介抱なんて出来そうにもない深夜の万事屋、新八は窓の外に浮かぶ月を見上げてはあとため息を吐いた。
というのも神楽は先日からそよ姫の家に泊まりに行き、家主である銀時は夕方から酒飲んでくると言いこちらの静止の声も聞かずに家を出てしまった。
鍵を持ってないのだ、新八は。
万事屋はいつも盗まれるものなど何も無いと開け放ってはいるがさすがに返りが深夜になることをわかりきっている家を開けたまま出ていくのもしのびなく最悪朝帰りになる家主を布団を敷いて待っていた。
「もうソファで寝るかなあ…」
もう帰らないだろう今日は、とソファに寝転ぶとタンタンと階段を上る足音と時々踏み外してドタンッと聞こえる音が聞こえる。
「ようやく帰ってきたかあの天パ」
イラァっと青筋を浮かべながら玄関に行くとガラリと開く扉、顔を赤くした酔っぱらいがそこには居た。
「んぅ…あぇ〜?しんぱちぃ、まぁだいたのぉ?」
「…もう帰りますけどね」
言いたいことは全部置いといてイライラする気持ちを抑え荷物を取りに行くと銀時がのしかかってきた。
「ちょ、銀さん!」
「ん〜なぁに?」
「重いです!離れてください!」
「や〜だ」
へへとふにゃふにゃ笑って肩に手を回してきた。
その腑抜けた笑顔にため息をついて抱え直そうとするとはだけたインナーからピンク色が見えた。
「っ!」
もー、なんでちゃんとチャック上まであげないんだこの人はと思いながら無視して抱え直す、がその指が乳首を掠めて銀時はふるりと震えた。
「んぅ」
「あ、す、すみません!」
いや、なんで慌ててんだ自分。男の乳首だぞ、と思いながら布団まで運び寝かそうとしたら足を滑らせて自分まで転けてしまった。
ぼふんっと何かに顔があたる、目を開けてみると真っ白な胸元に顔を埋めていた。
「ん〜しんぱちぃ〜?」
どうしたの〜?と赤い顔で、聖母のような優しい笑顔で胸元に顔を埋める新八の頭を優しく撫でる、一気に顔が赤くなる新八は慌てて起きようとしたがギュッと抱きしめられて横になった。
「ちょ、ぎんさ…」
「あまえんぼなの〜?いっしょにねる〜?」
へへへ、とヘラヘラ笑い胸元にぎゅっと抱きしめられて動けない、目の前にあるピンク色の乳首がなんだかいやらしくて鼻血が出そうになる。
あれ?あ、嘘、なんで反応してんだ僕の僕〜!!!
股間が熱くなって固くなる感覚、いやおかしい、誤反応にも程があるだろぉ!と叫び出したくなる。
いや、銭湯であった時もさ、包帯巻変えたりする時もピンク色だなあとか、女の人みたいでえろいなあとか思ってましたよ?思ってましたけども!と赤くなる顔を銀時の胸に押し付けてグリグリすると髪の毛がこそばゆかったのかふふと銀時が笑う。
「〜っ!」
ちょっとだけ、ちょっとだけだとそのピンク色に手を伸ばして指でくにくにと押してみる。
「んぅ、ぁ…んっ…」
「ぎんさん…?」
この人、まさか、乳首で感じてんのか?
そっと舌先を伸ばしてもう片方の乳首をチロチロと舐めると体をぴくぴくと震わせた。
「ぁっ…ん…あん…ゃ…」
銀色の長い睫毛を震わせその目元を赤くして震える銀時に言い知れぬ感情が芽生えはじめた。
新八は夢中で銀時の乳首を吸いついた、ちゅぱちゅぱと音をたてて吸い片方は親指と人差し指で挟みくりくりとコネ回す。
「あっあっ…はぅ…ゃん、ぁあ!」
びくびくと反応が大きくなる銀時に新八はにやりと笑いカリッと乳首に甘く噛み付いた。
「んぁ!んぅ、はぁ…あぁ、あっ」
カリカリと爪で乳首を引っ掻くとその度に甘い嬌声があがる、どうしよう…可愛い、可愛くて仕方ない。
手のひらで胸をつつみ揉んでみると思った以上に柔らかくて、暖かくて心地がいい。
舌で、指で乳首を愛撫しながら胸を揉んで、股間を銀さんの股間に擦りつけてみると銀さんのモノも勃っていて、お互いの先走りでぬちゃぬちゃになっていたそれは擦り合わせるとぬちぬちといやらしい音を立てた。
「あぁ、んぅ、ふぁ…も、いれてぇ…」
「っ!?」
次第に銀さんは乱れてきて、いつの間にか僕を抱きしめていた腕を離してお尻に指を入れていた。
「はぁ…んぅ…あんっじらさ、ないでぇ…」
切なそうな声をあげてくちくちと音をたてて指を3本も入れて穴を広げていた、いいの?銀さん、入れていいの?
「ふぅ…はぁ…銀さん…」
ぬちぬちと音をたてて銀さんの穴に擦り付ける、上手く入らない
「はやくきてぇ…♡ひじかたぁ…♡」
ぬちゅと音をたてて銀さんは自分でおしりの穴をくぱぁと広げてくれた、やらしいよこの人、淫乱だ。
でも、え?頭が真っ白になる。
土方?え、あの土方さん?真選組副長の?鬼の副長とあんたそんな関係なの?
僕を、酔って勘違いしているの?
あぁ、ダメだ、なんだか無性にイライラして乱暴に広げた穴に突っ込んで、乱暴に揺さぶってしまう。
「あっ♡あっ♡きもちぃ♡きもちぃよぉ♡ひじかたぁ♡♡♡」
「違う、違う…」
ずちゅっぬちゅっといやらしい音と銀さんの甘い嬌声が静かな暗い部屋に響く、違うよ銀さん、僕だよ、なんでわからないの?
銀さんのむちっとした太ももを押し上げて大きく突き上げる。
「んぁぁぁ♡おくぅ♡らめぇぇ♡♡♡♡♡」
銀さんのルビーみたいな赤い目に映るのは僕じゃなくて土方さんなの?抱いてるのは僕なのに、あぁ、胸がズキズキする。
僕、いつの間にか銀さんのこと好きになってたの?
ばちゅんばちゅんと大きく銀さんのお尻に腰を叩きつける、搾り取られそうなほどきゅんきゅんと締め付けてくるナカは名器だ。
気持ちがいい、このままずっとこうしていたい。
土方さん、あんたずるいよ、こんな綺麗でエッチな人を毎晩抱いてるの?
「あ♡あ♡あぁ♡ひじ♡ひじかたぁ♡♡♡きすしてぇ♡♡♡♡」
首に真っ白な腕を巻き付けてきて顔が近づいてくる、薄紅色のぽってりとした唇に僕の薄い唇を重ねると銀さんの舌が侵入してきて、それに応えるために童貞なりに頑張って舌を絡めあわせた、くちゅくちゅと音をたてて、すると銀さんのぽやんとした目が大きく見開かれる。
「ん♡ん♡はぁ♡あ…え…ぁ?」
「ふぅ…はぁ…銀さん…」
「しんぱち?」
やっと気づいたのかよコノヤロウ、膝を肩に乗せて大きく腰を引いて奥まで一気に叩きつける。
「んぁぁぁ!やぁ!らめ!やだ!だめ!しんぱち!とまってぇぇ!!!」
やだやだと首を振り力の入らない手で胸を押してくるが止まれるわけないだろう。
腰を掴んで何度も何度も激しく奥を嬲る。
「あっあっいやぁぁ!やら!んぁ!ひぃ!なんれぇぇ!!!」
ダメ、ダメと胸を叩いて涙を流す銀さん、綺麗だなとぺろりと涙を舐めるとんや!と顔を手で押しのけてくる。
「ばか!なんで!おねが…ああぁそんな!ふかいぃぃ!」
気持ちよさそうにしてるじゃないか、ほらこここんなに泡立ってる、ぐちゅぐちゅいやらしい音たててるよ。
もっと、もっと、土方さんが入ったことないような奥に行きたいと乱暴に腰をふる、奥に、奥に。
「あっあぁぁあぁ!やら!しんぱち!だめだって!ぬいて!ふぁ、もう、やら!ばかぁ!」
「銀さん、気持ちいいです、ねぇ銀さん、好きです」
耳に舌を入れてぴちゃぴちゃと舐めると顔を赤くして、いや!と顔を叩かれる。
「んぅ、も、いっかい、ぬかっなくて…んぁ…いいっ!か、ら…も、おねが…とまってぇ…」
ああ、これ怒ってる…と思って、1番奥に入れたまま腰を止める。
「ね、新八…なんでこんなことなってんの…?」
銀さん、なんかしちゃった?と小首を傾げる、可愛い、むくむくと中で更に大きくなるモノに銀さんはひゃっと声を上げる。
「えっとね、うん…もう、わかった…童貞だもんね、してみたくなっちゃったのかな?…うん、もうここまでしたんだから、好きなだけシていいよ、でもね…終わったら、ちゃんと元の関係に戻ろうね」
よしよしと頭を撫でられて涙が出そうになる、というかでた。
僕は銀さんが好きなのになあ。
伝わらないなあ。
何度も何度も奥をついた、ゆさゆさと揺さぶられて銀さんのBカップくらいの大きさの胸が揺れる、可愛い、乳首にキスをしてチロチロと舐めるとびくびくと反応してくれる。
「あっあっ!んぅ!ぁあ!」
土方さんとシてると勘違いしてた時のような甘い声を出してくれない、甘えた声を出して欲しいな、なんて思いながら銀さんの乳首に吸い付き、銀さんのベタベタになった逸物をくちゅくちゅと抜くと快感を逃がそうとしているのか首を振った。
「あ!あぁ!いや!そこやめ!あん!ぁ、触んなくて、いい!」
その後は結局何度も何度も銀さんの中に、出して、銀さんが気絶するまで抱き潰した。