01act_rs
PROGRESS新刊?予定の父水小説冒頭部分です。転生後、毎日見た目が変化してしまう不思議な呪いにかかってしまった水木の話。暗いです。まだ父出てこない。
毎日見た目が変わるという設定はビューティー・インサイドという映画からお借りしています。
その日、俺は文字通り「飛び起きた」。こんなに何かに急かされるように起きるのは初めてのことだった。サンタクロースがやってくる朝だって、テストの日だって高校受験の合格発表の日だって、こんな風に起きたことはない。何だかとんでもなく不吉な夢を見た気がするのだが、起きてしまえばあるのは嫌な感覚だけで、夢の手がかりすら掴めそうもなかった。はあ、はあ、と息を吐く。肩が激しく上下する。汗でぴったりとパジャマが張り付いていて気持ち悪い。はあ、と大きくため息をついて顔を覆って…違和感。
なんだかいつもと違う。例えば、顔を覆ったときに指が触れる位置。例えば、肌のざらつき。髪の硬さ。自分がこれまで所持していたものと全く違う荷物を今、抱えている。恐る恐る顔を覆う手を外し、両手を見た。
3616なんだかいつもと違う。例えば、顔を覆ったときに指が触れる位置。例えば、肌のざらつき。髪の硬さ。自分がこれまで所持していたものと全く違う荷物を今、抱えている。恐る恐る顔を覆う手を外し、両手を見た。
krni_sgr04
PROGRESS💧木の秘めた想いとそれを暴きたいゲゲろの話(の予定)(なんか今喧嘩始まりそうでちょっと待って欲しいってなってる←)👹チョロっと出るけどまじでチョロっとです、ごめんな。
この想いは、墓場の底まで持ってくつもりだったのです。
何てったってアイツには愛する妻も、愛しい倅もいたのですから。
まともな愛なんてモノが解らない俺には、小さな身体になったアイツの代わりに、愛しい倅を守り育ててやることぐらいなもんで、こいつらと共に生活出来る今が、充分すぎるくらい、身に余ってしまうくらいに幸せなんです。
ただ、俺もいっぱしの男です。時たま我慢ならんくなって、人肌を求めてしまうときがあるのです。
かといって他人とどうこう何て言う余裕もなく、そんな時はここぞとばかりに仕事を抱え込むか、限界以上に酒を飲むしかありません。周りに心配かけてるのは薄々気づいてはいますが、俺にとっては身体が壊れること以上にこの抱えてる想いが溢れ出してしまうことのが我慢ならんのです。
408何てったってアイツには愛する妻も、愛しい倅もいたのですから。
まともな愛なんてモノが解らない俺には、小さな身体になったアイツの代わりに、愛しい倅を守り育ててやることぐらいなもんで、こいつらと共に生活出来る今が、充分すぎるくらい、身に余ってしまうくらいに幸せなんです。
ただ、俺もいっぱしの男です。時たま我慢ならんくなって、人肌を求めてしまうときがあるのです。
かといって他人とどうこう何て言う余裕もなく、そんな時はここぞとばかりに仕事を抱え込むか、限界以上に酒を飲むしかありません。周りに心配かけてるのは薄々気づいてはいますが、俺にとっては身体が壊れること以上にこの抱えてる想いが溢れ出してしまうことのが我慢ならんのです。
wolflock7
DOODLEバレンタインの父水👁️💧水木が素直な気持ちを伝えられる日だよ!!
一粒だけなら食べさせてくれるかもね…。
💧「好きなやつにチョコをくれてやる日だってよ!」
👁️「好っっっっっ!!!???!?」
madobe_rakugaki
DOODLE【2/18追記】一部修正。最後にらくがき一枚。哀れでお似合いの2人
※両片思いハッピーエンド軸だけどオチがないまま終わる父水
感想メッセージ→https://marshmallow-qa.com/7dztlvcu0o01flz?t=luI7IR&utm_medium=url_text&utm_source=promotion 10
aiiro_oblate
MOURNINGポイピクが使えるかを含めたテスト。いつ発行できるか分からない父水小説「水神遊戯」でボツになりそうなワンシーン。
もしかしたら本文のどこかに返り咲ける......かも?
水神遊戯(没?)「ん? 鬼太郎じゃないか」
「お義父さん」
地方への出張中で赴いた村で目当ての家に挨拶をした帰り道。
見慣れた小さな後ろ姿につい声をかけていた。
さらりとした赤茶色の髪を揺らしながら振り向いた子どもは、一見無表情に見えがちな顔を僅かに綻ばせて笑う。
その顔を養父として嬉しく思う反面、無意識のうちに父親の面影を探そうとしている自分に嫌気がさす。
鬼太郎の父――ゲゲ郎。
因習に塗れた哭倉村で出会った掛け替えのない幽霊族の相棒。
共に村の秘密とそれに連なる悲劇を目にした。
全ては悍ましい欲に憑りつかれた龍賀一族、いや……人間という生き物の欲の果てか。
尽きることなく増え続ける狂骨とその元となる怨念は当然の結果であり、それでこの国が滅びるというのなら好きにやらせておけばいい。
4028「お義父さん」
地方への出張中で赴いた村で目当ての家に挨拶をした帰り道。
見慣れた小さな後ろ姿につい声をかけていた。
さらりとした赤茶色の髪を揺らしながら振り向いた子どもは、一見無表情に見えがちな顔を僅かに綻ばせて笑う。
その顔を養父として嬉しく思う反面、無意識のうちに父親の面影を探そうとしている自分に嫌気がさす。
鬼太郎の父――ゲゲ郎。
因習に塗れた哭倉村で出会った掛け替えのない幽霊族の相棒。
共に村の秘密とそれに連なる悲劇を目にした。
全ては悍ましい欲に憑りつかれた龍賀一族、いや……人間という生き物の欲の果てか。
尽きることなく増え続ける狂骨とその元となる怨念は当然の結果であり、それでこの国が滅びるというのなら好きにやらせておけばいい。