もふの絵倉庫
DONE【R-18!0721の日2022イラスト】今年もこの日がやって来ました(笑)
今回は普段殆ど描かないキャラクターの0721にチャレンジしてみたかったので、ゾーラ族と同じくらい大好きなリト族にしてみました👍
オマケでち◯ち◯の考察もしています😋 2
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DOODLEpixivから引っ越し。惚気るテバともだもだするリーバルの話とんだ闇夜の烏撃ち 暗澹たる夜空は、多く鳥目のリト族にとっては憂鬱なるものだが、リーバルにとってはそうではない。
正確には、リーバルのよく知るリトの戦士にとっては、だ。
その男は、夜の青い闇を指して美しいとさえ言う。そのことを聞くとき、リーバルは胸のあたりがうずくような感覚を覚える。苦々しいものと心地よいものと、行き来するような不思議で落ち着かない心地がするのだ。
飛行訓練場のバルコニーから、リーバルは暗い夜空を見上げて、ふっとそんな男の言った言葉を思い出していた。
『リーバル様の翼は夜の色に似ています』
リーバルは夜がどんな色をしているのか知らない。けれどそんな見えない夜が、美しい色をしているらしいことは、その男の言うとおりに信じていた。
31632正確には、リーバルのよく知るリトの戦士にとっては、だ。
その男は、夜の青い闇を指して美しいとさえ言う。そのことを聞くとき、リーバルは胸のあたりがうずくような感覚を覚える。苦々しいものと心地よいものと、行き来するような不思議で落ち着かない心地がするのだ。
飛行訓練場のバルコニーから、リーバルは暗い夜空を見上げて、ふっとそんな男の言った言葉を思い出していた。
『リーバル様の翼は夜の色に似ています』
リーバルは夜がどんな色をしているのか知らない。けれどそんな見えない夜が、美しい色をしているらしいことは、その男の言うとおりに信じていた。
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DOODLEpixivより引っ越し。リト師弟がリトの仲間からかわいがられている話。 「末っ子が他所ん家の末っ子相手に兄貴風吹かしていやがる!」 リトの村の文化に多大な捏造があります。モブ戦士たちがよく喋る。末っ子誰だリト師弟がリトの仲間からかわいがられている話。
厄災の黙示録メインストーリー7章2節ハイラル城奪還戦までの間のモラトリアム期間のゆるい日常の幻覚。
※リトの村の文化に多大な捏造があります。
※モブ戦士が良く喋る。
厄災の黙示録メインストーリー7章2節ハイラル城奪還戦までの間のモラトリアム期間のゆるい日常の幻覚。
※リトの村の文化に多大な捏造があります。
※モブ戦士が良く喋る。
ひょんなことで伝説に聞く100年前の過去の世界にやってきてからというものの、リトの戦士テバは大きく二つの悩みを抱えていた。
その悩みの一つは、ずばり“[[rb:飯 > めし]]を食べ過ぎていること”である。
テバは戦士であるから、もちろん身体は第一の資本だ。身体づくりのため日々の食事には気をつけている。基本は一日三食、好き嫌いはせずに肉野菜に穀物をバランスよく食べるし水分だって欠かさない。もちろん暴飲暴食などご法度だ。
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DOODLEpixivより引っ越し。雪の日のリト師弟と白い羽毛の話。かくれ雪 はあっとリーバルは嘴の隙間から白い息を吐いて、ごうごうと唸り声のする外の景色を覗き込んだ。
「吹雪いてるねえ」
万年氷漬けの雪山にある飛行訓練場は、今日はとびきりの猛吹雪に遭っていた。ごうごう聞こえるのはその吹雪の音だ。おかげで朝だというのに火を焚かなくては中も外も何も見えないほど薄暗い。リーバルたちリト族は翼に蹴爪に嘴と、鳥のような見た目と同じに[[rb:鳥 > ・]][[rb:目 > ・]]を持っているので、さらに弱り目だ。気分もふさいでしまう。
「これは当分止まないぞ……今日は任務に出るのは厳しそうだ。テバの奴、ちゃんと帰ってこられるかな」
同居人のテバは明朝に雲行きの怪しさを見て、薪の確保をすると言って出て行ったきりまだ帰っていない。まだ備蓄があるから大丈夫だとリーバルは言ったのだが、テバは「ここらの空気がどんより重たくって、うなじの毛がふわふわするようなこういう天気のときは、後でどっさり雪がくる予兆に決まっているんです」と言って籠もりの準備をするのを譲らなかった。未来の世界で飛行訓練場の[[rb:ヌ > ・]][[rb:シ > ・]]をやっている経験と勘がそう教えてくれるらしい。そのときは吹雪がこれほど強くなるとは知らなかったから、リーバルも止めそこなってしまった。今の[[rb:ヌ > ・]][[rb:シ > ・]]であるリーバルはそんな予兆は感じ取れなかったし、テバの言うことにも半信半疑だったのだが、眼前の吹雪はテバの勘の方が正しかったことを容赦なく突きつけてくる。
7597「吹雪いてるねえ」
万年氷漬けの雪山にある飛行訓練場は、今日はとびきりの猛吹雪に遭っていた。ごうごう聞こえるのはその吹雪の音だ。おかげで朝だというのに火を焚かなくては中も外も何も見えないほど薄暗い。リーバルたちリト族は翼に蹴爪に嘴と、鳥のような見た目と同じに[[rb:鳥 > ・]][[rb:目 > ・]]を持っているので、さらに弱り目だ。気分もふさいでしまう。
「これは当分止まないぞ……今日は任務に出るのは厳しそうだ。テバの奴、ちゃんと帰ってこられるかな」
同居人のテバは明朝に雲行きの怪しさを見て、薪の確保をすると言って出て行ったきりまだ帰っていない。まだ備蓄があるから大丈夫だとリーバルは言ったのだが、テバは「ここらの空気がどんより重たくって、うなじの毛がふわふわするようなこういう天気のときは、後でどっさり雪がくる予兆に決まっているんです」と言って籠もりの準備をするのを譲らなかった。未来の世界で飛行訓練場の[[rb:ヌ > ・]][[rb:シ > ・]]をやっている経験と勘がそう教えてくれるらしい。そのときは吹雪がこれほど強くなるとは知らなかったから、リーバルも止めそこなってしまった。今の[[rb:ヌ > ・]][[rb:シ > ・]]であるリーバルはそんな予兆は感じ取れなかったし、テバの言うことにも半信半疑だったのだが、眼前の吹雪はテバの勘の方が正しかったことを容赦なく突きつけてくる。
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DOODLEpixivより引っ越し。リト師弟が飛行訓練場でなんやかやする話。やくもく5章、ハイラル西部救援戦語の神獣戦闘(ヴァ・メドー)が終わった辺りの時間軸。
帰巣の風 雪道をゆく影二つ。ハイラル北西の雪山へブラの麓は今日も今日とて重く雪の舞うなか、日も入り近くでようく冷え込んでくる頃に笠の一つ、上着の一つも無くようようと歩いていける人影は、正気を疑う武者修行の阿呆か、痛みを知らない魔物のどれか、というのはハイラルを旅する者の心得だ。一寸先が白の闇、息も凍る寒さのヘブラで出会うには、どちらも関わり合うことなかれが安全の秘訣である。
しかし、この度の影はどちらの例にも違っていた。
歩いているものの影は魔物というよりも、人というよりも、鳥のすがたをしていた。頭はとさかに嘴、足元は尾羽に蹴爪と、両の肩からは大きな翼が伸びて、羽先が手指のように弓を持っている。
今にも羽ばたいて空へ飛んでいけそうな鳥であり、大地に生きる人でもある生き物。
22698しかし、この度の影はどちらの例にも違っていた。
歩いているものの影は魔物というよりも、人というよりも、鳥のすがたをしていた。頭はとさかに嘴、足元は尾羽に蹴爪と、両の肩からは大きな翼が伸びて、羽先が手指のように弓を持っている。
今にも羽ばたいて空へ飛んでいけそうな鳥であり、大地に生きる人でもある生き物。
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DOODLEpixivより引っ越し。やくもく5章、神獣から生き延びたリーバルが夢を見る話。「雪よりも月よりも白いのは、夜を明けさせる朝日の光だ 」
※厄災の黙示録メインストーリー5章以降のネタバレがあります。
黎明を追う鳥 目蓋の裏から赤い暗闇が見えている。
おや、自分の目蓋のなかを流れる血の色かと思って目を開けると、もっと赤が濃くなる。
目に映るのは黒いばっかりの闇なのだけれど、どうしてかリーバルの脳裏では「赤い」と言う声がするのだ。
赤くて暗い。そんな言葉でしか言い様の無い、ぽっかり心細い暗闇だった。
目と頭で、見ている色もちぐはぐに感じてしまうのは、自分が夜盲のせいなのか。
リーバルは意味を為さないまばたきで自分の鳥目を皮肉った。
リーバルは暗闇がよく見えない。彼がリト族であるせいだ。鳥が翼と嘴を持ったまま人間の知恵と力を手に入れたらこんな姿になるだろう、という見た目をしているリト族は、ハイラルで唯一、空を自由に羽ばたく代わりに、夜を出歩くことがからっきし出来ないのだ。
28356おや、自分の目蓋のなかを流れる血の色かと思って目を開けると、もっと赤が濃くなる。
目に映るのは黒いばっかりの闇なのだけれど、どうしてかリーバルの脳裏では「赤い」と言う声がするのだ。
赤くて暗い。そんな言葉でしか言い様の無い、ぽっかり心細い暗闇だった。
目と頭で、見ている色もちぐはぐに感じてしまうのは、自分が夜盲のせいなのか。
リーバルは意味を為さないまばたきで自分の鳥目を皮肉った。
リーバルは暗闇がよく見えない。彼がリト族であるせいだ。鳥が翼と嘴を持ったまま人間の知恵と力を手に入れたらこんな姿になるだろう、という見た目をしているリト族は、ハイラルで唯一、空を自由に羽ばたく代わりに、夜を出歩くことがからっきし出来ないのだ。
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DOODLEpixivより引っ越し。カッシーワとテバが旅に出たい話。古いものなので拙いのはご容赦を。※捏造設定200%※クリア後時間軸
うたう鳥と弓引く鳥◇
──本当は思い出す予定なんてさらさら無かったのだ、ガキの頃の青臭い夢なんて。ただ聴こえてくる詩があんまりにも綺麗な世界を語るものだから、欲が出てしまった。広い世界を見てみたくなってしまった。
俺が無茶をやらかしてハーツが怪我を負い、あの英傑の末裔殿のおかげでメドーが大人しくなってからしばらくして村に歌が響くようになった。初めはあの賑やかな五つ子がまた何かおっぱじめたのかと思っていたがどうもそれだけでは無いらしい。
飛行訓練場から戻りサキに頼まれていた買い物を済ませて家に帰ろうとすると、いつも五つ子たちが歌を練習している広場に見慣れない人影が増えていた。日が沈み茜色に羽毛を染めた子供たちがきゃあきゃあ騒ぎながら足元をわらわらと通り過ぎていくがその人影は動かない。誰だっただろうかとぼんやり考えていると不躾な視線に気付いたのか人影がこちらを振り向いた。
9346──本当は思い出す予定なんてさらさら無かったのだ、ガキの頃の青臭い夢なんて。ただ聴こえてくる詩があんまりにも綺麗な世界を語るものだから、欲が出てしまった。広い世界を見てみたくなってしまった。
俺が無茶をやらかしてハーツが怪我を負い、あの英傑の末裔殿のおかげでメドーが大人しくなってからしばらくして村に歌が響くようになった。初めはあの賑やかな五つ子がまた何かおっぱじめたのかと思っていたがどうもそれだけでは無いらしい。
飛行訓練場から戻りサキに頼まれていた買い物を済ませて家に帰ろうとすると、いつも五つ子たちが歌を練習している広場に見慣れない人影が増えていた。日が沈み茜色に羽毛を染めた子供たちがきゃあきゃあ騒ぎながら足元をわらわらと通り過ぎていくがその人影は動かない。誰だっただろうかとぼんやり考えていると不躾な視線に気付いたのか人影がこちらを振り向いた。
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DOODLEpixivより引っ越し。「とりあえずサインください」原作リト師弟が出会う話エピローグ。
リトの戦士の話エピローグ◇
あれから。嵐を乗りこなす一夜を明かしてから。
謹慎明けの最初の朝、テバが行ったのは探し物だった。神獣にぶつからない程度に高く飛んで、上から順に蟻の子一匹見逃さない視線の鋭さで、空を射抜いて落ちた筈の矢を探した。流石に龍の角を切り出し特別に誂えた矢とはいえ、見つかったのは欠片だけだった。
その欠片が今は、テバの白い羽毛に紛れるように首元で揺れている。
普段、装飾に無頓着なテバがアクセサリーを作れと言ったものだから、ハーツにも防具屋のネックにも、やれ熱があるのか、やれ明日は槍が降るだの大層な口振りだった。長い付き合いでも失礼すぎるというもの。
その後、始終を話したサキにまで「嵐の時に、誰か別の人と入れ替わったんじゃありませんよね」と言われたテバがこれからはもう少し身なりに拘りを持とう、とチクチク痛む胸に決意を固めるのは、また別の話である。
2469あれから。嵐を乗りこなす一夜を明かしてから。
謹慎明けの最初の朝、テバが行ったのは探し物だった。神獣にぶつからない程度に高く飛んで、上から順に蟻の子一匹見逃さない視線の鋭さで、空を射抜いて落ちた筈の矢を探した。流石に龍の角を切り出し特別に誂えた矢とはいえ、見つかったのは欠片だけだった。
その欠片が今は、テバの白い羽毛に紛れるように首元で揺れている。
普段、装飾に無頓着なテバがアクセサリーを作れと言ったものだから、ハーツにも防具屋のネックにも、やれ熱があるのか、やれ明日は槍が降るだの大層な口振りだった。長い付き合いでも失礼すぎるというもの。
その後、始終を話したサキにまで「嵐の時に、誰か別の人と入れ替わったんじゃありませんよね」と言われたテバがこれからはもう少し身なりに拘りを持とう、とチクチク痛む胸に決意を固めるのは、また別の話である。
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DOODLEpixivより引っ越し。原作リト師弟が出会う話後編。「浴びるは称賛、仰ぐは空。意にかけるは己のみ。その英雄サマを引っ張り出せたんだ。目に留まる程度には見込みがあるってことだろう?上々だ」
リーバルとテバに師弟してほしかった夢の跡。
リトの戦士は生意気である 後編諸注意
※捏造200パーセント。
※キャラも設定もふわふわしてる。正気を失って読んでください。
※リトの戦士達で師弟してほしい願望だけでできています。
※捏造200パーセント。
※キャラも設定もふわふわしてる。正気を失って読んでください。
※リトの戦士達で師弟してほしい願望だけでできています。
◇
「運命なんかに捕まるはずもないと思っていたけれど、これが中々。一つ進めば右と左がひっくり返るような有り様だ。飛べども翔べども風が肺をねじ切り、空気の膜がゆるりと頭をうだらせる。──光を見ただろ。空を裂き、海に溶け落ちる永遠さ。不思議と思うか、悪夢と思うか、どっちにしろ女神は微笑んだままなんだよ」
そういって、若い戦士は弓を手に取りチラチラと燃える火に斜めに横に透かしてニッと笑う。幾何学的な模様が月明かりに光った。
彼が知る限り、気取った様子を崩したことのない屁理屈屋はいつでもこの調子。
39619「運命なんかに捕まるはずもないと思っていたけれど、これが中々。一つ進めば右と左がひっくり返るような有り様だ。飛べども翔べども風が肺をねじ切り、空気の膜がゆるりと頭をうだらせる。──光を見ただろ。空を裂き、海に溶け落ちる永遠さ。不思議と思うか、悪夢と思うか、どっちにしろ女神は微笑んだままなんだよ」
そういって、若い戦士は弓を手に取りチラチラと燃える火に斜めに横に透かしてニッと笑う。幾何学的な模様が月明かりに光った。
彼が知る限り、気取った様子を崩したことのない屁理屈屋はいつでもこの調子。
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DOODLEpixivより引っ越し。原作リト師弟が出会う話前編。「僕が一番すごいんだから、みんな僕よりかは下手くそに決まってるだろう?安心して無様に不格好に戦士らしく食い下がるといい!」
リーバルとテバにリト師弟してほしかった夢の跡。
リトの戦士は生意気である 前編諸注意
※たぶんED後時間軸。
※キャラも設定もふわふわしてる。
※リト師弟してほしかった捏造と願望だけでできている何か。
※たぶんED後時間軸。
※キャラも設定もふわふわしてる。
※リト師弟してほしかった捏造と願望だけでできている何か。
──ヘブラの山には龍が棲む。
音を吸い込む白さ。
この世ならぬものが覗いていそうな透明さ。
さあ龍を見てやるぞと、揚々やってきた心をぽっかり食べてしまう鈍色の。
寒気怖気のヘブラの雪山。
命知らずの旅人は言った。
ヘブラの山には登れない。ヘブラの山にゃ龍が棲む。
青い青い龍に一目見られたならば、つまの先から心の底まで凍りつく。
悪運のつよい不幸者は言った。
ヘブラの山には登れない。ヘブラの山にゃ女神に仕える龍が棲む。
白い白い龍が一息風を吹いたならば、向くも返るも銀灰の闇。