六年生現代バーテンダーパロ〈六い〉
都内ラグジュアリーホテル内のバー勤務
・潮江文次郎
接客もカクテルの技法(ビルド、ステア、シェイク、ブレンド)もお酒の知識も、全てが一定水準以上の持ち主。とにかく基本がしっかりしている。
特にシェイクの姿勢が堂々としていて凜々しいと評判だが、本人はステアのほうが得意。
実年齢よりも老けて見えるせいでバーの責任者かと客に勘違いされやすいが、特に役職等は持っていない。
・立花仙蔵
優雅なステア姿が人気で多数の女性ファンが付いているが、本人はシェイクのほうが得意。
格式あるバーで腕を振えることにやりがいは感じているが、たまにはとんでもないアレンジのカクテルや、火を使う派手なカクテルを作りたいなと思ったりする。
カクテルだけでなく、ワインにも詳しい。
※職場の妄想※
高級ホテルなので、客層がいい。
そういう所でそつなくきっちり仕事する二人が見たい。
客の要望にしっかり応えるし、海外からのお客様にも二人とも多言語で対応できる。
営業時間は17:30~24:00
ユニフォームは正統派の白のバーコート+ネクタイでビシッと決めてほしい。い組に絶対似合う。
※文仙※
お付き合いはしてる。が、職場の同僚達には関係を黙っている。ろ組とは組は知ってる。
退勤後、翌日の休みが被ったりした時はどちらかの家に一緒に帰って、帰宅途中に寄ったコンビニの新作缶酎ハイの飲み比べをしたり、カクテルを作り合って飲んで欲しい。
〈六ろ〉
繁華街の雑居ビル内に入っているフレアバー
・七松小平太
ダイナミックなフレアバーテンディングで人気のフレアバーテンダー。
酒瓶を軽々とジャグリングする男。
細かいことは気にしないでカクテルを作っているようで、レシピの分量は意外ときっちりしている。
自分で飲む分の酒は雑に作る。
時々適当な材料でなぜか美味いカクテルを作り出すが、本当に適当に作ったためレシピ再現ができず幻の味になったものがたくさんある。
・中在家長次
メインはフード担当。普段は大体カウンター奥の厨房に引っ込んでいる。
長次の作る料理やスイーツを目当てに来店する客も多い。
極稀にフレアバーテンディングのパフォーマンスもする。その時は「まるで縄でつないでいるかのよう」な不思議な軌道でシェイカーやボトルを操る。
スイーツとカクテルのペアリングを考えるのが好き。
※職場の妄想※
バーは二人で共同経営している。
長次のスイーツ目当ての女性客を狙って、ナンパ目的で来店する男もいるが、奥の厨房から長次が腕まくりをしながら現れるとすぐ大人しくなるか逃げていくので、女性客も安心のできる店として評判が良い。
営業時間は18:00~3:00くらい。
ユニフォームは開店した時にワイシャツ+黒パンツ+ベストの3点セットを仕事着として購入はしたが、厳密には決まってないので気分によっては小平太はTシャツでも平気でカウンターに立つ。
逆に長次はほぼ毎回上記3点セットにエプロン姿。
※こへ長※
がっつりお付き合いしている。同棲もしていて、出勤も大体一緒。
おおっぴらにはイチャつかないが、関係を隠してもいないので二人の関係を知ってる客もそれなりにいる。
い組やは組からは「そんな四六時中一緒で飽きないのか」と言われるが、本人達は「飽きるとは…?」と首を傾げている。
〈六は〉
住宅街そばの裏通りにあるカフェ&バー
・食満留三郎
手先の器用さを活かした氷やフルーツのカットが得意。
材料や手数が多いような、いわゆるめんどくさいカクテルを頼まれると俄然やる気を出すタイプ。
昼のカフェ営業では給仕をメインにしている。
店の修繕も率先してやってくれる。
・善法寺伊作
見たことのないような薬草の入った漬け込み酒を出してきたり、「このウィスキーのボトルは老人のしわしわの睾丸をモデルにしていて…」と酒に関するカストリビアを突然披露してきたりするマスター。
お酒が苦手な人でも飲んでいる気分を楽しめるように、お酒が好きな人もあまり呑みすぎないように、とモクテル(ノンアルコールカクテル)をよくおすすめする。
※職場の妄想※
店長は伊作。二階建ての住宅兼店舗で、二階の住居スペースに伊作は一人暮らし。
留三郎は近所の自宅から通ってる。
親が遺した店を伊作が継いだものの、様々な不運が重なり速攻で経営が傾いたので、見かねた留三郎が手伝うようになった。
どちらかと言えば地元民向けで常連客が多いけれど、一見さんも入りやすいのでバーマニアからは良い店だと評価されている。
月一で子ども食堂を開いていて、その日はい組とろ組の4人も手伝ってくれる。
営業時間は昼は11:00~14:00、夜は18:00~23::00
ユニフォームは白シャツ+蝶ネクタイ+エプロンのカフェ寄りスタイルが良い。
※留伊※
付き合っていない。両片想い。
幼馴染みが長く続いてしまったため、告白して関係が変わるのを怖がって一歩踏み出せない伊作と、伊作の気持ちをなんとなく察していて、踏み出してきてくれるのを待っている留三郎。
い組とろ組は二人の両片想いに気付いてて「はよくっつけ」と思いつつ、生暖かく見守っている。
ユニフォーム姿、絵で表現できないのがもどかしい。絶対全員似合うし格好良いと思うよ!
年齢的には、全員25、6くらいで考えてる。室町時代の記憶が残ってても良い。
新人バーテンダーの田村と綾部の教育係になるい組とか、ろ組のとこでたまにアルバイトしてるきりちゃんとか、は組の店の常連になってる雑渡さんとか、そういう妄想も止まらないな~