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    しんした

    @amz2bk
    主に七灰。
    文字のみです。
    原稿進捗とかただの小ネタ、書き上げられるかわからなさそうなものをあげたりします。

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    しんした

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    5月イベント用
    『灰原先生の恋人』
    生存if20代七灰
    これは全体の2話目『七海術師の恋人』です。
    モブ補助監督視点のお話で、モブが七海・灰原くんそれぞれと関わって人を想う気持ちとか指輪の話とかしてます。
    推敲はしてません。
    ※モブの自我強めです。

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    しんした

    PROGRESS6月七灰原稿進捗。
    生存if七灰が南国の海でウェディングフォトを取るお話。
    冒頭に全てが集約されています。

    ※推敲していないので諸々ご了承ください。
    6月七灰原稿進捗①.





    眩しい太陽。真っ白な砂浜。どこまでも続いていそうなエメラルドグリーンの海。
    その中で満面の笑みを浮かべる、この世界で一番、愛おしい人。
    もし天国なんてものがあるのなら、こんな場所なのかもしれない。
    そんな馬鹿なことを考えてしまうくらい、いま目の前にある光景は美しくて、穏やかで、幸せに満ち溢れていた。
    彼の名前を口にして、こちらを向いた彼の額へ唇を寄せてみる。いつも降りている前髪がふんわりとセットされていて、普段明るい陽の光の下ではあまりお目にかかれないまん丸な額が露わになっていて、なんだか無性にキスをしてみたくなったからだ。
    唇を離していくと、くすぐったそうに大きな傷のある頬を緩ませた彼が背伸びをしてきた。きっと同じことをしようと思ってくれたのだろう。彼の厚意へ従うように、ほんの少し身を屈めてみる。ただ、せっかくなら別のところへキスをしてほしいな、と。そんなささやかな願望が心に浮かび、彼の腰に腕を回して、ぐっ、と力を込めてみた。
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