らいし
DOODLE今年のポッキーとプリッツの日のおはなし仲良しモリ教授と若モリのお遊びです
◆ポッキーゲーム◆「ポッキーゲームと言うものの、実際のゲーム性に乏しいと僕は考えた」
「フンフン、確かにネ。それでソレは?」
「僕が作ったポッキーゲーム盤だとも!」
バーンと効果音を背負う勢いで、若い私が差し出してきたゲーム盤と称された板。
視認性を高めるためか板には、和風に例えると市松模様に塗り分けられている。シックなアイボリーと、彩度の低い焦げ茶色だ。その約3㎝角の色の真ん中には3㎜ほどの直径で縦に8個、横に8個の穴が……うん、ポッキーを立てるのにちょうどいい穴ダネ!
「で、自分の色のマス目を決めたら自分の色のポッキーをその色の場所、手前3列に立てる」
「交互にポッキーを斜めに動かして、相手のポッキーを飛び越えたらそれを取れる、と」
979「フンフン、確かにネ。それでソレは?」
「僕が作ったポッキーゲーム盤だとも!」
バーンと効果音を背負う勢いで、若い私が差し出してきたゲーム盤と称された板。
視認性を高めるためか板には、和風に例えると市松模様に塗り分けられている。シックなアイボリーと、彩度の低い焦げ茶色だ。その約3㎝角の色の真ん中には3㎜ほどの直径で縦に8個、横に8個の穴が……うん、ポッキーを立てるのにちょうどいい穴ダネ!
「で、自分の色のマス目を決めたら自分の色のポッキーをその色の場所、手前3列に立てる」
「交互にポッキーを斜めに動かして、相手のポッキーを飛び越えたらそれを取れる、と」
Suo_0129
PROGRESS支部「虚ろなる王たちのサボタージュ」の続編的なものになるはず。そのうち若モリとあしやが殺し合うことになる話の冒頭「というわけで、つき合いたまえマスター君」
「まず、『というわけで』の前を丁寧に説明して」
日替わりA定食に舌鼓を打っていた立香は、断りもなく向かいの椅子に座って説明を9割はぶいた青年に、キレのあるツッコミを入れた。
♢
「これは失礼。私の頭の中では完結事項だったのでね。しかし、君には改めて説明が必要だった」
「そうなんですよ。で、何があったの」
すぐに冷静さを取り戻した立香は、ブリの照り焼きに箸を入れながら先を促した。
青年ことモリアーティは、肩を軽くすくめた。
「さすがは数多のサーヴァントを従えるマスターだ。話が早くて助かるよ。事の始まりとしては、私が悪人同好会の入会テストを受けることになったんだ」
2205「まず、『というわけで』の前を丁寧に説明して」
日替わりA定食に舌鼓を打っていた立香は、断りもなく向かいの椅子に座って説明を9割はぶいた青年に、キレのあるツッコミを入れた。
♢
「これは失礼。私の頭の中では完結事項だったのでね。しかし、君には改めて説明が必要だった」
「そうなんですよ。で、何があったの」
すぐに冷静さを取り戻した立香は、ブリの照り焼きに箸を入れながら先を促した。
青年ことモリアーティは、肩を軽くすくめた。
「さすがは数多のサーヴァントを従えるマスターだ。話が早くて助かるよ。事の始まりとしては、私が悪人同好会の入会テストを受けることになったんだ」
朱里すみは
DOODLEモリアーティの青年VerとアラフィフVerを並べて描いてみたかった。ここに載せなかったFGOのラクガキや他ジャンルの絵はFANBOXでまとめて紹介してます
https://mutukami-amatuhi.fanbox.cc/posts/4450007