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    クリテメ短文、羊の日なんで書きました!今日って羊の日らしいですねぇー!クリテメェーーーー!!🐏👁

    #クリテメ
    critémé

    子羊の日クリックとテメノスが隣同士寄り添いながら酒場で楽しく時間を過ごしていると、ふとテメノスが何かを思いついたように話しかけた。
    「そういえば、クリックくん。今日は何の日か分かりますか?」
    何だか楽しそうな笑顔で僕の恋人はこちらを見ている。こういう時は決まって禄でもないことを考えている。
    「…誰かの誕生日でしょうか?」
    「いいえ、今日は羊の日らしいですよ」
    「だ、だからってなんで僕を見るんですか!僕は子羊じゃありません!」
    「おや?まだ何も言ってませんが、子羊くん?」
    「う…。ぼ、僕は貴方の…騎士…がいいです…」
    クリックの言葉尻がややすぼまり小さくなる。大型犬が寂しそうに拗ねたような姿をニヤニヤとテメノスは笑いながら楽しそうにしている。何だかんだでいつもこの人のペースに乗せられてしまう自分が歯痒い。
    「ふふ…思った通りの可愛らしい反応ありがとう、私の子羊くん?」
    そして、1つ何かを含んだような笑みを浮かべながらグラスを持っていた手でクリックの頬をスリ、と撫でた。酒場の熱気で結露していたグラスは、テメノスの手を濡らしていたようでクリックの頬も僅かに濡らす。その手つきと湿度にクリックはクラクラしてしまう。酒がまわったのだろうか?
    「さて、クリックくん」
    テメノスはクリックを手招きした。まるで極上の内緒話を披露するかのような笑顔を浮かべている。
    「は…い、テメノスさん」
    クリックの声が上擦った。テメノスから紡がれる次の言葉がなんなのか少し期待してしまう自分がいる。テメノスはそっと手を口にあて、小声でクリックへと囁いた。
    「子羊くんのミルクを堪能したいんですが…ふふ、何処に行けばいいんですかね?」

    その後、子羊が狼になったのは言うまでも無い。


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    stickey_game

    DONEロイテメ、思いつきで書いちゃいました😘チャーチスモッグ(透け透けインナー)テメとイチャイチャするロイです💕❤💕
    (SUKEBEはしてないので一応全年齢です💕)
    揺蕩う劣情 ロイは一瞬、眼の前の光景に我が目を疑った。
     森の妖精か、あるいは泉に住む女神の水浴びを目撃してしまったのかと本気で思ってしまった。
     森深くにある小さな泉。そこに白い素肌にチャーチスモッグのみという格好でテメノスが静かに水面に浮いていた。小さな泉の水面にはふわりふわりと半透明の布が伸びやかに揺蕩っている。濡れたチャーチスモッグを自由に泳がせながら、気持ちよさそうにテメノスは泉をゆったりと漂っていた。
    (……まるで高尚な画家の描く絵画のようだ)
     泉へ注がれる柔らかな日光を纏いながら優雅に漂うテメノスの姿に、ロイは思わず感嘆のため息をつく。自分の愛する恋人はこんなにも美しかったのか、と魅入られてしまう。普段から「綺麗だ」「可愛い」と幾度も思いテメノスへと数え切れないほど伝えていたが、今のテメノスはそんな言葉さえも飲み込んでしまうくらい清らかで神秘的な美しさに包まれていた。ほんのりと冷たい水の心地よさを全身で感じながらふわり、ふわりと揺蕩うテメノスの姿にロイは静かに焦がれていく。
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