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    yun357

    @yun357のワンクッション置き場。

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    yun357

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    お題「休暇」「初めて」
    #ksbr_60min
    少しだけ南側の土地で休暇を過ごすキスブラの話。

    *キースが他言語をを少しだけ喋ります。

    卵料理と知らない彼と。「Quisiera unos huevos y café, por favor.」

    猫が喉の奥で鳴くような聞き慣れたはずのキースの声が、知らない音で話すのに驚いて、思わず目を向けた。

    「¿dos」
    「Sí.」

    無愛想に見える年老いた店の主人と、たったそれだけ言葉を交わすと、コーヒーカップを二つ持って俺の居るテーブルに戻ってきた。

    「…スペイン語か。」
    「んー…まあな。」
    「……話せたのか。」
    「少しだけな。」
    「…そうか。」

    この男とはもうそこそこ長い付き合いになるが、そんな話は聞いた事がなかったな。とほんの少し苦々しい気持ちでコーヒーに口をつけた。

    「…初めて聞いた。」
    「あー…まぁ。普段は必要ねぇし。」
    「…どこで?」
    「……まぁ、いいだろ。別に。」

    せっかくの休暇なんだし、あんま気にすんなよ。と運ばれてきた卵料理に視線を移した。

    「お、美味そうだな。適当に選んだ店にしちゃ上出来だ。」
    「…そうか。」

    はぐらかされたな。掘られたくない過去の話なんだろうとあたりはつく。綺麗な色をしたスクランブルエッグを口に運ぶ。
    「…うまいな。」.
    卵の焼き加減も、塩加減も丁度良い。思っていたより、良い朝食に身体が満たされる。

    「¿es tu amante」

    カウンターに代金を置きに行ったキースが、そう店主から声をかけられていた。
    複雑な顔で戻ってくるなり、行こうぜ、ブラッド。と急かされて席を立つ。

    店を後にして、少し歩けば海岸に出る。
    朝の陽を浴びた海は、金色に輝いていた。

    今ここに居るのは少しばかりのバカンスだ。短期の休みは取れたが日本旅行が出来るほどは取れなかった。せめて少しだけ二人で遠出をしたい、と提案したのはキースからだった。
    ニューミリオンから少し離れた見知らぬ土地。暑くて、乾いた空気は不思議と心地が良かった。

    「よかったろ。ここで。まあ、ホテルは安宿だけど。」
    「…そうだな。お前について初めて知れた事もあった。」
    「いや、あれは…別に…」
    「恋人か?と聞かれていたな?」

    そうだ、と言えば良かったのに。と笑ってやると、キースは不満そうに口を尖らせた。

    いーんだよ、そう言うのは。といいながら、素足で波を遊ばせる。
    相変わらず、そう言うところが不器用だな。いつまで経っても。

    「…あ、そういやさっきのオヤジが、昼頃から街の広場でfiestaがあるって言ってたな。のぞいてみるか?」
    「ああ。そうだな。」

    楽しみだ。
    と少しだけ歩を早め、俺はキースの手を繋いだ。
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    Umemiya

    MEMO🔪❤️ サドtop×🔪に心酔してる恭しい鬼bottomの妄想。解釈グダグダ注意
    🔪❤️ekiはただの人間だけどドtop energyと飴鞭でvoxを振り回す。voxは惚れた弱みの擬人化。すっごいプレイを要求されても全然答えられるつよつよ受け。どちらも経験豊富。身長も年齢も身体能力でもvoxには敵わないけどekiのほうが精神的に強いと良いな。いきいき生きるタイプってよりかは「しぶとい」の方。ちっとやそっとじゃくたばらないekiにどこか救われてるvox

    ここまで書いたけどekiが人並みに脆くても良い。プレイで散々ekiに虐められるくせに、普段の生活では甲斐甲斐しく尽くすvox(心酔からってのもあるけどekiが儚く見える&恋人云々以前に大切な人間として守りたい) ekiとしては俺も成人男性だしそんなヤワじゃねえよ…と思いつつもvoxを侍らせるのはそんなに悪い気はしないとかだったら良い。でもvoxの過保護を徹底的に振り払うeki様も見たい。可能性無限大cp。その場合、奉仕を断られて子犬みたいにしゅん…ってするvoxにこっそり愉悦を覚えるeki様でも良い。voxはそれに気付いてない。voxは、無下にされても自分がekiに尽くす行動自体に意味があると考えそうだけど、稀に寂しくなって激し目に求めちゃったり、寝てる(とvoxが思ってるだけで本当は起きている) ekiの手を借りて自分の頭に擦り付けたりする。
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