Akira_s4
DONEこちらはにゃんにゃんにゃんの日のディミレスちゃんです。離れて暮らす二人がちょっとした浮気疑惑に一悶着するお話。嫉妬陛下が盛大な勘違いで街道を爆走してのりこめーする話です。その疑惑に王は雪解けの道を駆ける ――新しい家族が増えました。君も会いに来てね。
そんな一文で締めくくられた手紙がディミトリのもとに届いたのは、ようやくフェルディア周辺の雪が緩み始めた頃だった。
厳冬期のファーガスは、人もものも行き来が難しくなる。伝書ふくろうの翼に雪は関係ないが、吹雪になれば空さえ往くのは困難だ。必然、人々は家にこもり町や村は雪に閉ざされてしまう。それは王都フェルディアも同様で、なかなか伝書ふくろうも飛ばせない中、国王ディミトリはガルグ=マクで過ごす妻ベレスを恋しく思いながら雪が緩むのを待ち続けていた。
そうしてようやく吹雪が止み、空が冴えた青色から柔らかな春の色に変わるのを実感出来た頃。春の訪れを継げるようにガルグ=マクからやってきたふくろうがベレスからの手紙を届けてきた。
9499そんな一文で締めくくられた手紙がディミトリのもとに届いたのは、ようやくフェルディア周辺の雪が緩み始めた頃だった。
厳冬期のファーガスは、人もものも行き来が難しくなる。伝書ふくろうの翼に雪は関係ないが、吹雪になれば空さえ往くのは困難だ。必然、人々は家にこもり町や村は雪に閉ざされてしまう。それは王都フェルディアも同様で、なかなか伝書ふくろうも飛ばせない中、国王ディミトリはガルグ=マクで過ごす妻ベレスを恋しく思いながら雪が緩むのを待ち続けていた。
そうしてようやく吹雪が止み、空が冴えた青色から柔らかな春の色に変わるのを実感出来た頃。春の訪れを継げるようにガルグ=マクからやってきたふくろうがベレスからの手紙を届けてきた。
おナス田ポン之介
DONE【いとしさ、恋しさ】変わっていく仲間と変わらない自分。
帝国歴1187年、戦争が終わってから2年後の12月。去年の誕生日漫画から1年後の話。王国での舞踏会とフェルディアの海。いまだ支援Sならず。 17
隅幸(すみゆき)
DOODLE時々古傷が疼くディミトリ(っていう妄想)。ベレス先生の手はディミトリにとっての救いだよ…(まだ言ってる)(お誕生日絵では無いけどお誕生日(12月20日)おめでとうディミトリ!!!)
隅幸(すみゆき)
DOODLEディミトリとアロイスさんの支援会話を見た結果の妄想。ディミトリが冗談を言い出したら周りはきっとビックリするだろうしディミトリが上手に冗談(ダジャレ)を使いこなしている姿が想像出来ない(ひどい)でもベレス先生はきっと笑ってくれる。はず。 2
かくに
PASTネームを描かずにペン入れ開始という暴挙に出たせいで後半矛盾が発生してしまい、途中でストップしてたディミレス現パロ本の原稿です。描いてたのも去年なので絵柄も色々とアレなんですが、もったいない精神でアップします…!
細かいことは気にせず読んでね〜。 8
mogichan_4mogi
MAIKING記憶喪失になった大司教レス先生と、ディミトリの話。ディミレスの子供が出るので注意。はじめまして、愛しています ――視界が白く霞む。何も見えない中で、大切なものが零れ落ちていく感覚があった。
「うっ…」
「ベレス!目が覚めたのか!!」
「母上!」
目が覚めると天蓋付きの寝台が目に入る。その傍らで眼帯をつけた金髪碧眼の男と、男によく似た少年が泣きそうな目で自分を見つめていた。
「良かった…お前が無事で……」
「母上…母上……」
「ははうえ…?」
状況を理解したベレスは困惑する。枕に落ちた髪の毛を見て、自分はこんな髪の色をしていただろうかと。子供を産んだ覚えもなければ、結婚した覚えもない。
「父上、すぐにお医者様の手配を。それからセテス殿にお伝えしてきます」
「ああ、頼んだ。くれぐれも弟妹たちには悟られないようにな」
「はい!」
4257「うっ…」
「ベレス!目が覚めたのか!!」
「母上!」
目が覚めると天蓋付きの寝台が目に入る。その傍らで眼帯をつけた金髪碧眼の男と、男によく似た少年が泣きそうな目で自分を見つめていた。
「良かった…お前が無事で……」
「母上…母上……」
「ははうえ…?」
状況を理解したベレスは困惑する。枕に落ちた髪の毛を見て、自分はこんな髪の色をしていただろうかと。子供を産んだ覚えもなければ、結婚した覚えもない。
「父上、すぐにお医者様の手配を。それからセテス殿にお伝えしてきます」
「ああ、頼んだ。くれぐれも弟妹たちには悟られないようにな」
「はい!」