『イメージカラー』
紺桔梗(女の子)、今紫(人外。女の子も目はこの色)、柘榴色(人外の目)
『プロフと世界観』
女の子:平凡な女の子。153㎝。誕生日は7月17日。一人称「私」、二人称「君/名前/名前+くん・ちゃん・さん」。趣味は読書/ゲーム/音楽鑑賞。好きな食べ物はチョコミント系のお菓子やアイス。対人関係は「狭く深く」
人外:”見る”事に長けた機械的な種。主にカメラ機器等からの情報収集や狙撃を得意とする。165㎝。誕生日は不明。一人称「俺」、二人称「お前/呼び捨て」。趣味は人間観察。飲食は不可。対人関係は「良くも悪くもフラット」
現代社会と変わりない世界観。ネット上には無数の電子生命体が生息しているが、人間の多くはまだその存在を知らずにいる。存在を知り各々で色んな関係を結ぶ人間も中には居るが、見える人自体がたまにチラホラ?といった程度。
女の子はある日人外と出会い共に過ごす事となる。しかし実は10年ほど前にも二人は出会った事があった。人外はその時から密かにずっと女の子を見守ってきた一方、女の子はその時の記憶が朧気で”思い出の人”と同じ人物だと気付くのはそれから暫く経った頃。
二人は何気ない日常を送る内にお互いをかけがえのない存在と思うようになる。この上なく幸せな日々はずっと続いて欲しいとそれぞれ考え願っていた。
だが、”似た者同士”な割に”根本的には方向性が真逆”な事が災いし最終的には共倒れになってしまう。お互いを想い過ぎた故の破滅。客観的にはどこか後味が悪く、人外的にもやるせない結末となるが、女の子的にはそれもある種理想的で満足しながらその生涯に幕を下ろす。さほど間もなく人外も後を追うようにして潰え二人の物語は終わった。
テーマは【後悔】
『性格』
女の子:いつも薄笑いを浮かべている。ただ人見知りで控えめな態度に垂れ眉なせいで困り笑いに見られがち。よく目を逸らす癖があり、特に人外に対しては顔を隠したがる事も。顔に出やすいのを気にしている
気を許した相手には素の朗らかな一面を見せる。甘えたな割に甘え下手な所があるが人外との距離感は心身共にバグり気味。要するに加減が下手
少女らしい雰囲気を醸しつつもどこか達観した様な節も?特に将来と別れに対する虚しさは人外と過ごす内に一層深まった。そこへ『文字通り何でも受け入れたい(或いは受け入れて欲しい)』と生来の底なしで歪な欲求や内に秘めた破滅願望が複雑に入り混じった結果、≪お互いに壊し壊される≫ことこそを理想としてしまう
一方で「こんな自分と出会わなければ良かったのに」と密かに思う節もあり、転じて≪自分の存在も何もかも一切を忘れて欲しい≫とも切に思う
形はどうあれ何より深く愛してしまったが故に自壊した。
人外:寡黙で言葉足らずで不愛想。常にマスク+鋭い目つきも影響して威圧感を与えがち…な事をやや気にしている
知りたがりで情報に対する蒐集癖がある。種としての性質の他女の子への執着心から自身の能力を用いての監視や、その他様々な情報全般も集めている(※人外なりに配慮?してる。女の子は「常に色々見ているらしい?」程度にしか知らない)。又「(特に)表情が見たい」という理由で女の子の顔を凝視しがち。その際目を合わされると内心嬉しいが、逆に逸らす・隠す等は薄っすら?不満かも
他者の感情の機微に鋭い反面自身の感情にはかなり鈍く表にもあまり出ない。実は『何故彼女に執心しているのか?』すら解っておらず、人外は元々≪それを知る為に≫眺めていた。関係を築いて以降は≪もっと知る為≫と持ち前の蒐集欲、更にはいつからか湧く無自覚な独占欲が段々エスカレートしていき…。(ちなみに女の子と会うつもりは一切なく過去も現在も偶然向こうからな形)
とにかく不器用な奴だが優しく在ろうと、女の子の事を何より大切にしたいと割と受動的に接する。実際普段は視ているだけでほぼ満たされており≪限りなく永く彼女を見ていたい≫が理想
だがヒトと違い寿命が無いせいか”いつか終わり”を考えられない。故に女の子の抱える不安や焦燥と願望を真に理解する事ができない
予期せぬ運命が幸福と破滅を同時に招いた。
二人のイメージは【月と望遠鏡】