩に回しかけてくれた。ウルフウッドと向かい合ってベッドに寝転んでいる。右腕が下になる体勢で、義手のない状態では毛布もうまく引き上げられない。不便は不便だが、つけているのも少し重いから、寝るときは外してしまっている。
    1981

    ネムリブカ

    DONEアルコールバース設定の葬台です。お話のネタは欲望さん(@yokuvow)から頂きました!
    内容に未成年飲酒のような表現が含まれますが、バース設定の世界観で書いているため、飲酒に関して現実とは違う部分もあり、未成年に飲酒を勧める意図等はございませんこと、予めご了承くださいませ。
    アルコールバースについて
    https://www.pixiv.net/artworks/90811289
    アルコールなW×グラスなVウルフウッドがアルコール、ヴァッシュがグラスのお話です。

    「ウルフウッド、キスしてもいい……?」
    「……おう」
     強請られて、頷いたウルフウッドはベッドへと腰を下ろした。すぐに嬉しそうに隣へと腰掛けたヴァッシュが首に両腕を回してきて、薄い唇が重ねられる。
     少し開いてやれば、滑り込んできた舌が絡みついてきて、じゅるりと唾液を啜られた。ウルフウッドの酒精を取り込んだらしいヴァッシュはゆるりと目を細めると、ぽうと頬に熱を上らせる。
    「……おいしい」
    「そか」
     どこか複雑な面持ちのウルフウッドには気付かず、ヴァッシュはまた目の前の唇へ吸い付いた。
     グラスとアルコールの性質上、最低限必要な触れ合いは月に一度であったが、それでは足りないと言い出したのはヴァッシュのほうだった。
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